リンナイのビルトインガスコンロ「DELICIA(デリシア)」(型番:RHS32W22E2RC) の右コンロが点火しにくい状態が続いたため、先日、修理しました。この記事では、不具合の現象と修理の流れ、そして実際にかかった費用を紹介します。
使っているデリシアはメーカー希望価格:290,000円(税別)の製品で、2016年に購入した RHS32W22E2RC です。
すでに約7年が経過しています。
当時、かなり高かったのですが、かなり高額で、今では考えられないのですが頑張って購入したようです。
コンロが点火しない場合のFAQに記載されている内容は一通り試したのですが、改善しないため修理依頼をかけることにしました。
私の場合、「上限 3万円(税込)まで修理費無料」の東京ガスのガス機器スペシャルサポートに加入していることもあり、東京ガスに修理依頼しました。
目次
右コンロが点火しない現象について
使用しているデリシアのコンロは3口。右コンロは最も使用する頻度の高いコンロでした。
不具合の現象としては、コンロを点火させようとすると、何故かガスが出ないようで点火せず。表示パネルを確認するとエラー11が表示されます。
エラー11は、点火操作時に火が点かなった場合に表示します。
バーナーキャップが汚れていたり濡れていたりすると火が点かない場合があります。バーナーキャップのお手入れ方法は下記の動画を参考にしてください。
バーナーキャップを交換される場合は、リンナイ商品取扱店様、または リンナイ公式部品販売サイト(リンナイスタイル) で購入が可能です。型式をご確認の上お調べください。お掃除やバーナーキャップを交換しても改善されない場合はコンロの故障の可能性があります。
https://faq.rinnai.co.jp/faq/show/2527?site_domain=default
点火操作をすると「カチン」という音の後に、「チッチッチッチ…」というスパークまでは確認できます。その後ガスが出る音(シューっという音)がしない場合に点火しない状況になりました。
▼ 動画で撮影していたのですが、細かな音のニュアンス(ガスのシュー音のする、しない)まではうまく録音できていませんでした。
当初は、点火しないのは最初だけ、というイメージでしたが、使用するにしたがって点火しない回数が増えていきました。
右コンロのみ、この現象が発生し、他のコンロには問題ありません。
お手入れ動画や説明書に記載してあるバーナーキャップなどの清掃はおこなっても改善しませんでした。
このあたり、具体的な故障例についてはいくらネット検索しても出てきませんでした。(そのため今回の経験を記事にしています)
わが家の場合、右コンロは最も使用する頻度が高いコンロであるため料理の作業効率や精神的にもそれなりのダメージがあるため修理に踏み切りました。
自分でも修理できないか?とも考えましたが、さすがにガス機器であるためプロに依頼しました。
東京ガスのHPから修理依頼
東京ガスのホームページから修理依頼をしました。
急ぎの場合は電話が良いそうですが、緊急性は低いためネットからの予約です。
ネットでは翌日以降の日程で来訪日時の設定ができるため、翌日の午前中を指定しました。
依頼はしたものの、自動応答のメールで「【ガス機器修理のお手続き】申込完了のお知らせ」が届いたのみで、本当に担当の方が来てくれるのか不安なまま当日の朝になりました。
東京ガスの方が来訪→リンナイへ修理依頼
朝早い時間のうちに(9時過ぎ頃?)「これから訪問します」との電話がかかって来ました。
東京ガスの制服を着た方が訪問。
工具のみ手にされており、修理部品等の持ち込みはありませんでした。
現象の確認と、一通り分解して・確認の後、「複雑な内部のため」ということでリンナイの修理窓口に連絡し引継ぎしてくれました。
推測ですが、どうやら東京ガス担当者による訪問は、一次調査というイメージ。
簡単な使い方などのトラブルなのか、本当の故障・不具合かを見分ける役割だったようです。
(各メーカー・各モデルの部品を東京ガスが保有しているわけもないですよね・・・)
グチっぽく書きますが、来られた方の作業は少し乱雑な印象で、外したネジなどの置き方も雑でした…
その後、リンナイより電話にて「翌日の朝、何時に訪問するか連絡します」とのことでした。
東京ガスのガス機器スペシャルサポートに加入していることから「3万円までは費用がかからない」ということも教えていただきました。
リンナイの方が来訪→電動バルブユニット交換に
翌日の朝、リンナイ(リンナイサービスショップ)の方から電話連絡があり、二名で来訪されました。
東京ガスの方とは異なり、交換用部品、作業用のマット、工具を持参されていました。
現象の確認と分解の上、「部品を交換するため、時間がかかる」とのことで本格的な交換作業開始。
来訪から約1時間で部品交換、組み立て、動作確認を終えて修理完了となりました。
何が原因で故障したのかの説明はありませんでしたが、作業報告書の処置内容としては「電動バルブユニット交換にて改善」とのこと。
交換後、問題なく動作しています!
普通に動作することの有難みを痛感!
修理してよかった!
リンナイ デリシア 電動バルブユニット交換の修理費用は?
ガステーブルが普通に動作するようになって嬉しいところですが、気になるのは修理費用の請求です。
リンナイの FAQによると電動バルブユニットが故障した際の修理料金の目安は以下の通りでした。
ガスコンロ|エラーコード81 が表示
エラー81は、セーフティバルブの開故障(先電磁弁の故障)が発生した際に表示されます。
点火ボタンを元の位置に戻してください。再度点火ボタンを押して点火するか確認してください。
それでも改善しない場合は器具の故障またはその他不具合の可能性があります。【考えられる故障箇所】
https://faq.rinnai.co.jp/faq/show/2333
電動バルブユニット、電装ユニットなど
修理料金の目安は以下のとおりです。
38,500円~49,500円(税込)
東京ガス「ガス機器スペシャルサポート」の「上限 3万円(税込)まで修理費無料」を超えてしまうことになります!
(実は、修理に来られたリンナイの方にも概算を聞いたところ5万円を超えるようなことを言っていました)
これはキツイ!どうなるんだろう?
ワンチャン上限内に収まっていたりして・・
などとモヤモヤが続いていました。
修理完了から10日経過しても東京ガスからは修理代金などについて連絡がありませんでした。
そのため、こちらから担当のライフバルに連絡して確認したところ、「追加費用なし」とのことでした!
やったたぁぁぁ!
リンナイデリシア、バーナーキャップを交換するとキレイに!
使い込んだデリシアですが、「バーナーキャップ」や「ごとく」がかなり汚れています。
右コンロのバーナーキャップだけ自分で部品を購入して交換したのですが、ピッカピカでキレイです。
少しお金がかかりますが、交換するとかなり気分が違います!(楽天で購入できます。型番などしっかり確認して購入を!)
▼ 左/右コンロ用
▼ 後ろコンロ用
▼ 排気口カバー
ガス器具ですので、故障の場合には自分で修理などせず、確実な業者さんに修理依頼をしましょう!い