新海誠監督の映画「君の名は。」(YOUR NAME.)を観てきました。この記事では映画「君の名は。」に関する、ちょっとした感想、平日でも混雑でチケットが取りづらかった話、そして109シネマズ二子玉川のシアター3の座席について紹介します。新海誠監督の「君の名は。」については、連日TVなどでも紹介が続いている上、口コミでもかなり評判がいいですね。僕個人としてもどっぷりとハマったので紹介していきます!
目次
連日のTVを始めとするメディア露出で大ヒット。実際に観ても面白かった!
作品自体も面白いのですが、メディアへの露出が無茶苦茶多いです。新海誠監督には「ポスト宮崎駿」という枕詞がついてしまい、期待せざるをえない状況です。
TVでも大ヒット!大ヒット!と言われ気になるし、RADWIMPSによる音楽もキャッチーで調子がいいですよね!そして、新聞、雑誌にも新海監督のインタビューなどが多数掲載されています。
男女が入れ替わるといえば、まぁ古い人間であれば大林宣彦監督の「転校生」(おれがおまえであいつがおれで)をついつい連想してしまうテーマですが・・・。実際に作品を観ていくと、その事自体は全体の30%程度のウエイトでしょうか。
「感想」と「こんな方にオススメ」の情報
感想としては「面白かった!もう一度観に行きたいなぁ・・!」です。
上映終了後もみなさん満足したようで「途中ちょーやばかった〜」(女性)、「後三回は観に来よう」(男性)、誰かに電話しながら「いやー観るの2回目なんだけどさぁ」(男性)、無言で隣の男性にギュッとする女性・・など。
誰が見ても楽しめると思いますが、とにかく若いカップルの方にはオススメですね。小学生以下のお子さんには、・・・どちらかと言うとまだ見せなくてもいいかな?
アニメでのタイムラプス表現で泣ける。
個人的な注目点としては、アニメーションでのタイムラプス撮影の再現でした。タイムラプスといえばコマ撮りをつなぎ合わせて動画にした映像ですが、これを元からコマ撮りであるアニメーションで再現する!という・・。
この映像がすごく良く出来ていて、見ていると涙が出てしまいそうでした。
コマ撮りで、グワーッと動く映像。ホントよかったな。(いや、だからアニメは全編コマ撮りなのだけど)
他にも描写がとてもキレイでした。光と影、そして空や水、木、建造物など、とにかく描写がきれいです。過去の新海監督作品でも拘られていた表現ではあるのですが、それの完成系だと思いました。
室内でキラキラ光るホコリ・・。スゲェなぁ・・。
そして「引き戸」の表現。住宅事情や文化の影響で日本では引き戸が多いわけですが、これを映像のリズムとして使ってしまう。この引き戸って、「ガラッ」「ヒロシ!ご飯よ!」のイメージで・・考えてみるとホント日本の文化ですよね。オモシロイ!
新海監督が映像の表現を考えた時に、何mm位のレンズでの撮影を意識しているのかな・・?帰りに見上げた夜空。映画の中での空は、まさに人の目から見える範囲での広さをスクリーンに映し出しているような気がします。
とにかくチケットが取れない!
前述の通り、メディアでの露出に加えて、面白いという口コミによってチケット売れまくりです!
僕は、土日を避けて平日に行きました。9月2日(金曜日)です。それでも売り切れ続出でした!夜8時25分からの最終上映すら売り切れとは・・!(ホントに満席でした)
「君の名は。」の人気はすごい!上映されているシアター3は109シネマズ二子玉川の中で最も席数の多いシアターです。これを売り切るとは・・。僕も何とか手に入れた席が M-2 でした。(後で説明します)
ちなみに、9月3日(土曜日)のチケット状況は、初回以外は売り切れ!ソールドアウトです!この人気は数週間は続きそうですね。
これは、もう観るのも大変な状況です・・。(劇場によって状況は異なると思いますが・・)
人気作は株主優待で観るな!
特に僕の場合には、東急レクリエーションの株主優待で観ることに拘ってしまいました。
株主優待はネットでの予約が出来ない為、チケット確保が不利です。劇場に行かないとチケットが購入できないので、現地に着くまでにどんどん席が無くなっていくのです。
人気作の場合には、株主優待で観ずに、ケチらないで、ポジションの良い席をお金を払って早めにネット予約で買った方がよかったな!今度からは、そうしよう!と思いました。
この反省も、実際に観た作品が素晴らしかったからこそ、対価を支払う価値があるとわかったわけで、詰まらなかったら・・勿体無いですね・・。難しいところです。
最近は、株主優待チケットも券売機で購入できるようになりました。事前にパスワードの設定が入りますが、席の空き状況が見られるので、係りの方とやりとりするよりも便利といえば便利です。
二子玉川 シアター3での席選び
結局僕が入手したチケットは、シアター3のM-2でした。↓席の位置はここ。
このM-2からスクリーンを見ると、↓このような感じです。(iPhone 6 で撮影)
結構、スクリーンに角度が付いていますね。この席の問題は、スクリーンを見るための首の角度です。これが、かなり辛い角度で本編上映前に首がイタタタ・・・とちょっと痛くなってくるほどでした。端の席を選ぶよりも、なるべく中央寄りを選ぶべきでしょう。
今一度上に掲載した座席表を確認してください。(以下、この座席表の距離関係が正しい事を前提に話ますが・・)
中央を選びたい場合には、前列ブロックでは13が中心、中央ブロックでは14が中心です。
例えば、中央のブロックで中心が空いておらず、中央ブロックでは、端しか空いていないケースがあります。J-5とJ-21とが空いていたとすると、同じ中央ブロックの両端ですが、J-21の方がスクリーン中心に近いです。J-5と同じだけ中央から外れた位置が J-24あたりです。これは座席選択時のポイントなので注意しましょう!
サイドブロックの通路側が空いているとします。例えば J-3,J-4とJ-24,J-25が空いていたします。この場合、J-24,J-25の方が中心に近いのです!
気になるK,L,M中央の空間
K,L,Mの中央の空間について見てきました。座席表を見るとK,L,M列の中央に空間がある事が気になります。
ここは、映写装置の真下に位置します。座席が無い理由はわかりませんが、席はなく変わりに柵が設置されています。なので、荷物が多い場合などには柵の部分に置く事が出来そうです。
しかし、なぜ空白なのでしょうね?地震の際に、映写機落下注意とか・・?
新海誠監督、神木隆之介さん、上白石萌音さんのサイン入りポスターと記念撮影を!
「君の名は。」はかなり楽しめる映画で、おすすめです!
劇場には、新海誠監督、神木隆之介さん、上白石萌音さんのサイン入りポスターがありますので終演後に記念撮影をして記念にするといいですね!(観た後の方が気持ちが入っていいと思います)