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Beoplay P2 スピーカー レビュー。 超コンパクトなのに、上質な音を実現した Bluetooth スピーカー!

2017年6月4日

BANG & OLUFSEN のカジュアルブランド、Beoplay の新製品スピーカー Beoplay P2 を紹介します。Beoplay P2 は、コンパクトな筐体、優れたデザイン、質の高いサウンド、そしてアプリとの連携による機能という魅力のオンパレード!な製品です。

一度使ってしまうと、手放せなくなるスピーカーですよ!

BeoPlay P2

右側は Apple iPhone 7。このポケットサイズのボディでこれだけの音が鳴るとは・・!

今回、B&O PLAY の代理店である完実電気株式会社様より Beoplay P2 を貸し出していただきました!

Beoplay P2 基本情報

Beoplay P2 の仕様について確認します。ポイントを黄色でマーカーしました。

【基本仕様】

寸法:幅 x 高さ x 奥行き 14.0 x 2.8 x 8.0 cm
重量:約275g
形式:密閉型
アンプ:15 WクラスDアンプ x 2 (最大出力50W x 2)
周波数特性:68Hz~21kHz
電源:リチウムイオンバッテリー (充電時間/約2時間、再生時間/最大10時間)
Bluetoothバージョン:Bluetooth4.2
オーディオ入力:充電用USB-Cコネクタ
付属品:充電用USBケーブル、クイックガイド
保証期間:2 年
デザイナー:セシリエ・マンツ(Cecilie Manz)

*B&O PLAYサイトの商品情報を引用

Beoplay P2 は、軽量・コンパクトなBluetoothスピーカーです。再生時間は10時間が確保され、充電しながらでも音楽を楽しむ事ができます。スピーカー本体のUSB端子がType C である為、ケーブルに注意が必要です。現時点ではMicro USBのケーブルが多い為、Type C のケーブルを自宅に忘れて外出してしまった場合には、融通が効きにくい状況です。外出時にはケーブルを忘れずに!

「コンパクトなのに上質」という表現が似合うワイヤレススピーカーです。

Beoplay P2 パッケージング

Beoplay P2 は、美しい写真が印象的なパッケージに入っています。

BeoPlay P2

パッケージサイズとしては 17.5cm x 11cm x 5.3cm です。

パッケージ裏側には、Beoplay P2 の特徴がシンプルに表現されています。

BeoPlay P2 パッケージ裏

AMPLIFY ANYWHERE

  1. TRULY PERSONAL, FULLY PORTABLE
  2. ACCESS SMART FEATURE
  3. PREMIUM DRURABLE MATERIALS

この三つが Beoplay P2 の全てを表しています。

↓側面には、Designed by Bang & Olufsen in Denmark. Manufactured in China. と書かれています。そうか・・デンマークデザインなのですね。

BeoPlay P2

パッケージをオープンすると、ビニールに覆われた Beoplay P2 本体が見えます。本体の色はサンドストーンです。(他には ロイヤルブルー(これがカッコイイ!)、ブラックのカラー展開があります)

BeoPlay P2 パッケージオープン

↓ フタ部分のクッションに切り込みが入っていて、そこには注意事項などの書かれた冊子が入っています。

BeoPlay P2 ガイド

本体を取り出すと、底の中央部分のクッション部材が外れるようになっていて、その下にはUSBケーブルが格納されています。

BeoPlay P2

↓ Beoplay P2 のセット内容です。Beoplay P2 本体(ストラップ付属)、USBケーブル(片側Type C)、注意事項の冊子です。充電器は付属していません。ご注意下さい。

BeoPlay P2 内容物

USBケーブルは、Type C です。Type C は裏表が無く、上下を気にせずに挿入できるところがいいですね。プラグのモールド部分には、B&Oのロゴが刻まれています。

BeoPlay P2

B&O ロゴ入りケーブル

USBケーブルの長さは、44.5cmです。

注意事項の冊子には製品保証の補足事項が書かれています。Beoplay P2 は、2年保証ですがバッテリーなどの消耗品は保証の対象外のようです。

また、↓下の図も掲載されており、この図から、フロントパネルを外した内側に各種認証マークがプリントされているようです。フロントパネルをユーザーの手で外す事ができるかどうかは把握できておりません。

BeoPlay P2

スピーカー内部に技適マークが書かれていると推測。

内部については↓こちらのビデオをご参考に。内部が見える所から再生されます。技適マークも確認できます。

本体はビニールに包まれています。

BeoPlay P2

↓ 裏側です。

BeoPlay P2

↓ 表面には、キレイに剥がれるステッカーが貼られていて、そのステッカーにクイックスタートガイドが印字されています。

BeoPlay P2

裏のB&Oボタンを押して、スマホでアプリをダウンロードする。

裏は真っ黒な保護ステッカーが貼られていました。こちらもキレイに剥がせます。

BeoPlay P2

Beoplay P2 エクステリア

Beoplay P2 本体についてチェックしていきます。Beoplay P2 は、セシリエ・マンツ デザインです。

BeoPlay P2

Beoplay のスピーカーらしいデザインです。シリーズを少し紹介します。

↓ Beoplay A1

同じデザイナーさんがデザインしているので、各機種を並べた際にも統一感があることでしょう。

スピーカーの表面は、パープルブラスト加工が施された美しいアルミです。

BeoPlay P2 メッシュ

↓ スピーカーの裏側はやわかいラバー素材、丸みを帯びたデザインで作り上げられています。ずっと手に持っていたいデザインです。

BeoPlay P2

側面には充電用のポートがあります。Type C コネクターです。

BeoPlay P2

USBコネクターとは反対の側面には、ストラップが取り付けられています。

BeoPlay P2 ストラップ

ストラップの途中には、B&Oのロゴの入った長さ調整用の金属パーツがあります。

BeoPlay P2 ストラップ

個人的には、この金属パーツがスピーカー本体に傷をつけてしまいそうで、少し心配です。金属パーツが不要な場合には、ストラップの端の結び目を解けば取りはずせそうです。

Beoplay P2 をオンする場合には、裏側のB&Oマーク部分をプッシュします。(スイッチになっています)

BeoPlay P2 背面ロゴ

このロゴ部のスイッチだけが、Beoplay P2 本体で唯一の操作可能な部材です。

基本的に、Beoplay P2には操作部材が存在せず、それによって限りなくシンプルなデザインを実現しています。

スピーカー表面のダブルタップと本体のシェイクによる操作が可能です。ダブルタップで一時停止、再生開始が出来、シェイクでは次の曲にジャンプします。

表示部材としては、USBポート近傍にLEDによるインジケーターが設けられています。

BeoPlay P2 LED

パワーオン中(白色)、バッテリー状態(残容量(15%未満で赤点灯、10%未満で赤点滅)、充電状態)、ペアリング状態(青点滅)が、表されます。

↓ B&O PLAY 公式のセットアップ動画を紹介します。

https://youtu.be/5alIctpqNms

Beoplay P2 音質

Beoplay P2 は、そのスピーカー本体のコンパクトさからは想像できないクリアな音が飛び出します。誇張されない低音、歪みの無いキレイな高域が楽しめます。

Bose SoundLink mini と比較すると、見た目のサイズ感は半分以下です。いかに Beoplay P2がコンパクトであるのかがわかるでしょう。

BeoPlay P2 with Bose SoundLink mini

重量では、SoundLink mini が 0.68g であるのに対して、Beoplay P2 は約275g であり、半分以下の重量です。

Bose SoundLink mini ではパッシブラジエーターによって低音が増強されているため低音の印象が強く、音を比較すると Beoplay P2 の音は軽く感じます。

音を重視するのであれば、よりサイズの大きな Beoplay A1やA2 をチョイスするべきでしょうし、持ち運びが不要であればより選択肢が広がり A6, A9 mkⅡ なども選択肢として考えられます。

しかし、Beoplay P2 の音には非常に好感が持て、バランスがよく上質なサウンドが楽しめる印象です。

このサイズでここまでの音を鳴らす Beoplay P2 は、唯一無二の存在であると考えます。

BeoPlay P2 with iPhone7

厚みを考えなければ、iPhone 7 の幅を少し増した程度の印象。

このサイズ、重さであればいつでも気軽に持ち出せます。(イメージ的にはモバイルバッテリー程度のサイズ、重さです)これが最大の魅力です。

Beoplay アプリ が P2の魅力を増大させる!

コンパクトで美しいデザイン、そして上質な音が魅力の BeoPlay P2 ですが、Beoplay アプリによって、より魅力が増すのです!

スピーカー本体のソフトウェア更新もできますので、まずは、Beoplay アプリをダウンロードしましょう。

アプリをダウンロードしたら、アプリに製品を登録します。(登録の際に本体カラーも選択できます!)

↓ 登録された機器の画面です。「Beoplay P2」の隣にある円形の部分をタップすると機能選択ができます。左下の「円にドット」の部分をタップするとToneTouchの設定ができます。

ToneTouchの設定で音色をイコライズ

ToneTouchは、BANG & OLUFSEN のエンジニアが開発した独自のアルゴリズムが使われ、音質を損なわないイコライザーです。自分でも好みな音色にカスタマイズも可能ですが、プリセットも用意されています。

B&O PLAY PRESETS として以下の種類が用意されています。

  • Lounge
  • Party
  • Podcast
  • Favorite

Lounge は Excited 寄りの設定、Party は WormとExcitedの中間寄りの設定、Podcast は Clear寄りの設定 です。(Excited、Worm、Clear、Relaxed は、ToneTouch の設定指標です)

夢のアラーム機能を実現!

僕が Beoplay アプリ+Beoplay P2 との組み合わせ機能で、すごい!と思ったのはアラーム機能です。Bluetoothスピーカーとスマホの組み合わせて使う場合には、一定時間でスリープ(パワーオフ)してしまい、Bluetooth接続が解除されてしまいます。その為、朝のアラーム時にBluetoothスピーカーから音を出して爽やかに目覚める事が難しかったのです。

僕は、何とかBluetoothスピーカーで好きな音楽を鳴らして起きられないものかを考えていましたが、対応している機器が見当たらず、今まで実現できませんでした。Beoplayアプリ+Beoplay P2 であれば、それが可能なのです!

↓機能設定画面でアラームを選択できます!

このFeatureでは、以下の設定が可能です。

  • REMOTE(ダブルタップで停止/再生、シェイクで曲送り)
  • ALARM(アラーム設定 ダブルタップでスヌーズ、シェイクで停止)
  • TONETOUCH(シェイクでTONETOUCHのオン/オフの切り替え)
  • LAST PLAYED SONG(ダブルタップで最後にプレイした曲を再生)
  • VOICE(ダブルタップでSiri起動)
  • NONE(機能設定しない)

機能概要は、カッコ内に記載しています。

アラーム設定について

アラームは、分単位での時間設定が可能で、さらにどの曜日に適用するのかの設定が可能です。(平日は毎日鳴らす事ができます)

TONEでは、どの音をアラーム音にするのかを設定可能です。最後にプレイした楽曲、TONE1、TONE2 から選択が可能で、TONE1, 2はB&O PLAY 独自のアラーム音のようです。品の良いアラーム音です。

そして、シェイクでアラーム停止になるのですが、この時に思いっきりシェイクしてしまうと朝だと手に力が入らず本体を投げ飛ばしてしまう可能性があります。(ストラップの金属部分が手に当たって痛い場合もあります!)ご注意下さい。

BeoPlay P2

ダブルタップでスヌーズになります。スヌーズの間隔は10分です。一度止めて10分経過すると、アラームが再開します。

アラームのスタート時には、アプリ側が目覚まし用としてボリュームを上げるようです。(ちょっとびっくりします)Beoplay P2 スピーカー本体側には音量ボタンは存在しない為、スマホ側で音量を下げる必要があります。

Beoplay P2 まとめ

Beoplay P2 の魅力は、上質なデザイン、コンパクトなボディ、上質なサウンド、そしてアプリによる機能拡張です。

BeoPlay P2

ボタンを排除した美しくシンプルなデザイン、手触りの良い素材感は B&O PLAY 製品ならではのモノです。

ポケットサイズを意識したコンパクトなボディは、常にバッグに入れて持ち歩いてもいいような気持ちにもなり、活躍シーンが広がるでしょう。また、室内においてもデスクトップからベッドサイトへと、スマホと一緒に気軽に移動でき、音楽の楽しみ方が広がります。

BeoPlay P2 With iPhone and Battery

コンパクトながら上質なサウンドが提供され、アプリではアラーム機能も実現されています。

自分用として購入するのも良いのですが、ちょっとした贅沢なプレゼントとして Beoplay P2 を贈れば非常に喜ばれるはずです



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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