アンカー・ジャパンのオーディオブランドであるSoundcoreよりポータブルワイヤレススピーカーの新モデル『Soundcore 3』が発売されました!早速試したところ、これがなかなか良い!「アンカーさん、いいもの出してきたじゃん!」というのが『Soundcore 3』を実際に使ってみた感想です!『Soundcore 3』は、リーズナブルでコンパクトなポータブルスピーカーを探している方にオススメのモデルです!
今回メーカーさんよりレビュー用に製品を提供いただきましたが、マジでグッと来る!コレはいいですよ!
『Soundcore 3』の何が良かったか?を先に紹介しちゃいます!
ポイント
- リーズナブルな価格(5,990円)!
- コンパクトでキレイな印象の外観!
- ステレオでクリアな高音と厚みのある低音!
- アプリでのイコライザー機能で音色が七変化!(←マジで)
- IPX7の防水性能でお風呂スピーカーとして使える!
- 最長24時間の連続再生!
オーディオ機器は価格に比例して音が良くなる傾向にあります。もっとお金を出して、もっとサイズの大きなモデルを購入すれば当然音質があがります。
『Soundcore 3』は、この価格帯としてベストなワイヤレススピーカーだと考えます。購入して後悔することのない良モデルです!
なんせアンカーが出しているという安心感も強い。
さらに18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)という保証期間の長さも安心です!
▼今回紹介する『Soundcore 3』はこちら!
Anker Soundcore 3 Bluetooth スピーカー IPX7 防水 24時間連続再生
目次
『Soundcore 3』について。各世代との比較も。
AnkerのSoundcore系スピーカーについては、これまでもレビューしてきました。このアンカーのスピーカーとの出会いが当ブログのトリガーポイントだったと言っても良いほどのメモリアルプロダクトでもあります。(大げさですが、これホント)
↓ Anker SoundCore 初代モデルのレビュー記事。 (ちょっと期待しすぎた感はある内容です)
■ 2015年12月「低価格! Anker SoundCore ポータブルワイヤレススピーカー をレビューします。」
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低価格! Anker SoundCore ポータブルワイヤレススピーカー をレビューします。
本記事は、Anker から発売された Bluetooth スピーカー ”Anker SoundCore ポータブル Bluetooth 4.0 スピーカー ”の購入レビューです。 この Anker S ...
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「Anker SoundCore」は当時 3Wx2の出力、価格は3,999円でした。低価格が魅力でした。
↓ Anker SoundCore 2 のレビュー記事。
■ 2017年6月「Anker SoundCore 2 レビュー。24時間再生とコンパクトさはそのままに音質向上と防水対応がツボ!」
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Anker SoundCore 2 レビュー。24時間再生とコンパクトさはそのままに音質向上と防水対応がツボ!
24時間再生とコンパクトさがセールスポイントの Bluetoothスピーカー Anker SoundCore に、新型の Anker SoundCore 2 が登場しました!24時間再生とコンパクトさ ...
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「SoundCore 2」では、音質向上(6Wx2+パッシブサブウーハー)と防水対応というアップデートが行われました。価格は4,999円。
急ぐことなく着実にアップデートを重ねてきたSoundcore。「SoundCore 2」から3.5年の歳月を経て第3世代である『Soundcore 3』が 2020年12月10日に発売されました!!
祝!『Soundcore 3』誕生!(初代から5年!)
ここで改めて「Soundcore」シリーズとは何なのか?を自分なりに考えてみました。(アンカー社員ではないのですが、勝手に・・)
Soundcoreモデルのエッセンスって、以下の3点に集約されるイメージです。
- ハイコストパフォーマンス
- 24時間連続再生
- コンパクトサイズ&ステレオサウンド
今回の『Soundcore 3』では 8Wx2=16Wの出力にパワーアップ+デュアルパッシブラジエーターの採用。
防水性能が IPX5→IPX7 対応に。
そして価格は5,999円に!(アップデートのたびに1000円アップの傾向・・・出力も6W→12W→16Wと増加。パッシブラジエーターも なし→1つ→デュアル という形でアップデートされていることもあり、ここは仕方がないところ…)
何より今回の『Soundcore 3』ではアプリに対応しており、イコライザー機能も使えます。(アプリへの対応は結構開発費がかかりコストアップの1要因のハズですが、不具合があった場合にはファームウェアのアップデートもできますし、これはウエルカム!安心感が違います)
サイズ | 約174×57×59 mm |
重さ | 約500g |
防水規格 | IPX7 (※一時的 (30分) に一定水深 (1m) の条件に水没しても内部に浸水しないと定義されています。) |
通信規格 | Bluetooth 5 |
オーディオ出力 | 16W (8W × 2) |
連続再生可能時間 | 最大24時間 |
パッケージ内容 | Anker Soundcore 3、 USB-C & USB-A ケーブル、リストストラップ、 クイックスタートガイド、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)、カスタマーサポート |
製品型番 | A3117011 (ブラック) |
実は『Soundcore 3』では失ったファンクションもあります。アナログ入力の端子です。アナログの3.5mm端子で接続したいという方はこの『Soundcore 3』を購入してはダメです。ここはご注意を。
Soundcoreモデルの変化も驚きですが、これらのモデルがまだまだ現役で併売されているのもスゴイ。改良とともに併売することで商品ラインナップも広げているのです。
僕の初代と第2世代は随分白んできているので、メモリアルとして新品を購入してもいいかも・・。
「Soundcore 3」の実機をチェック!
それでは早速、アンカーのオーディオブランドSoundcoreの『Soundcore 3』をチェックして行きましょう!
『Soundcore 3』の外箱はカラー印刷です。防水も強化されているため、水しぶきが跳ね上がった写真が使われています。プレゼント・ギフトで贈っても恥ずかしくないパッケージはうれしいですね。
お風呂やプールなどでも使える仕様になっているのが、『Soundcore 3』のポイントなので、写真で訴求されているわけです。
↓『Soundcore 3』のセット内容はこちら。
付属の充電ケーブルはUSB-A=USB-Cのタイプです。
今回の『Soundcore 3』にはストラップが付属するのがポイントです。
本体側面のストラップホールにストラップを通して使います。
このストラップがあれば、バスルームやアウトドアなどでもちょっとしたところ引っ掛けて使うことができるので便利なのです!
ストラップが必要ない方は取り付けなくてもOKです。室内だけで使うならストラップ無のほうがデザイン的にもシュッとします。ここはお好みです。
『Soundcore 3』を正面から見ると、左右に8W×2のチタニウムドライバー、中央にはパッシブラジエーターが配置されています。
裏側を確認すると、ここにもパッシブラジエーター。前面と合わせてデュアルパッシブラジエーターです。
この構成、小型ポータブルスピーカーのマスターピースである 『Bose SoundLInk mini』系列の定番配置になっています。どんどん近づいて行きますね。
もう一度前面の話に戻りますが、この中央のパッシブラジエーターを見てください。この d マーク!奥まったパッシブラジエーターに d マーク(Soundcore アイコン)がプリントされているのです!
シルバーのチタニウムドライバーと合わせて立体感のある見た目になっています。
カッコイイ!
上面には歴代モデル同様のボタンが配置されています。左右の電源ボタンとBluetoothボタンの近くにはそれぞれLEDが配置されており、各種ステータスを表示します。
電源オンは電源ボタンの短押し、電源オフは電源ボタンの長押しです。どちらかというと電源オフも短押しの方がうれしいのですが、押し間違いなどを考慮した仕様だと推測します。
電源オン時には、起動音、ペアリング音が鳴ります。(少し大きめの音)
この起動音(音声プロンプト)については、アプリの設定でオフにできます。(ここGoodポイントです!早速オフにして使っています)
充電は側面のUSB-Cの端子で行います。3.5mmステレオジャックを廃止することで実にシンプルなデザインになりました。(この方が好きです)
底面四隅には小さいのですが足があります。
今回個人的にツボだったのが『Soundcore 3』が made in ベトナム であることでした!(これまでは中国製。他にもベトナム製のアンカー製品は既に存在しているのかもしれませんが、個人的に初めてだったので。)
どうでしょうか?『Soundcore 3』、ステキですよね!
Bluetooth接続は簡単。アプリも便利!
『Soundcore 3』はBluetoothで接続するワイヤレススピーカーです。接続は簡単でスマホのBluetoothの設定から"Soundcore 3"を選ぶだけです。
Soundcoreアプリでは音質の設定、カスタマイズが可能です。
イコライザーはプリセットとしてデフォルト、ボイス、トレブルブースト、バランスが用意されています。
イコライザーはカスタムも可能です。
アプリでは、他にファームウェアバージョンの確認、シリアル番号の確認、音声プロンプトのオン・オフ、オートパワーオフ時間の設定、ファームウェアの更新が可能です。
『Soundcore 3』のスピーカーとしての音質はどうだ!?
『Soundcore 3』の音質について紹介します。
ズバリ、これまでのSoundcoreシリーズの中では断トツの音質です。
全てを比較したわけでは無いので断言はできませんが、アンダー6,000円のスピーカーの中でもベストな存在なのだと推測します!
筐体が小さいため、ステレオとしての広がり感は狭めではあります。それでも通常の室内で困らない音量をカバーしています。
音としては、デュアルパッシブラジエーターの効果により低音も出る。そしてチタニウムドライバーにより高音も出ています。
このパフォーマンスなら5,990円で購入して、後悔するヒトはかなり限られると思います。
僕も自信を持ってオススメします!
低音については、『Bose SoundLInk mini』のような深い低音の響きを期待していたのですが、さすがにそこまでではありませんでした。(価格差もあり当然だと思います)
アプリのイコライザーによってかなり音の傾向が変わります。いずれのプリセットもやや低音が薄めでした。
「より低音を!」という方にはカスタムをトライしてみてください。例えば以下の図のようなカスタムイコライザー。僕はこれで低音の印象が変わりました。
個人的にはこのカスタムイコライザーが音にパンチがあってよかったです。(適当にいじった内容なので、ご参考程度に。アジカンとか気持ち良いですよ)
高音の刺さりが気になる方は高音を下げたりもできるので是非カスタム設定をお試しください。
このイコライザーに素直に反応してくれるのも『Soundcore 3』の楽しさです。かなり楽しめるモデルだなぁ・・と思います。
結論『Soundcore 3』はオススメか!?
冒頭でも紹介したのですが『Soundcore 3』の良いポイントは以下の通りです。
ポイント
- リーズナブルな価格(5,990円)!
- コンパクトでキレイな印象の外観!
- ステレオでクリアな高音と厚みのある低音!
- アプリでのイコライザー機能で音色が七変化!(←マジで)
- IPX7の防水性能でお風呂スピーカーとして使える!
- 最長24時間の連続再生!
ファンの多いアンカー製品でもあり過去機種を使っていた方には、3.5mmのアナログ入力が無い点、2台を使ってのステレオペアリングが出来ない点が気になる方もおられるようです。この2点には注意です。
オーディオ製品は金額と音質が比例します。(特に低価格帯)『Soundcore 3』は、8,000円以下、コンパクトなワイヤレススピーカーという条件であればオススメの製品です。(予算がある方はもっと高い製品を購入してください!)
『Soundcore 3』はデザイン的にもホントにキレイで満足行くモデルです。
アマゾンでのレビューも上々ですし、いやー、ホントこの価格帯で良い製品出したなぁ、というのが感想です。(上から目線に聞こえたらゴメンナサイ!)
ということで『Soundcore 3』はオススメです!!
▼今回紹介した『Soundcore 3』はこちら!
Anker Soundcore 3 Bluetooth スピーカー IPX7 防水 24時間連続再生