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Bose QuietComfort 20と25 の購入前に要チェック!両方を自腹購入した僕がノイズキャンセリングヘッドホン比較をする。

2016年4月16日

ノイズキャンセリングヘッドフォンといえば、BOSE社です。最近は、BOSE社の特許が切れた影響なのか、各社からノイズキャンセリングヘッドフォンがリリースされています。しかし、単に雑音の逆位相の音を再生しノイズをキャンセルする、という知識だけで商品が完成できるでしょうか?

ある一定のレベルには達しているのでしょうが、ユーザーが本当に満足できる商品が提供できるようになるまでには、もう少し時間がかかるのかな?と思います。

モノや技術の完成度には、どれだけの思想があるか、技術を投入できたか、ユーザーからフィードバックを取り入れたか、の度合いが深く関連しています。アイディアだけではなく、やはり、時間、歴史も大切なのです。(お金も・・)

Bose社は、1989年に「市販機初の航空機用アクティブ型ノイキャンヘッドセットを発表」、2001年に民生用ノイズキャンセリングヘッドホン QuietComfort Acoustic Noise Cancelling headset を発売しています。

QuietComfortシリーズとしては、約15年の歴史があるのです。ノイズキャンセリングヘッドホンを購入するのであれば、やはり ボーズでしょう!

QuietComfort 20 と QuietComfort 25

ボーズのノイズキャンセリングヘッドホンの現行モデルは、二種類のタイプがあります。

インイヤータイプ の QuietComfort 20(小さい方)

Bose QuietComfort 20 ノイズキャンセリング ヘッドホン

アラウンドイヤータイプ の QuietComfort 25(大きい方)

Bose QuietComfort 25 ノイズキャンセリング ヘッドホン

【2016/12/24追記】現在は、QC20,QC25ともにワイヤレスに対応したQC30,QC35が販売されています。

QC30については、↓こちらを。

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【追記ここまで】

「ボーズのノイズキャンセリングヘッドホンが欲しいなぁ」と思った時に、このインイヤータイプにするかアラウンドイヤータイプの二種類があるため、どちらにしようかなぁ?と悩むと思います。

QC20とQC25で、型番がよくわからなくなりがちですが、サイズの小さい方が20、サイズの大きい方が25(数字も大きい)として覚えてしまいましょう!

僕は、昨年 QC25 を購入して、今年 QC20 をさらに購入しました。以前は、QuietComfort 3 というオンイヤータイプを使っていました(現在は廃番です)。僕のQC3 は、故障しているようでノイズキャンセリングが全く効かなくなってしまっているようです。

QC25 を所有していたのに、QC20を購入してしまった理由は、ズバリ大きさの違いです。

普段使い用に、小さいサイズのノイズキャンセリングデッドホンが欲しくなってQC20を追加購入したのです。

さて、QC20とQC25の両方がせっかく手元にあるので比較してみましょう!

その1:なんと価格は同じ

QuietComfort 20 と QuietComfort 25 の価格は同じです。

2016/4/16 時点での通常価格は、税抜きで 35,000円です。税込み価格で  37,800円!です。

ところが、2016年4月30日までのキャンペーン限定価格で、税込 32,400円 です!

僕もこのキャンペーンを利用して、QC20を購入しました。
「前から気になっていて欲しいな・・」と思っている方は今がチャンスです!

QC20も、QC25も 昨年値上げをしています。このキャンペーンで一時的に値上げ前に戻るというイメージです。今後もここまでのキャンペーンがあるのかはわかりませんが今がチャンスなのは確かです。

【2016/12/24追記】

QC30,QC35が発売されている現在も、QC20,QC25は継続販売されています。価格は上記よりも安くなっています!

QC20 30,240円(税込)

【公式 / 送料無料】 Bose QuietComfort20 ノイズキャンセリング ヘッドホン@楽天市場

QC25 34,560円(税込)

【送料無料】 BOSE QuietComfort 25 ノイズキャンセリング ヘッドホン@楽天ビック

【追記ここまで】

その2: 大きさはかなり違う

QuietComfort 20 と QuietComfrot 25 とを比較した場合に、何が違うかというと、まず大きさが違います。

格納状態での比較

QC20、QC25 それぞれ専用のキャリングケースが付属します。

Comp_QC20_QC25_1

左が QC25で 右がQC20です。QC25の方は合皮素材です。QC20の方は、布素材です。

Comp_QC20_QC25_2

キャリングケースを開けて、内部を比較します。QC25(左)は航空機アダプター(デュアルプラグ)が左下に見えます。その上部の丸い穴は予備のバッテリー(単四形)を入れておくためのスペースです。QC25は折りたたむことで、このようにコンパクトになります。

QC20(右)は、通常のインイヤーイヤホンにプラスして、ノイズキャンセリング回路とそれを駆動するためのバッテリーが格納されたコントロールモジュールと呼ばれる白い四角の物体とで構成されます。キャリングケースにちょっと余裕がなさすぎな気もします。

ケースから取り出した状態

Comp_QC20_QC25_3

QC25とQC20とでは、このように大きさの異なるヘッドホンです。僕が購入したのは、共にApple製品用です。

もし、このQC20とQC25とが、同じ性能、同じ音質、同じ価格ならコンパクトな小さい方がいいですよね!?

その3: 音質の違い

QuietComfort 20 と QuietComfort 25 との音質の違いはあるのでしょうか?

音はどちらもいい、と言えますが音質は異なります。

QC20の方が低音が強調されています。一方、QC25は、低音から高音までまんべんなく表現できています。

例えば Perfume の チョコレイトディスコ(2012-Mix)で印象的なバスドラムなどでは、QC25では綺麗に響きます。一方、QC20ではちょっと盛られて迫力のある低音でズンズン鳴ります。

性格の違いはありますが、どちらかというと、QC25の方がクリアな音を鳴らしくれます。オーケストラなどの楽曲を聴くならば、やはりQC25の方が向いていると感じます。

このあたりは、音を鳴らす部分のサイズによる影響が大きいのでしょうか。

落ち着いた音が好みであれば、QC25をチョイスするのがベストです!

その4:ノイズキャンセリングの効き具合は同等

今回は、モスバーガーの店内で QC20 vs QC25 でノイズキャンセリングの効き具合を比較してみました。

正直に言って、僕の場合にはQC20のフィッティングがうまくできていないと感じる時があります。そのため、このレビューについてはあくまで参考としてください

「他のお客さんの会話」と「店内で流れる BGM(ピアノ+サックス)」とに分けて評価してみました。

他のお客さんの会話の聞こえ具合は同レベル

周囲の会話の聞こえ具合については、QC20、QC25 とでほぼ同レベルの聞こえ具合でした。オーディオ無しのノイズでは、会話がなんとなく聞こえます。しかし、会話内容を理解するには会話に集中する必要があります。オーディオを流すと、ほとんど会話を意識しないレベルになります。ただし、人の声については基本的にはキャンセルされないため、購入後「なんだよ、全然キャンセルされないじゃん!」と失望しないようにご注意ください。

店内BGMは、QC25の方がノイキャン効果高。

店内BGMについては、少し差が出てきます。これは、個人との耳とフィッティングによる部分も大きいと考えていますが、QC20の方がキャンセル弱めでした。QC25であれば耳の周辺を覆うため、個人差は起きにくいのですが、QC20では耳のサイズとイヤーチップのフィティングによってとてもフィットできている場合とそうでない場合とではキャンセル具合に差が出るはずです。自身の耳とのフィットがうまくいっている方の場合には、もしかすると逆にQC20の方がキャンセル効果が強く出る場合もあるかもしれません。

その5:その他について

バッテリーについて

QC20とQC25との違いで大きい部分としては、バッテリーの種類です。

QC20は、コントロールモジュールに内蔵されるリチウムポリマーバッテリーです。充電時間は2時間。駆動時間は16時間。

QC25は、単4型乾電池 1本です。単四アルカリ乾電池の利用で、駆動時間は35時間です。

ボーズは、この駆動時間にこだわりがあるようです。基本的な考え方としては、やはり飛行機内での利用を前提に、長いフライトでも持つ時間の確保しています。そのため、どちらのヘッドホンでも片道のフライトには十分な駆動じかんが確保されています。

QC20は充電する必要がありますが、Micro USBコネクターから充電できるため、ケーブルさえあればモバイルバッテリーやPC等から充電が可能です。

QC25の単四乾電池については、入手性は高く、かつ予備の為に複数持ち歩くことも苦ではないでしょう。

しかも、QC20、QC25 ともに、電池切れの状態になっても音楽を楽しむ事は出来ます!最悪の事態にはならないのでご安心を。

マイク付きリモコン位置について

配線の都合により、QC20とQC25とではリモコン位置が異なります。

QC20では、体の中央にマイク付きリモコンが位置するようになります。一方 QC25では左側のユニットからコードが出ている都合もあり、左側にマイク付きリモコンが配置されます。

僕の好みでは、中央に位置するQC20が好きです。どうしても右手でリモコンを操作したいと思うので、QC25の場合には、手の移動距離が長くなる欠点と、目で見えにくい位置にリモコンがある点とで、少し使いにくいです。

QC20には Awareモードがある

QC25には無くて、QC25には存在する機能があります。それが、Awareモードです。

Awareモードとは・・

周囲の必要な音だけを聞くことも可能

お店に入って会話するとき、駅や空港でアナウンスを聞くときなど、従来わざわざヘッドホンを外していたようなシーンでも、QC20 なら着けたままで大丈夫です。独創的な「Awareモード」をONにすることで、不快な騒音だけが抑えられ、周囲の必要な音を聞き取ることができます。

最も使うだろうと思われるのは、コンビニでの会話です。フィッティングに気をつかうインイヤータイプのQC20にのみ搭載されているモードです。

これは結構便利ですよ!

結論:ボーズ社のノイズキャンセリングヘッドホン どう選ぶ?

ここまでで、5項目に渡ってQC20とQC25とを比較してきました。

項目 QC20 QC25
価格 35,000円 35,000円
大きさ 小さい 大きい
音質 低音強調 全体的にクリア
ノイズキャンセル 良い もっと良い
バッテリー 16時間 35時間
リモコン位置 中央
Awareモード ×

大きさ等に問題がなければ、QC25 をチョイスしてください。こちらの方が、ノイズキャンセリングと音質とのバランスが良くておすすめです。

しかし、QC25をチョイスした場合には、下記の場合等でどうするのか?を、あらかじめ考えておく必要があります。

  • 満員電車でQC25のハウジングが隣の人に当たって邪魔になる
  • 勤務時間中や夜の飲み会でQC25が邪魔になる(置き場所がない)・・・ケースを持ち歩いて格納しなければならない
  • QC25をしていると夏場に耳が蒸れる・・・アラウンドイヤーの特徴です
  • 横になって使う場合にQC25のハウジングが邪魔になる
  • QC25装着時のコンビニでの会話でいちいちヘッドホンを外す必要がある

上に書いた項目で最後の項目を除くと、QC25の大きさに起因するものです。僕の経験では、QC25を通勤で使う場合には、それなりに負担がかかるのです。

一方、QC20であれば大きさに起因する欠点は皆無です。音質の違い、ノイズキャンセリングの効果に若干の違いはあります。QC20の欠点の一つとしてあげられるのが、コントロールユニットの存在です。

Bose_QC2013

実際に一週間以上使っていますが、特に邪魔な印象はありません。ただ、ハタから見ると違和感があるかもしれません。このボックスがあるのでノイズキャンセリングが機能するのです。仕方がありませんね。

QC20にするか、QC25にするか、は使うシーンで決まる

QC20またはQC25のどちらを選ぶかは、主に何に使うか?によります。

QC20を選ぶべき

通勤通学をメインで使う。コンパクトでAwareモードを搭載する QC20 です。

コンパクトな荷物の旅行に持って行くなら、QC20です。

QC25を選ぶべき

家でくつろいで使うならば、おすすめは、ゆったりとした掛け心地の QC25 です。

通勤通学用途でも、どうしても音質を重視したいなら、QC25です。

理想はQC20とQC25の二つ持ち

僕がQC25を所有していて、さらにQC20を購入した理由は、やはり通勤で使いにくかった部分が大きいです。もう一つは、夏場のムレです。部屋の中ではエアコンが効いていて問題ありませんが、通勤途中では暑い事が多いので、QC25では無理なのです。

通勤ではQC20を使って、家ではQC25を使っています。やはり、QC25の掛け心地は最高です。セットした瞬間に安心します。

同じ機能、用途のモノを2つ買ってしまいましたが、僕は全く後悔していません。(コレクションが好きだという理由もありますが・・)2つを所有できる事に喜びを感じています。

似たような話として、僕は、iPhone 6 と 9.7インチの iPad Pro の両方を持ち歩いています。もちろん機能的に大きな違いはないのですが、大きさによる使い分けがあるためです。新聞を見る、雑誌を見る場合には、9.7インチの画面が必要なのです。

このように、状況によって大きさの違うモノを使い分ける事が許されるなら、2つとも持っていいた方がいいのです。

2つ持てない場合には、やはり使う場面の多いシチュエーションに合わせて購入してください。多くの方におすすめできるのは、ボーズ QC20 です。音質重視で大きさを厭わない方には、ボーズ QC25 です。

最後にもう一点、気をつけなければならないのは、ランニングコストです。これはハッキリとはわかりませんが・・・。

QC25は、イヤーパッドの交換を2年に1回は実施する必要があります。これは黒い合皮がボロボロになるためです。価格は 4,000円(税抜)です。これが結構もったいないです。

QC20は、イヤーチップの交換が必要となったとしても比較的低価格です。と言っても 1,500円(税抜)もするのですが・・。その他、断線の心配があります。断線の場合、保証期間内であれば無償交換となるはずです。保証期間を過ぎている場合には、およそ半分の価格で本体交換となります。リチウムポリマー電池の劣化なども本体交換となると考えます。この本体交換となる可能性が、QC25よりもQC20の方が高そうです。

この記事が、QuietComfort の購入に迷われている方への参考になれば幸いです。高いので買わない、という選択もありです。

購入するなら、おすすめはボーズ公式のオンラインストア

ボーズ公式のオンラインストアであれば、「30日間の返品・返金保証」があります。実際に使って試してみて「やっぱり、こんなのイラネ」と思った場合には購入者側の金銭負担0で返品ができます。これは本当に自分たちの製品に自信がないとできないですね。なお、ヨドバシやビックカメラで購入した場合には、使ってしまうと返品できません。(通常の製品と同じ扱いです)

ボーズ製品は、高い買い物ですのでやはり、もしもの返品の為に、公式オンラインストアを使うのばベターです。ただし、どれがボーズオンラインストアなのかわかりにくいです。

わかりやすいのが、本家のボーズ オンライン・ストアです。↓

ボーズ・オンラインストア@楽天市場


ボーズ・オンラインストア@Yahoo!店

この本家ボーズ オンラインストアは、楽天市場およびYahoo!ショッピングにも出店しています。楽天市場やYahoo!ショッピングの「ボーズ・オンラインストア」でも同様に「30日間の返品・返金保証」があります。楽天市場、Yahoo!ショッピングで取り扱われているボーズ商品全てが「30日間返品・返金保証」なのではありません。ショップが「ボーズ・オンラインストア」かどうかで決まります。ショップ間違いに注意しましょう!必ず購入しようとするショップで、30日間返品・返金保証の記載があることと、その条件についてご自身で確認願います。

↓下記リンクでは、「ボーズ・オンラインストア」に直接リンクしないケースがあります。また、Amazonは通常ショップとなり「30日間の返品・返金保証」は適用されません。ご注意ください。(ご自身で確認をお願いいたします)

イヤホン ボーズ BOSE QUIETCOMFORT20IPBK マイク&コントローラー搭載ノイズキャンセリングイヤホン(ブラック) Apple製品対応モデル

追加情報:公式オンラインストアでは、完売のQC25トリプルブラック!ここに在庫あります。

QC25のブラックが今ひとつブラックでは無い点を反省してか、トリプルブラックというブラックが発売されていました。僕も、通常のブラックよりもカッコいい!と思っていたモデルです。そして、スペシャルエディションでありながら、通常モデルと同じ価格なのです!

Bose_NR_event15

公式のオンラインストアでは在庫完売のようです。「販売終了」と書いてあるのです。

今なら、ある所にはなんとか在庫があります。 ↓ ビックカメラ.com です。(執筆現時点で個数が2までしか選択できません。残わずかです!)これは絶対に買い!です。
iPod/iPhone/iPad用 [ノイズキャンセリング] ヘッドホン (トリプルブラック) QuietComfort25(2016/6/5 品切れを確認したためリンク削除)

#ListenForYourself



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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