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HUAWEI WATCH GT 5 と GT 4 との違い
HUAWEI WATCH GT 5 が発売されましたが、HUAWEI WATCH GT 4 も併売されています。(2024年11月8日時点)
全モデルとなり 少し割引されている HUAWEI WATCH GT 4 も魅力的です。
もちろん HUAWEI WATCH GT 4 も機能性が高く魅力あるウォッチですし、HUAWEI WATCH GT 5 と見比べてもあまり変化がないとも思われるかもしれません。
ここでは HUAWEI WATCH GT 4 と HUAWEI WATCH GT 5 の違いを紹介していきます!
※簡易的に HUAWEI WATCH GT 5 を GT5、HUAWEI WATCH GT 4 を GT4 と表記します。
※ここで取り上げる内容が差分の全てではありません。ご了承ください。
デザイン(外観)・サイズ が異なる
パッと見ただけでは違いの分かりにくい GT5 と GT4 ですが、詳細に見ていくとデザインも変わっています。
シルバーのケースだとわかりやすいのでが、文字盤の周囲のベゼル部分が GT5 の場合には8角形になっています。
このデザイン結構好きです!
同じシルバーケースで比較しても、前モデルよりも高級感が増したと感じました!

サイズについては HUAWEI WATCH GT 4 と GT 5 とで若干の差があります。(仕様上の数値で比較)
HUAWEI WATCH GT 4 | HUAWEI WATCH GT 5 | |
サイズ | 約46 mm × 約46 mm × 約10.9 mm | 約45.8 mm × 約45.8 mm × 約10.7 mm |
重量 | 約48 g(ストラップ含まず) | 約48 g(ベルト含まず) |
数値としては 約 0.2mm の違いがありますが、実物を見てもなかなか気づけない範囲の違いです。気にする必要はないでしょう。


GT 5 でバッテリー持ちが向上!
HUAWEI WATCH GT 5 では、ほぼ同じサイズ・重量をキープしつつ、ヘビーユース・常時点灯機能使用時のバッテリー持続時間が向上しています。
HUAWEI WATCH GT 4 46mm | HUAWEI WATCH GT 5 46mm | |
通常使用 | 約14日間 | 約14日間 |
ヘビーユース | 約8日間 | 約9日間 |
常時点灯機能使用 | 約4日間 | 約5日間 |
最近、常時点灯を使う時も増えてきたため、この日数増加はありがたい!!
IP69K対応、ダウンロード速度改善(iOS時)
IP69K に対応
HUAWEI WATCH GT 5 では耐温水性の規格であるIP69K(ISO 20653:2023) にも対応しました。80℃の温水による防水に対応しているためより安心して使うことができます。
ダウンロード速度の改善(iOS時)
HUAWEI WATCH GT 5 では、ゴルフコースマップのダウンロード時間が改善されています。
同期が開始(0%表示)からダウンロード完了(100%)までの時間が 7.68秒でした(川崎リバーサイドゴルフ場 1コース分をiPhoneから同期転送。接続時間を除く)
この程度の時間であれば、実用的ですね!
なお、HUAWEI WATCH GT 4 においては、6分33秒 もかかりました。
WiFiへの切り替えなどシステム的な難易度は高そうなため、この部分はアップデートでも対応しない可能性が高そうですね。(GT 4 における今後のアップデート方針については特にアナウンスされていません)
iPhone をご利用でゴルフ機能を使いたいという方には HUAWEI WATCH GT 5 の方が断然オススメで快適です!
GPS精度の向上
特徴のところでも紹介したのですが、今回の HUAWEI WATCH GT 5 では「ヒマワリ型アンテナ」とインテリジェントなアルゴリズムにより常に衛星の方向を自動で認識し、信号を最適な状態に調整。これにより前モデル(GT4 と比較し HUAWEI WATCH GT 5 ではGPSの精度が約20%以上向上しているそうです!
通常の衛星からの信号を捕捉しやすい状態(姿勢)以外の精度があがっていると理解しました。さまざまなワークアウトでのGPS精度が向上はアスリートにとっては重要なアップデートです。
また今回対応されたダウンロードマップにおける現在位置も正確に表示されることが期待できます!
(実際に歩いてみると、スマホの電源をオフしていても地図上の位置はなかなか正確でした!)
ユーザーインターフェース(画面デザイン)
細かなところですが HUAWEI WATCH GT 5 ではメニュー画面のデザインが更新され、とてもわかりやすく改善されています。
下の写真は同じ屋内ウォーキングの開始画面です。 左 は GT4、右がGT5 です。

HUAWEI WATCH GT 5 の方が見やすく、操作しやすいデザインになっています!
メニュー項目の追加・変更
ウォッチに搭載されている内容(機能・メニュー項目)について HUAWEI WATCH GT 5 と GT 4 とを比較しました。
その結果、以下の違いがあることがわかりました。(細かな差異は紹介していません。ここで紹介した内容が全てとは限りません)
比較条件:ウォッチを初期化後に iPhone とペアリングして比較確認しました
【追加された項目】
- ワークアウト:[ルートアート]
- ボディメイカー:今日の摂取量画面に[クイック追加]を追加
- [情緒]
- [電卓]
- サウンドとバイブレーション:[アラームの音量]
- PIN:[PIN認証]
- [オフラインマップ]
- システムと更新:[入力方法]
【変更された項目】
- ワークアウト:[キックシャトル]→[シャトルコック] に変更
【削除された項目】
- [ストレス]
HUAWEI WATCH GT 5 では 上記の通り項目が追加されていました。
[ルートアート]については執筆時点で動作が確認できていません。(スマホ側のアプリ上で見つけることができず)

ボディメイカーにウォッチ上で摂取カロリーを簡単に記録できる[クイック追加]が追加されました!スマホアプリを開かずにサッと摂取カロリーを記録でき、現在のカロリー損益をすぐに確認できるため非常に便利ですね!



GT4 に存在した[ストレス] が削除され HUAWEI WATCH GT 5 では [情緒] が追加されています。通ずるモノがあるため、[ストレス]が[情緒]に進化したと考えてもよさそうです。
自分の気分(情緒)を客観的に判断してくれるため非常に新鮮です!

そして今回は[電卓]機能が追加されました!
スーパーなどでのお買い物中にいくらになったかの足し算などがウォッチ上できるため便利です。
GT 4 の時には、Android端末とペアリングしてアプリ追加をおこない電卓を使用していました。
電卓機能はマジでうれしい!

サウンドとバイブレーションの設定に[アラームの音量]の項目が追加されました。アラーム音だけは音量を大きめにしたいなどの要望に応えたのでしょう!
設定内容に [オフラインマップ]や[入力方法]といった項目も追加されました。

それぞれワークアウト時のダウンロードマップの管理、日本語(フルまたはグリッド)・英語でのキーボードレイアウトの選択が可能です。
キーボードは主としてAndroidデバイスとの接続時のメッセージ返信に使うため、iOSユーザーはあまり恩恵がありません。
このようにニューモデルとしてソフトウェア機能においてもかなり変化が見られます!
GT4 のデザインじゃないと!という譲れないポイントや、価格面でGT4がとても安く買える!ということでない限り HUAWEI WATCH GT 5 を選択するべきです。
続いては、HUAWEI WATCH GT 5 を実際に使ってみた感想、そしておすすめの購入方法などの紹介です!