コスパ最強レベルの製品を世に出し続けている EarFun より、ANC・高音質・マルチポイント接続に対応した完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air S」がリリースされました!(2022年7月11日発売)早速、「EarFun Air S」の実機を試すことが出来たため、レビュー紹介します!
「EarFun Air S」のポイントは以下の通り!
ポイント
- サウンドが良好!(個人の感想です)
- ノイズキャンセリング対応(最大30dBのノイズ低減。効果の低いシーンもある)
- マルチペアリング接続に対応(2台のデバイスに接続できて便利!)
- ワイヤレスチャージに対応(ケーブルを接続せずにケースを充電できて便利)
- 左右片側での利用可能
- 低遅延なゲームモードに対応
- 独自アプリ Earfun Audio でイコライザーによるサウンド調整、タッチコントロールのカスタマイズが可能!
- 高音質コーデック「aptX」に対応
希望小売価格 6,990円。
この価格でこの音が鳴るなら「コスパが良い!」と考えます。
初めての完全ワイヤレスイヤホン、ノイズキャンセリング機を探している方、
今使っているエントリー機の音質に不満のあるかたにオススメです!
プレゼントなどにもオススメです!
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EarFun Air S【VGP 2022 Summer 金賞】 完全ワイヤレスイヤホン
*メーカー様よりレビュー用サンプル機を提供していただいております。
目次
「EarFun Air S」の仕様と特徴
「EarFun Air S」の製品仕様は以下の通りです。
製品名 | EarFun Air S(イヤファン・エア・エス) |
ドライバー | ダイナミック型(10mm ウール複合素材振動板) |
Bluetooth SoC | Qualcomm QCC3046 |
ノイズキャンセリング | ANC(フィードフォワード方式) |
マイク | 4基(片側2基) |
通信方式 | Bluetooth 5.2 |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | aptX、AAC、SBC |
左右独立伝送 | 対応(Qualcomm TrueWireless Mirroring) |
通信距離 | 最大15m(人体、金属、壁などの障害物や電波状態によって変動します) |
バッテリー容量 | 40mAh x 2(イヤホン)、500mAh(充電ケース) |
電池持続時間 | ANCオフ - 最大6時間、充電ケースを使用すれば最大30時間。 ANCオン - 最大5時間、充電ケースを使用すれば最大25時間。 ご注意:コーデックや音量、オーディオ内容などにより短くなる場合があります。 |
充電方式 | ワイヤレス、有線(USB-C) |
充電時間 | 1時間(イヤホンのみ)、2時間(充電ケースを有線チャージ)、 3.5 時間(充電ケースをワイヤレスチャージ) |
通話用ノイズキャンセリング | Qualcomm cVc 8.0 |
耐水性能 | IPX5 |
サイズ | 56mm x 65mm x 31mm |
重量 | 4.7g(イヤホン本体/片側)、52g(充電ケース込) |
付属品 | USB-C ケーブル、イヤーチップ (SS/S/M/L)、取扱説明書 |
保証期間 | 最長18ヶ月 |
希望小売価格 | 6,990円 |
「EarFun Air S」の特長 (プレスリリースより引用)
・ANC機能による最大30dBのノイズ低減
・φ10mmウール複合素材振動板
・高性能Bluetooth SoC「Qualcomm® QCC3046」を採用
・左右同時伝送技術「TrueWireless Mirroring」による音途切れ防止と省エネ
・高音質コーデック「aptX」に対応
・有線/USB-Cによる急速チャージとワイヤレスチャージに対応した充電ケース
・左右片側での利用に対応
・通話用ノイズキャンセリング機能「cVc 8.0」に対応
・約100msの低遅延モード(ゲームモード)
・EQ & タッチ操作の機能変更に対応した独自アプリ(無料、iOS/Android対応)
低価格ながらアクティブノイズキャンセリング、ワイヤレス充電に対応!
チップとしては Qualcomm QCC3046 を使用。
最近では珍しくなった印象の aptX という音声コーデックに対応。
そして最大30dBのノイズ低減を実現するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。
また、ワイヤレス充電にも対応しています。
遅延を最小100ms までに抑える「低遅延モード」(ゲームモード)も搭載。
便利機能として、2台のデバイスに接続しておける「マルチポイント接続」にも対応しています。(iPhoneとiPadの両方につないでおくことが出来て便利!)
価格も 6,990円で購入しやすいですね。
EarFunがいよいよ専用アプリに対応!
個人的に「ウエルカム!!」と心の中で叫んだのは、専用スマートフォンアプリ「EarFun Audio」の対応でした。
EarFunの完全ワイヤレスイヤホンはプライスを抑えつつ期待を超えたサウンドを実現している傾向にありました。(=コスパが高い)
しかし、いつも不満に感じていたのは「専用アプリの対応が無い点」でした。
価格を考えるとアプリがなくても仕方がないか・・と思っていたのですが、ある程度のレベル以上の他社はアプリを使ってタッチコントロールのカスタマイズやイコライザー調整のできるイヤホンがほとんど。どうしても EarFun製品は見劣りしていたのは事実です。
EarFunのアプリ対応は 「EarFun Air Pro SV」 から始まっており、今回紹介する「EarFun Air S」がアプリ対応の2機種目です!(マジでウエルカム!!)
専用スマートフォンアプリ「EarFun Audio」では主に以下の対応がされています。
- イコライザー調整
- タッチコントロールのカスタマイズ
- ファームウェアのアップデート
EarFun やってくれたぜ!!
「EarFun Air S」の実機をチェック
それでは「EarFun Air S」の実機を確認していきましょう!
▼ 「EarFun Air S」の特徴である ANC対応、専用スマートフォンアプリ「EarFun Audio」対応、aptXサポート、マルチポイント接続、タッチコントロール、immersive sound(没入型サウンド)のアイコンが並びます。
▼ 内部のパッケージングもキレイにまとまっています。
EarFun Air S + 充電ケース、USB-C ケーブル、イヤーチップ (SS/S/M/L)、取扱説明書、そして綿棒のようなクリーニングツール。
クリーニングツールは先のとがった綿棒。イヤホンの接点やイヤホンに付着した耳アカやほこりを取り除くことが可能です。(使い方の説明あり)
▼ 充電用のUSBケーブルは片側が Type-C、もう一方が Type-A の短いケーブルです。
チャージャーは付属しないため、お手持ちのUSBチャージャーを使うか、新たに購入する必要があります。
▼ イヤーチップはあらかじめ本体に取り付けられているMサイズも含めて4サイズが付属します。自分の耳にフィットするイヤーチップを選びましょう!
▼ 説明書には各操作方法が図入りで説明されています。(わかりやすい)
もう少し日本語の精度があがるとうれしいですね。(内容としては理解できますが一部違和感あり)
▼ 充電ケースは、丸みのあるやわらかいデザイン。EarFunのロゴも控えめです。
▼ 正面には充電状態などを表示するLEDが1つ。
▼ 緑(30%以上)、オレンジ(30%以下)、赤(10%以下)のようにカラーや点滅でバッテリー残量を表現します。
▼ 充電ケース背面にはUSB-Cの端子。USBケーブルで充電する際には、この端子にケーブルを接続します。
▼ 充電ケース底面には、各種規格の認証番号などが記載されています。底面をワイヤレス充電パッドに乗せることでワイヤレス充電も可能です。
ワイヤレス充電ならケーブルの抜き差しが不要。帰宅したら「EarFun Air S」の充電ケースをワイヤレス充電パッドに乗せるだけで数時間後には充電が完了するため、非常に便利です。
▼ 「EarFun Air S」のケース込の重量実測値は52g。仕様通りの数値でした。
▼ 充電ケースを開くと「EarFun Air S」が登場します。
▼ 左右のイヤホンの間には丸いボタンがあります。このボタンを2秒押すとペアリングモードになります。
▼ イヤホン本体。イヤホンは非常に軽いのですが、スティック部分などもつまみやすく、耳への取り付け、取り外し時に誤って落下させてしまう可能性は低そうです。
専用スマートフォンアプリ「EarFun Audio」について
「EarFun Air S」に対応した専用スマートフォンアプリ「EarFun Audio」について紹介します。
アプリストアにて "Earfun Audio" で検索すると見つかります。
▼ アプリでのホーム画面。イヤホンの写真の下側にノイズキャンセリング、周囲音取り込み、ノーマルの切換えが存在します。
▼ 左右のイヤホンそれぞれでダブルタップ、ロングタップ時の動作についてカスタマイズが可能です。自分が使いやすい割り当てに変更しましょう!
▼ イコライザーにてサウンドの調整も可能です。低音が苦手な場合には低音を下げる、など好みに応じて変更が可能です。
上記以外にもゲームモード(低遅延)のオンオフなども専用アプリにて設定変更が可能です。
ファームウェアアップデートにも対応しており、安心感があります!
今後のリクエストとして、私はマルチペアリングをかなり使うため接続先の変更にも対応してくれればなぁと思いました。
「EarFun Air S」のサウンドについて
サウンドについては高域のキレがよく、クリアな印象のイヤホンです。
さらに低域の響きも深みがあり、全体的に厚みのあるサウンドが鳴ります。
これは満足度の高いイヤホン!
Apt-Xについて、pixel 4aで再生した方がグッとくるような気はする。が、オフにしてもあまり変わらなかったりする。ここはもう少し音源にも注意してチェックが必要だと感じました。(私の耳では聞き分けが出来ない可能性・・)
総じて、コスパが高いと言えるでしょう!
「EarFun Air S」のANCについて
「EarFun Air S」の動作モードとしては「ノイズキャンセリング」「周囲音取り込み」「ノーマル(ノイズキャンセリングオフ)」があります。このモードは、左耳の2秒タップまたは専用のアプリで切り替えが可能です。
「EarFun Air S」のアクティブノイズキャンセリング(ANC)は について"最大30dBのノイズ低減"とされており、"最大40dBのノイズを低減"する「EarFun Air Pro SV」よりもANC性能としては見劣りします。
▼ 最大40dBのノイズを低減"する「EarFun Air Pro SV」はこちら
それでも室内で「EarFun Air S」のANCを試したところ、「結構いいじゃん!」と思いました。(好印象!)
私の自室の話なので伝わりにくいと思いますが、エアコンの部屋のエアコンの吹き出し音は見事にキャンセルしてくれました!
また、自室のもう一つのノイズ源であるデスクトップPCのファンの音(これも結構うるさい)もほぼノイズキャンセルしてくれ、効果が高い!感じました。
ノーマル(ノイズキャンセリングオフ)からノイズキャンセリングに変化させた時には周囲の音がスッと消えるため、感動すら覚えます。
電車やバス、カフェでも試してみました。
全てのノイズが消えるわけではありませんが、かなりのANC効果を感じました。
低い空調の音などが鳴り響く地下鉄(半蔵門線)では、低音を消しきれない場面もありました。
電車内は高級機でも無音にはできないため難しいシーンですが、価格差は無視して比較してしまうと性能の違いを感じます。
苦手な環境はあるものの、自宅室内やカフェレベルでは十分実用的なANCだと判断します。
イヤーチップの耳へのフィッティングもよく、しっかり遮音されているようです(パッシブノイズキャンセリング)。
モード:ノーマル(ANCオフ)でも周囲音がある程度抑え込まれているため、ANCをオフしていても音楽をある程度楽しめます。
より音楽に没入したい場合・ドラマの音声を聞き取りたい場合・作業に集中したい場合にノイズキャンセリングをオンにするという使いかたでもよいと考えます。
「EarFun Air S」まとめ
手ごろな価格で驚くようなサウンドをリリースしてきたEarfun。今回の「EarFun Air S」も"当たり!"のイヤホンです!
音質こだわられている方には難しいとは思いますが、一般的な用途・楽しみ方であれば十分満足できるサウンド。
ノイズキャンセリング性能にこだわる方にはもっと上位の機種を狙うという考え方もあるでしょう。
ポイント
- サウンドが良好!(個人の感想です)
- ノイズキャンセリング対応(最大30dBのノイズ低減)
- マルチペアリング接続に対応(2台のデバイスに接続できて便利)
- 左右同時伝送技術「TrueWireless Mirroring」による音途切れ防止と省エネに対応
- ワイヤレスチャージに対応
- 左右片側での利用可能
- 低遅延なゲームモードに対応
- 独自アプリ Earfun Audio でイコライザーによるサウンド調整、タッチコントロールのカスタマイズが可能
- 高音質コーデック「aptX」に対応
希望小売価格 6,990円でもコスパが良い!と考えますし、
セール・クーポンなどで価格が安くなっているのなら「買い!」でしょう!
初めての完全ワイヤレスイヤホン、ノイズキャンセリング機を探している方、
今使っているエントリー機の音質に不満のあるかたにオススメです!
▼今回紹介した商品はこちら!(2022/10/03時点で 6,999円の価格ですが、商品ページにて-1400円のクーポンが提供されていました。値引き後 5,599円になります!!)
EarFun Air S【VGP 2022 Summer 金賞】 完全ワイヤレスイヤホン