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「宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」に行ってきた!家族で行っても楽しめます!

2016年8月12日

六本木の森美術館で開催されている「宇宙と芸術展 かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」に行ってきました。「宇宙と芸術展」は、幅ひろい年齢層で楽しめる展覧会でした。「宇宙と芸術展」の展示内容や見どころ、感想、写真撮影可否、音声ガイド、所用時間、グッズ情報について紹介します!

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「宇宙と芸術展」が開催されている森美術館は、六本木ヒルズ森タワー53階にある美術館です。常設の展示はなく、企画展を年に数回行う美術館です。1フロア分の広い空間を有効に使った展示がとても楽しい美術館です。外の夜景を楽しみながら芸術を鑑賞。デートにオススメですね。

やっぱり、年間パスポートがオススメ

現在、森タワーでは「宇宙と芸術展」の他に「ジブリの大博覧会 ~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~」、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」も開催しており、展覧会熱が高いです!

いずれの展覧会も楽しい内容です。全ての展覧会を観て欲しいな、と思いますが、結構お金がかかるんですよね。僕は「ジブリの大博覧会」を機に年間パスポートを購入しました。年間パスポートがあれば、”森美術館”、”東京シティービュー”、”スカイデッキ”に何度でも入場可能になるのです!

入会してから感じましたけど、この贅沢な空間に何度でも通えるのは本当にいいですよ!(注:森アーツセンターギャラリー(ルーブルNo.9)は年間パスポート対象外です)

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さらに踏み込むなら、MAMC(森美術館メンバーシップ・プログラム)への入会なのですが、さすがに 22,000円を支払うのは厳しいです。

既に「ジブリの大博覧会」を3回、「宇宙と芸術展」を2回観覧しています。いやー、年間パスポートのコスパ最高です!

展示撮影可否・音声ガイドについて

撮影可能な作品は多々あります!カメラを持って行きましょう!

「宇宙と芸術展」では、展示物の撮影が一部可能です。会場内に撮影可能かどうかの案内がありますので、よく確認して撮影しましょう。

ゾーンによって、撮影禁止、一部撮影可能、撮影可能となっています。

また、撮影した作品写真をブログや写真共有サービスなどに利用する場合の表示について。クリエイティブコモンズによる注意があります。こちらの説明をよく確認しましょう。

「篠原ともえ」さんの音声ガイド。利用をオススメします!

「宇宙と芸術展」では音声ガイドが用意されています。音声ガイドは、550円です。ナビゲーターは「篠原ともえ」さんです。ガイド件数(トラック数)は 20件で、解説時間は、約35分です。これにプラスして、チームラボ代表 猪子寿之氏による解説2件が入っています。

音声ガイド、すごくよかったです!

ナビゲーターが「篠原ともえ」さんでしょ?「しのはらなのら〜」というようなノリのイメージなのですが、そんな先入観をぶち壊す出来でした!この音声ガイドにおいて「篠原ともえ」さんは、丁寧に、分かりやすく、愛のある優しい声で作品の背景を語ってくれています。

作品の意図やその他のプラスアルファの情報も含まれています。

僕の場合には、作品の説明パネルが読みにくかったので音声ガイドが非常に役立ちました。(読みにくい理由:明るさが暗い、文字が大きくない、文字数が多い・・> 読むのが面倒)

当然、すべての作品についてガイドがあるわけではないのですが、効率的に展示のポイントをおさえて鑑賞するのにも音声ガイドは最適なツールです。

公式ホームページでは、「お知らせ」でしか音声ガイドについて紹介されていません。もう少ししっかりと紹介してもらいたい所です!

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「宇宙と芸術展」の展示内容について

「宇宙と芸術展」の会場は、六本木ヒルズ森タワー53階 森美術館です。

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会期は、2016年7月30日(土)から 2017年1月9日(月・祝)と非常に長いです。「長いからいつでもいいや・・」と思っていると見逃してしまったり、美術展などは会期終了が近づくにつれ混雑する傾向にありますので、末期のかなり混雑した時期に行くことになったりします。

ですので、早めに足を運ぶことをオススメします。

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「宇宙と芸術展」では会期中に展示替えがあります。この点について、公式ページでも一応は書いてあるのですが、もう少ししっかりとアナウンスした方がいいと思います。ダ・ビンチのアトランティコ手稿、ガリレオ手稿なども期間によって変わりますので要注意です。展示替えについてはこちらを参照してください。僕は、竹取物語絵巻の違いを見ていきたいと考えています。(同じ竹取物語絵巻 の三巻なのですが、武田本、ハイド本などがあるようです)

「宇宙と芸術展」の展示は、4つのセクションに分かれています。

SECTION 1 人は宇宙をどう見てきたか?
SECTION 2 宇宙という時空間
SECTION 3 新しい生命観-宇宙人はいるのか?
SECTION 4 宇宙旅行と人間の未来

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所用時間としては、1.5〜2時間程度を想定します。もちろん見方によっては、短くもなりますし、長くもなります。一品、一品をゆっくりと味わいながら見てもらいたいと思います。

SECTION 1 人は宇宙をどう見てきたか?

人間が宇宙をどのように見てきたかという歴史的な宇宙観の一端を、東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通して紹介します。

出典:森美術館 宇宙と芸術展 みどころ

いきなり曼荼羅などが多数展示されていてビックリする展開ではあります。昔の方達がどのように空、星、宇宙を捉えていたのか、ガリレオ・ガリレイ頃までが展示されています。レオナルド・ダヴィンチの手稿などもあり、感慨深い展示でした。

このセクションでは、一部分のみ撮影可能です。

隕石から作られたという、「流星刀」の見ただけで感じる重厚感が印象的です。(ここも音声ガイドの解説がナイス!でした)

SECTION 2 宇宙という時空間

星さえも吸い込むブラックホール、今眺めている星の光が何億光年も彼方から放たれている事実、11次元あるといわれる宇宙空間の不思議、さらに私たちの時空認識を刷新した天体観測技術の驚くべき進歩等が、現代美術の作品等によって表現されます。

出典:森美術館 宇宙と芸術展 みどころ

大型の作品もあり、芸術のダイナミックさや、人類と宇宙との関係などを考えさせる展示内容です。

ビョーン・ダーレム《ブラックホール(M-領域)》この作品は、夜景をバックに見たいです。

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作家名/作品名:ビョーン・ダーレム《ブラックホール(M-領域)》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

大迫力の ジア・アイリ《星屑からの隠遁者》。多くの方が撮影していきます!一連のジア・アリイ作品の音声ガイドでの解説が非常に参考になりました。

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作家名/作品名:ジア・アイリ《星屑からの隠遁者》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

 

SECTION 3 新しい生命観-宇宙人はいるのか?

隕石・化石等の人間史を超えた地球史を起点として、江戸時代のUFO伝説ともいわれる「うつろ舟の蛮女」から、人間が想像してきた宇宙人像、更には最先端の遺伝子工学やA.I.技術等について言及する作品を紹介します。

出典:森美術館 宇宙と芸術展 みどころ

このセクションもかなり興味深いです。

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隕石、化石に始まり、ダーウィンの「種の起源」、「うつろ舟の蛮女」、荒俣 宏SF雑誌コレクション、そして、「ザ・ルーキー」が展示されています!

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作家名/作品名:パトリシア・ピッチニーニ《ザ・ルーキー》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

ダーウィンの「種の起源」です。

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作家名/作品名:ダーウィン《種の起源》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

最後に、空山 基 による等身大セクシーロボットの展示があり、セクション4へとつながります!

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作家名/作品名:空山 基《セクシーロボット》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

セクシーロボットの絵は昔から見たことがあります。ずーっと好きになれなかったのですが、今回の立体化された等身大セクシーロボットはすごくいいです!

SECTION 4 宇宙旅行と人間の未来

宇宙旅行時代到来間近の今、これからの人間と宇宙の関係や、人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介し、未来を描きます。
また、米ソの宇宙開発の歴史やJAXAの「ISS/きぼう文化・人文社会科学利用パイロットミッション」参加作品、《マーズ・アイス・ハウス》、HAKUTO等、宇宙開発の最前線を展示します。

出典:森美術館 宇宙と芸術展 みどころ

「宇宙と芸術展」のメインビジュアルとして、いたる場所で見かけるトム・サックスの《ザ・クローラー》が圧巻。

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作家名/作品名:トム・サックス《ザ・クローラー》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

隠れネタですが、実は下の裏側に作者のサインが入っています。ここに気づく人は少ないです。

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作家名/作品名:トム・サックス《ザ・クローラー》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

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作家名/作品名:トム・サックス《ザ・クローラー》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

↓ 火星の表面をパノラマ&3−Dで見られる作品もありました!

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最後のチームラボ 《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》は大迫力。浮遊感の為「酔う」という注意書きがある為、敬遠するお客さんも見かけましたが、興味があれば見て欲しいです。(確かにフラフラになって、出口のところにあるソファに座り込む高齢の方もおられました・・)ほとんどの方は、爽やかな表情で出てこられていました!満足度高いです!

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作家名/作品名:チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変 禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

グッズ販売について

「宇宙と芸術展」のグッズが多数販売されています。

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展覧会には直接の関係ありませんが、男の子ウケするのが、↓この「ウチュウガチャ」です!

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やってみたいけど、500円かぁ・・ということでパスしましたが、今でも気になります。

ちょっと調べてみると、フェアリングという部材から切り出したモノのようです。

https://twitter.com/airmoto2525m/status/689333763319312385

何度回してもすごい部品は出そうにはありません・・。残念。

そして、(売れ行きが)気になるのが「ザ・ルーキー」のグッズです。

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ザ・ルーキー グッズ!

↑ これトートバッグだったりするのですが、これを持ち歩くには勇気がいりますね!

↓ セクシーロボット関連もあります。フィギュアがあれば欲しかったなぁ・・。

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フローティングペン(!?)が8月下旬に追加されるとの事です。(ちょっと期待)

トム・サックスの《ザ・クローラー》モチーフのグッズが結構いいですね。かわいいです。

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少し気になったのが、このトム・サックスのポスター。ちょっと欲しいです。

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トム・サックスの スペースプログラムポスターの価格は、4,104円です。箱に入っているので持ち帰り時に折れる心配もありません。

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↓「うつろ舟」どんぶり!コレ、結構面白いと思います!2,916円!

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↓ どんぶりの内側には、”美しい女性”が描かれています!

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まとめ

幅広い年齢層で楽しめる展覧会。

今回の「宇宙と芸術展」は、家族で観覧しました。僕、家内、高校生の長男、中学生の次男の4人構成です。美術館などの展示はほとんど観たことがないメンバーですが、展示の多さやレパートリーの広さによって、それぞれの楽しみ方で楽しめたようです。

あまり芸術に興味がなくて、「退屈だなぁ」「芸術ってなに?」などと感じていても、最後のチームラボのインパクトのあるインスタレーションでまとめてくれます!(やはり中学生、高校生にはかなり魅力があるようです)

デート中のカップルなども幸せそうに展示を見ていましたね。幼児は除いて、幅広い年齢層で楽しめる展示だと思いました。

より楽しむには、音声ガイドを借りて理解を深めるのがオススメです。

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グループなら年間パスポートをうまく利用しよう

また、僕のグループの入場料は 年間パスポート 6,000円+同伴者割引 1,500円x3人 の、合計 10,500円でした。(年間パスポートは以前に支払い済み)

この10,500円で、「宇宙と芸術展」、「ジブリの大博覧会」「スカイデッキ(屋上展望台)」を全員で楽しみました。このセットの通常の料金だと・・

「宇宙と芸術展」 一般 1,600円 x2名、学生(高校生) 1,100円、子ども(中学生) 600円 合計 4,900円

「ジブリの大博覧会」一般 1,800円 x2名、学生(高校生) 1,200円、子ども(中学生) 600円 合計 5,400円

「スカイデッキ」 一般 500円 x2名、学生(高校生) 500円、子ども(中学生) 300円 合計 1,800円

全て合算して、4,900+5,400+1,800 = 12,100円 です。

人数が多ければ年間パスポートが絶対にお得です!

特に家族で行くのであれば、ジブリ、スカイデッキをプラスしておくことで、どこかで必ず満足してもらえ、家族イベントとして失敗がありません!

夏休みの家族イベントに利用してはどうでしょうか!

追加情報!! セクシーロボットフローティングペンが入荷!コラボメニュースタート!

セクシーロボットフローティングペン

ようやくセクシーボットのフローティングペンが販売されました。(9/14に確認)

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価格は1,080円。真っ黒の液体から出てくるのは!!

セクシーロボット!

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思っていたのと違います・・。

「傾けるとセクシーロボットが出現。1930年代から作られているデンマーク ESKESEN社製」です。

そのため、書いている時には(勉強や仕事に集中できるように)セクシーロボットが見えません。ふーっと一息つく間にジワリとセクシーロボットが現れてきます。

コラボメニューがスタート!

9月12日から52階のミュージアムカフェ「THE SUN」にてコラボメニューがスタートしました。

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・「ブラックホールかきあげ丼」 1,280円(~1月9日(月)まで)
・「惑星と時空間のパフェ」 900円(~10月31日(月)まで)
・惑星と時空間のスイーツプレート 1,200円(~1月9日(月)まで)

いずれのメニューもステキですね!
(「ブラックホールかきあげ丼」の どんぶり は返さないとダメですよね・・)

ギャラリートーク情報

ギャラリートークは聞けば必ず理解が深まるので、どこかのタイミングで参加したいですね!

森美術館スタッフが、展示室内でツアー形式のトークを行います。
日時
2016年8月31日(水)14:00-15:00
2016年11月2日(水) 19:00-20:00
2016年11月30日(水) 14:00-15:00
2016年12月14日(水) 19:00-20:00
会場:森美術館展示室内
定員:各回15名
料金:無料(要展覧会チケット)
お申し込み:不要(当日先着順、展覧会場入口にお集まりください)



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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