冷蔵庫の自動製氷用カルキクリーンフィルターとして純正パーツではなく、互換品を購入しましたのでレビュー紹介します。「冷蔵庫の自動製氷用フィルターは互換品でOKか?」について答えは出せません。今回、互換品フィルターを購入してみて感じた事だけを伝えさせていただきます。
自動製氷用互換フィルターを購入してみて感じたことは以下の通りです。
ポイント
- 互換フィルターでも"使える"
- フィルター性能は不明(当方で測定不可のため)
- 互換品は純正品とほぼ同じサイズだが、周囲の余白部分が硬く部品にハマりにくい。
- ハマりにくい結果、すき間ができてしまい、完全にフィルターできていない"気がする"。
- 誰が責任をもって製造・販売しているのかがパッケージからは読み取れない。購入できるなら純正品の方が"よさそう"。
▼今回紹介する商品はこちら!
製氷用フィルターの販売状況
互換品の製氷用フィルターを購入することになった経緯は以下の通りです。
わが家の冷蔵庫は 2012年製造の 三菱ノンフロン冷凍冷蔵庫 MR-RX47Tです。(そろそろ10年超かぁ…)
妻が冷蔵庫の「自動製氷機のフィルターを交換したい、互換品でもよいか?」と問うてきた。なるべくなら純正品のカルキクリーンフィルターを…とは思ったのですが、少し調べてみました。
三菱のサイトにて検索することで、対応している交換用フィルターは「自動製氷用カルキクリーンフィルター MRPR-01FT 希望小売価格 1,430円(税込)」であることがわかりました。
▼ Amazonでも純正品が販売されている。
一方で互換品の方は、1個なら698円~。複数個での購入なら1個当たりの金額がかなり下がります。
純正品の定価から考えると、約半額でフィルターが手に入ることになります。
フィルターですので構造はシンプルでしょう。
内部には活性炭でも入っているのでしょうか?性能に大きく差が出るものでもなさそうです。
価格差を考えると純正フィルターではなく、今回は互換品を選択することになりました。
ちなみにこのフィルター(純正)がどの程度効果があるかは、冷蔵庫の説明書に記載がありました。
水道水のカルキ濃度低減値比較、初期の水道水カルキ濃度 約 0.6mg/L とフィルター通過後約 0.3mg/L(当社調べ)。
カルキ(塩素)濃度が約半分になるのですね。
また、以下のように基本的にはフィルターの交換が不要であることが記載されていました。
●カルキクリーンフィルターは通常は交換不要です。ただし、次のようなときは交換してください。
・水以外の物を入れるなどして目づまりしたとき
・破損したとき
・カビが発生したとき
わが家の場合は、明確な交換が必要とされる事象はなく、「なんとなくそろそろ…」という形での交換です。
互換品の冷蔵庫用カルキクリーンフィルター MRPR-01FTってどんな感じ?
さっそく手元に届いた 互換品カルキクリーンフィルター MRPR-01FT をチェックしていきましょう!
▼ こちらのように台紙の付いた状態で届きました。(思っていたよりも印象が良い)
商品の番号などはプリントされておらず、共通で使われている台紙なのかもしれません。
▼ 裏側には簡単な説明が書かれていました。
▼ 説明書きのアップです。冷蔵庫の説明書きとほぼ同じ内容です。
使用前には「水でかるく押し洗い」が必要です。
パッケージのどこにもメーカーやブランド、社名、連絡先などは書かれていません。
ここは少し気になる部分でした。(問題があれば購入元に問いあわせるしかないです)
▼こちらが互換品のカルキクリーンフィルター。
触ってみた印象としては活性炭の入っていない周囲が結構硬い。
▼ 純正品と同様に厚みもある。
▼先ほどまで使っていた純正のフィルター(右側)と互換品フィルターとの比較。サイズとしてはほぼ同じ。
▼ 厚みも同じような印象でした。
▼ 水洗いした互換品フィルターをポンプ部分に取り付けます。
写真では伝わらないのですが、フィルターの周囲が硬いため、はめ込んでも「びょん」と飛び出してしまいなかなか安定しませんでした。Amazonのレビューで「サイズが大きい」という書き込みがありましたが、サイズ自体は純正品と変わらず、素材の硬さによりうまくハマらないことかと思います。(想像です)
▼このようにすき間ができてしまいす。
▼ 一度フィルターを外して、形状を確認します。そもそもフィルターがフィットするのかどうかが疑問になるような形状です。完璧に水のすべてをフィルターで通そうとはしない設計である可能性もあります。
▼ 下のすき間をふさぐように、下側に押し付けてパチンとフタをしました。(あまり意味はなさそう)
▼ 給水タンクに取り付けて、水を入れて、いつも通り冷蔵庫にセットします。
▼ 互換品のカルキクリーンフィルターでも普通に問題なく使えています♪
互換品フィルターを購入したわかったこと
互換品でも使えることはわかりましたが、なんとなく心配ではあります。フィルターの中に何か含まれているのか、どのような製造工程・環境で作られているのか、本当に効果があるのかなどはこちらからは見えません。この不安感を払しょくしてくれるのが「ブランド」です。見たわけではないのですが「ここが作っているなら大丈夫だろう」と思えるわけです。
今回私が購入した互換フィルターの商品名には 【日本国内検査済】と書かれていました。
何を検査したのかは特に記載が不明です。販売業者さんは中国の住所の企業でした、Amazon倉庫に納品する前に日本で検品されているのかもしれません。
冒頭でも紹介しましたが、今回感じた内容を再掲します。
ポイント
- 互換フィルターでも"使える"
- フィルター性能は不明(当方で測定不可のため)
- 互換品は純正品とほぼ同じサイズだが、周囲の余白部分が硬く部品にハマりにくい。
- ハマりにくい結果、すき間ができてしまい、完全にフィルターできていない"気がする"。
- 誰が責任をもって製造・販売しているのかがパッケージからは読み取れない。購入できるなら純正品の方が"よさそう"。
ウチで使っている三菱の冷凍冷蔵庫のフィルターの純正品は以下の型番、価格です。
■ 自動製氷用カルキクリーンフィルター MRPR-01FT 希望小売価格 1,430円(税込)
(M20VJ5526の後継商品)
Amazonや楽天市場で探すよりも、ヨドバシやビックで購入した方が簡単かつ安心かもしれません。
価格も 1,020円+102ptで互換品に近い価格とも言えます。(悩むなら純正をヨドバシで、というレベル)
もう一つわかった事として、汚れが気になるフィルターの外側(給水ポンプ)がフィルターもセットで販売されています。
こちらを購入すれば、より全体的にキレイになり、気持ち良いかもしれません。
■ 自動製氷用給水ポンプセット MRPR-01KS 希望小売価格 2,860円(税込)
私の使っている三菱の冷蔵庫では「カルキクリーンフィルター」なのですが、他の機種では「浄水フィルター」が使われているようです。(もっとおいしくなりそう!)
■ 自動製氷用浄水フィルター MRPR-51FT 希望小売価格 1,320円(税込)
以上、冷蔵庫の自動製氷用互換品フィルターについて購入し使ってみた感想を紹介しました。
本当に「個人の感想」レベルの内容で申し訳ないのですが、「互換品フィルターってこんな感じかぁ」という事が伝われば良いな、と思っています。
自身でも今互換品を使用しています。次回交換時には純正フィルターに戻すかは悩ましいところです。(なるべく純正にしたいとは思います。その時の価格次第かな?)
この情報がみなさまの参考になったとすれば幸甚です。