ボーズのサウンドバー新製品「Bose Smart Soundbar 300」を購入しました。実際に試したところ、ムチャクチャ良かったのでレビュー紹介します!!
ボーズのサウンドバーはSolo 5、Bose TV Speaker を保有しています。どちらも3万円程度の商品。
今回は初の5万円代のサウンドバーです!
結論から言うと、ムッチャ満足しています。
もう箱から本体を取り出した瞬間から、期待できる!と思いました。
その期待は、電源投入後の起動音で確信に変わりました。
キターーー!!と思いましたよ。
- 音の広がり感。
- 低音の響き。
- 音声アシスタント対応による便利さ。
もう、パーフェクト。
いや、もっと高い製品や、もっと各種規格(DOLBY ATMOSとか)に対応している製品もあります。
やっぱり後ろにもスピーカー欲しいなぁ・・とか思います。
でも、「Bose Smart Soundbar 300」最高ですよ。
いや~これは満足度高かったなぁ。
届くまでは「Bose Smart Soundbar 300」って3万円の「Bose TV Speaker」にAlexaが付いただけかな・・?というイメージでしたが、これはもう全くの別物。
「Bose TV Speaker」の差額分以上の価値がある!と感じました!!
まずは速報として簡易的な内容でお届けします!
▼今回紹介する商品はこちら!
Bose Smart Soundbar 300 ワイヤレスサウンドバー Amazon Alexa・Bose Voice4Video搭載 5.6 cm x 69.5 cm x 10.3 cm
目次
「Bose Smart Soundbar 300」の仕様について
「Bose Smart Soundbar 300」の立ち位置をボーズラインナップで確認
ボーズのサウンドバーラインナップを復習し、「Bose Smart Soundbar 300」の位置づけを確認しておきましょう。
- Solo 5 2020/7/15発売 幅54.8cm HDMI ARC非対応
- Bose TV Speaker 33,000円 20207/3発売 幅 59.4cm
- Bose Smart Soundbar 300 55,000円 2021/1/15発売 幅69.5cm 音声アシスタント対応
- Bose Soundbar 500 72,600円 2018/8/28発売 幅80cm ADAPTiQ対応、音声アシスタント対応
- Bose Soundbar 700 105,600円 2018/8/28発売 幅98cm PhaseGuide、ADAPTiQ対応、音声アシスタント対応
価格が高くなるにつれ、幅が広くなってくるのです。
他にシアターシステムとして以下の2機種がラインナップされています。
- Lifestyle 600 429,000円
- Lifestyle 650 539,000円
「Bose Smart Soundbar 300」はボーズのサウンドバーの中でも中の下に位置する印象です。
エントリーではあるのですが、単に「TVスピーカー」と呼んでいる製品よりもランクは上で広がりのある音が期待できそうです!
「Bose TV Speaker」に対してWi-Fi、音声アシスタントにも対応し便利さも向上しています。
音の広がりと便利さ、そして後日オプショナルスピーカーをプラスしてのアップグレードにも対応できる懐の深さを兼ね備えたエントリーサウンドバーというところでしょうか。
「Bose Smart Soundbar 300」の仕様概要
「Bose Smart Soundbar 300」の仕様概要は以下の通りです。
入力 | HDMIオーディオリターンチャネル(ARC)、光デジタル、ベースモジュール接続、電源入力 |
Bluetooth | ワイヤレス通信距離: 最大9 m、Bluetoothバージョン: 4.2 |
カラー | ブラック |
素材 | 本体: プレミアムプラスチック 前面: メタルグリル |
外形寸法 / 質量 | スピーカー:69.5 cm x 5.6 cm x 10.3 cm (3.2 kg) リモコン:4 cm W x 10.5 cm H x 1.2 cm D 電源コード:1.52 m 光デジタルケーブル:1.52 m |
同梱物 | Bose Smart Soundbar 300、専用リモコン(電池付属)、電源コード、光デジタルケーブル、クイックスタートガイド |
価格 | 55,000円(税込) |
発売日 | 2021年1月15日 |
機能的な特徴としては以下の通り。
ポイント
- 4基のフルレンジドライバー
- 中央に「トークやセリフをクリアに再生する」ツイーターを配置
- Amazon AlexaおよびGoogle アシスタントに対応
- Voice4Videoテクノロジー
- Bose SimpleSyncテクノロジー採用
- Wi-Fi に対応
- Apple AirPlay 2、Spotify Connect 対応をサポート
- 「Bose Music」アプリに対応
- ベースモジュール、サラウンドスピーカーを追加可能
前回紹介した「Bose TV Speaker」に対して、フルレンジドライバーの増強、Wi-Fi、音声アシスタントにも対応し性能アップしたサウンドバーが「Bose Smart Soundbar 300」です。(その分価格も2.2万円高い)
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ボーズ独自のVoice4Video™テクノロジー
ボーズ独自のVoice4Video™テクノロジーが、Amazon Alexaの音声機能を拡張します。音声コマンドでBose Smart Soundbar 300のコントロールに加えて、テレビやケーブルTV、衛星放送のチューナーのコントロールが可能です。Alexaに話しかけるだけのシンプルな操作で、テレビの電源をオンにしたり、お気に入りのチャンネルに切り替えたりできます。「アレクサ、チャンネル1を見せて」と話しかけるだけで、すぐに番組を楽しめます。大切な人と、大好きなエンターテインメントをお楽しみください。
テレビの電源やチャネルの切り替えが音声コマンドで可能なのは助かります。(現在僕はAlexa対応のスマートリモコンなどを使用していなため)
TVのリモコンを探す必要がないのはムッチャ便利そう!(実際にどうだったかは後述します)
Bose SimpleSync™テクノロジーに対応!
Bose SimpleSync™テクノロジーにより、Bose Smart Soundbar 300をボーズの他の対応製品と接続することが可能です。テレビを見たいけれど、他の人の邪魔をしたくない、そんな時には、サウンドバーをボーズの対応ヘッドホンと接続すれば、パーソナルなテレビ視聴が楽しめます。同時に2つの部屋で同じ音楽を楽しみたい場合には、サウンドバーをボーズのBluetoothスピーカーに接続すれば、家のほかの場所でも音楽を楽しめます。
Bose SimpleSync™テクノロジー は他のボーズ製品と接続して(最大で2台の製品を連携。つまり「Bose Smart Soundbar 300」に対して追加で一台のスピーカー・へッドホンが接続可能)
これ、TVの音声をBose Noise Cancelling Headphones 700 で楽しめるという事です!ムッチャ便利そう!
最近のTVはBluetooth接続に対応していて、TVとヘッドホンをつなぐことができるようですが、僕の旧式のTVなのですが、「Bose Smart Soundbar 300」を仲介すればそれが可能に!!嬉しい!
Wi-Fi、Spotify Connectに対応!
好きなコンテンツを、好きな方法で、ワイヤレスストリーミング。
Bluetooth®でデバイスに直接接続するほか、Wi-Fi®のホームネットワーク、Apple AirPlay 2、およびSpotify Connectでの接続が可能です。
Spotify®、Amazon Music、Apple Musicなど、お気に入りの音楽配信サービス、またはスマートフォンやタブレットにあるお気に入りの音楽を再生することができます。
もちろんBluetoothでスマホとも接続が可能なのですが、「Bose Smart Soundbar 300」の何が便利って、Wi-Fiに対応していてSpotifyの曲を自分で流してくれる所。
Bose Musicアプリに対応
無料のBose Musicアプリを使えば、サウンドバーのセットアップや音声アシスタントの選択、音楽の検索が簡単にできたり、アプリを切り替えずにラジオ局、プレイリストから音楽配信サービスへのシームレスな切り替えも可能。さらに、Bose Smart Soundbar 300を操作したり、対応するスマートホーム製品とグループ化したりすることもできます。アプリからプリセットを設定して、お気に入りの曲にワンタッチでアクセス。複数のユーザーがそれぞれ設定をカスタマイズできます。
アプリ対応は当然、とは思うのですがあるとイロイロ助かりますね。
オプショナルスピーカーで迫力の低音&サラウンドに!
「Bose Smart Soundbar 300」は、別売の「BOSE BASS MODULE 500」を追加し迫力の低音を再現したり、「Bose Surround Speakers」を追加し映画館のような、感動的で臨場感のあるサウンドを楽しんだりすることも可能です。
もちろんそれぞれ追加費用が発生しますが、より完成度の高いシアターシステムにアップグレードも可能です!(いつかやってみたい!)
BOSE BASS MODULE 500 サブウーファー ボーズブラック
「Bose Smart Soundbar 300」の実機をチェック!
早速ですが「Bose Smart Soundbar 300」の実機をチェックしていきましょう!
このパッケージには↓ NFL(National Football League)のマークが。
ボーズはNFLのオフィシャルサウンドなのです。その中の一つの製品として 「Bose Smart Soundbar 300」が存在するようです。
Googlアシスタント、Alexa、Airplay2、そして Dolby AUDIOに対応。
最近はやりの DOLBY ATMOS には対応していないようです。
↓こちらがセット内容です。本体、リモコン、光デジタルケーブル、電源コード、説明書類 が同梱されています。
HDMIケーブルは付属していません。購入時に同時購入しておかないと、サウンドバーが届いてもTVの音が楽しめないのでご注意を。
▼ 最近は手ごろな価格で評判の良いHDMIケーブルが多いですね。
リモコンはコンパクトなカードタイプ。
外観、形状は「Bose TV speaker」に付属するリモコンと同じですが、ボタンの割り当てが異なります。
リモコンのボタン配置についは↓説明書がわかりやすいです。
リモコンの右側の下2つのボタンを音楽再生系に割り当てたのですね。
↓本体を上からみたところ。
「Bose Smart Soundbar 300」の方が横に長いため、スリムに見えます。
上面にはタッチボタンも配置されています。
マイクをオフにすると、↓このように正面の赤いLEDが点灯します。(Alexaに会話を聞き取られたくない場合、反応してほしくない場合などにマイクをオフにします)
重量については、「Bose TV Speaker」が2.0kgなのに対し「Bose Smart Soundbar 300」は3.2kgでなかりズシリと重い印象です。
オーディオは重い方が良い!という先入観もあり、期待が高まります。
正面はメタル調のグリルになっています。
よく見ると「Bose Smart Soundbar 300」の方が薄い仕上がりになっていました。
ただし、スペック上はともに5.6cmになっており、変わりません。(が、印象はかなり違います)
「Bose Smart Soundbar 300」は側面にもスピーカーが搭載されており、これにより広がりのあるサウンドが実現されています。
↓ 底面には2か所にラバーが貼られています。
↓ 底面については、「Bose TV Speaker」よりも品のよい仕上げの印象を受けました。(写真が無くてスミマセン)
↓背面です。背面には2つのパスポートがありました。
「Bose TV Speaker」はパスポートが1つだったので、この数によっても低音の出方に違いが出ている可能性があります。
↓端子部分拡大。左から電源、IRブラスター、バスモジュール、光デジタル、メンテナンス用USB-C端子、HDMI ARC です。
実際に電源ケーブル、HDMIケーブルを接続すると↓このイメージです。
「Bose Smart Soundbar 300」はスタイルとしては、ボーズのサウンドバー統一デザインです。
欲を言えば、HDMIがARC以外にもう1ポートあると便利ですね。
実際に「Bose Smart Soundbar 300」を使ってみる!
「Bose Smart Soundbar 300」を実際に使ってみましょう!
初回電源を投入した時の起動音はカッコよかった~。マジで。
イメージ的には IMAXの映画が始まる前のIMAXのプレゼンテーションのような感じです。(一瞬ですが)
何がいいたいかと言うと、「コレ最高じゃん!?」というような音が鳴ったということです。
セットアップには Bose Music アプリが必要
セットアップにはスマホの Bose Music アプリが必要です。
このアプリを介して、Wi-Fiの設定、音声アシスタントの設定などを行います。
初回にはファームウェアのアップデートがかかり、少し時間がかかりました。
この他にも、音質の設定なども可能です。
SpotifyなどもBose Musicアプリから設定可能です。
Alexaなどを使おうと思うと少し設定が面倒ではあります。
実際に音を鳴らしてみる!
TV番組では声が非常に聞き取りやすいです。やはりセンターに配置されたツイーターの効果なのだと思います。
「ラ・ラ・ランド」の丘の上でのダンスシーン。
足を擦る音も聞こえ良好。楽曲もブラスなども気持ちよく鳴ります。
「君の名は。」の冒頭のシーン。
ここでは隕石が空気・空・雲を切り裂きながら落下する時の響き、上白石萌音さんのモノローグ、都会の喧騒、電車の音、そして空気感 が見事に再現されていました!!
これは良い!!
「Bose TV Speaker」とは音の広がりと低音の響きが違います。
「シン・ゴジラ」の自衛隊の戦闘シーン。
気持良くて音量をガンガン上げたくなります!!
音量を30〜40程度にあげるとかなりの迫力になります。
これ以上の音はバスモジュール、サラウンドスピーカーの追加が必要・・。
でもサウンドバー一本でも日常のTVプログラムの視聴から迫力ある映画まで鳴らしてくれるのは貴重。
これまでに何本もサウンドバーを試していますが、音量を上げれば気持ちよく鳴るし、セリフも聞こえるのですが、あまり音量を上げないとセリフが聞こえない製品が多いのです。
比較的低価格のサウンドバーの中で、日常のTV視聴もサウンドバーでこなせるのはボーズの「Bose TV Speaker」と今回の「Bose Smart Soundbar 300」です。(個人の感想です。耳が良ければ他のサウンドバーでもセリフが聞き取れるかもしれません)
その中で、「Bose Smart Soundbar 300」は音の広がりと低音をさらに付加した存在であり、オススメできるサウンドバーでした!
5.5万円出して良かった!!
現場からは以上です。
▼ 今回購入した商品はこちら!Amazonでもクーポン配布や返品キャンペーンをやっているケースがあります。要チェックです!!
Bose Smart Soundbar 300 ワイヤレスサウンドバー Amazon Alexa・Bose Voice4Video搭載 5.6 cm x 69.5 cm x 10.3 cm
▼ 価格控えめでTVの音に迫力と聞き取りやすさを!という場合には「Bose TV Speaker」がオススメです。
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ボーズのサウンドバー「Bose TV Speaker」レビュー!HDMI対応が嬉しい「Solo 5」からの正常進化モデル。
安定のボーズ!というイメージの商品。おもてだったスペック競争ではなく、シンプルさ、使いやすさ、そしてサウンドの心地よさを追求した製品です。 映画館のような音の広がりサラウンドの訴求は上位のホームシアタ ...
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