オープンイヤー型イヤホンの大本命!とも言えるイヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip」をレビュー紹介します!
「HUAWEI FreeClip」はクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて累計5,800万円超の支援を得た人気商品です。
今回、2024年2月2日に開催された製品発売発表会に参加し、その魅力を再認識。実機をしっかりと使ってみたところ「HUAWEI FreeClip」は最早手放せない存在になりました!

骨伝導イヤホンを導入してから、耳をふさがないイヤホンの魅力に取りつかれ(ライフスタイルに合っていた)、耳掛けタイプに移行したばかりでしたがさらに快適なイヤーカフ型に出会ってしまいました!
「HUAWEI FreeClip」は、現時点で出会ったイヤホンの中で最高の装着感ですよ!
この記事では、約3週間、じっくり試した「HUAWEI FreeClip」の感想(良いところ、悪いところ)を紹介していきます!
▼ この記事で紹介する商品はこちら!
※HUAWEI主催の発表イベントで参加した際に、プレゼントしていただいたサンプル品にてレビューしています。
HUAWEI FreeClip の仕様と特徴
まずは「HUAWEI FreeClip」の製品仕様と特徴を紹介します。(太字、マーカーをチェックすればOKです)
HUAWEI FreeClip の製品仕様
FreeClip の製品仕様は下の表の通りです。
項目 | 仕様 |
通信方式 | Bluetooth 5.3 |
コーデック | AAC/SBC/L2HC *L2HCは、EMUI 13.0以降を実行しているHuawei製スマートフォンが必要です。 |
電池容量 | イヤホン単体:55 mAh(最小値) 充電ケース:510 mAh(最小値) |
連続再生時間 | 本体フル充電時約8時間、本体+ケース込み約36時間 |
充電時間 | イヤホン(充電ケースに入れた状態)で約40 分 イヤホンなし充電ケース(有線)で約1 時間 イヤホンなし充電ケース(ワイヤレス)で約150 分 |
ドライバー | 約10.8mm径デュアルマグネットダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz-20,000Hz |
センサー | VPUセンサー/IMUセンサー/ホールセンサー/CAPセンサー |
防水性能 | イヤホン本体:IP54、充電ケース:防水非対応 |
重量 | イヤホン単体:約5.6g、充電ケース:約45.5g |
サイズ(イヤホン単体) | 約26.70mm × 約22.00mm × 約25.30mm |
サイズ(充電ケース) | 約59.70mm × 約51.95mm × 約27.35mm |
充電方法 | 有線充電:USB Type-C、ワイヤレス充電:最大2W |
ジェスチャーコントロール | 搭載 |
マルチポイント対応 | 対応(最大2台同時接続可能) |
対応アプリ | HUAWEI AI Life |
カラー | ラベンダー / ブラック |
付属品 | クイックスタートガイド × 1 保証とアフターサービスのご案内 × 1 USB Type-C充電ケーブル × 1 |
仕様の一覧を見ただけではアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載していない普通の完全ワイヤレスイヤホンというイメージ。
「HUAWEI FreeClip」の最大の特徴は、そのイヤーカフ型の形状を始めとしてかなり考えて作られた耳を塞がないワイヤレスイヤホン、オープンイヤー型イヤホンであることです。
続けて特徴を紹介します。
HUAWEI FreeClip の特徴
「HUAWEI FreeClip」の主な特徴は以下の通りです。(プレスリリースを引用し説明)
コンパクトで快適な付け心地
イヤホンは球体デザインを採用し、充電ケースは光沢のある貝殻形デザインです。イヤホンは「アコースティックボール」「C-bridge(C-ブリッジ)」「コンフォートビーンズ」という3つの主要パーツで構成されています。

1万人以上の人間の耳のデータを基に、人間工学に基づき何百回もの最適化を行いました。
様々な耳のサイズと形状に合い、スポーツ中でもしっかり耳にフィットして、激しい運動でも落ちにくくなっています。単体イヤホンの重量はわずか約5.6gのため、 長時間装着しても快適です。
ニッケルチタン形状記憶合金による高い弾性と着けやすさ
C-bridge Design(C-ブリッジデザイン)は約25,000回の信頼度の高いテストをクリアしています。


高性能な形状記憶合金であるニッケルチタン合金を使用したワイヤーを採用しており、芯線と並列に設計しているため、弾性と耐久性が高いのと同時に、非常に着けやすくなっています。
左右自動識別による自由な装着
左右の耳を自動識別することが可能です。左右対称のデザインを採用しており、左右のイヤホンを区別する必要がなく、装着すると自動的に左右の耳を識別します。 両耳での使用だけではなく、片耳だけの使用でも識別可能です。
オープン型設計で耳への負担を軽減
オープン型オーディオ設計で、指向性音伝達技術を採用しており、音を正確に耳に伝えます。 カナル型のようにイヤホンで外耳道を塞ぐことがないため、長時間の装着による外耳道への負担を低減し、リスニングをより快適なものにします。
同時に、より自然なオーディオ体験が可能となり、環境音の変化をいち早く感じ取ることができるため、不測の事態が発生した際にも迅速に対応することができます。そのため、より安全なリスニング体験を提供します。
デュアルマグネットのダイナミックドライバーによる迫力ある低音
約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを小さなアコースティックボールに収納しています。

デュアルマグネット回路設計により磁気誘導強度を高め、 左右対称の通気口設計により、迫力ある低音を実現しました。また、音楽ジャンルの違いなどに応じて、ボーカルブースト、高音ブースト、低音ブーストなどのEQモードを専用アプリから切り替えることができ、音量調整の際はイヤホンが自動的に聴こえ方の調節を行うため、異なる音量でも一貫したリスニング体験をお届けします。
音漏れを抑える逆音波システム
逆音波システムを導入しており、スマートに音量を調整しつつ、音波を巧妙に逆音波で打ち消し、音漏れを抑えています。音が外耳道に向けて的確に伝達されるため、プライベートなリスニング体験が可能になります。

優れた通話ノイズリダクションによるクリアな音声通話
デュアルマイク+骨伝導VPUセンサーを搭載したマイクを採用しています。また、独自のマルチチャネルDNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)通話ノイズリダクションアルゴリズムが備わっており、高精度にノイズとユーザーの音声を識別し、混雑した屋外でも優れた通話性能を発揮します。

広範囲タッチコントロールにより、操作がより簡単に
加速度センサーと自社開発したAIアルゴリズムにより、タッチコントロールを高精度に識別することができます。広範囲なタッチコントロールをサポートしているため、ユーザーはイヤホンの好きな場所(アコースティックボール、コンフォートビーンズ、C-bridge(C-ブリッジ))を1本指でも複数本指でも、タップして操作することができます。トリプルタップで前の曲/次の曲、ダブルタップで再生/通話応答。操作はHUAWEI AI lifeアプリからカスタマイズ可能です。
最大36時間持続するパワフルなバッテリー
1回のフル充電で、最大8時間の連続音楽再生、充電ケース込みで最大36時間の音楽再生が可能です。 また急速充電に対応しており、約10分の充電で最大3時間音楽再生で使用できます。一日中のオフィスワークや、長時間の屋外ワークアウトでも安心して使用できます。
IP54の防塵防滴性能
IP54レベル防塵防滴性能を有しており、ワークアウト中でも汗などを気にせず音楽を楽しむことができます。
「HUAWEI FreeClip」の魅力・特徴はワイヤレスイヤホンの基本性能を満たしつつ、 C-bridge Design(C-ブリッジデザイン)を中心としてデザインと装着感、そして随所に盛り込んだテクノロジーにより最高の製品体験を実現しているところにあります!
左右自動識別はその最たるモノ。片耳利用ユーザーには最高の機能ですね!
この製品、ムチャクチャ開発費がかかっていると思います!(ファーウェイの方もそのように言っていました)
続いて、実機の美しさを写真で紹介していきます!