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ボーズの肩載せスピーカー SoundWear Companion Speaker レビュー! #SoundWear

2018年3月31日

ボーズの肩載せタイプスピーカー、Bose SoundWear Companion Speaker が発売されました!Bose SoundWear を使ってみた感想を紹介します!ポーズの SoundWear は、かなりエポックメイキングな製品です。レビュー機材をお借りして使っているのですが、返却するのが惜しくなる魅力ある商品です!

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サイズ感のご参考。中央は iPhone 7 です。

ただ、新しい音楽との接し方になるため、使って見たけどあわなかった・・という状態になる可能性もあります。The そうじろう としては「30日返品返金保証」で「ポイント」も付くボーズ・オンラインショップ(公式のストア)の Yahoo!ショッビング か 楽天市場どちらかの店舗での購入をオススメします。公式ストアであれば30日以内であれば使った後でも返品ができるので安心です。(返品条件については各ショップにて確認してください)

*レビュークラブよりモニター品を借りてレビューしています。

Bose SoundWear Companion Speaker 概要

ボーズ サウンドウェア コンパニオン スピーカーは、肩載せタイプのスピーカーです。価格は 34,560円。個人的な印象ではスピーカーとヘッドホンの中間的な存在です。

仕様

外形寸法 本体:24 cm(W)x 5 cm(H)x 19 cm(D)(260 g

入出力 Micro-B USB端子

その他の仕様

ワイヤレス通信距離: 9 m
バッテリー充電時間: 最大3時間
バッテリー持続時間: 1回の充電で約12時間利用可能

同梱物

SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER
カバー(ブラック)
充電用USBケーブル

ウェーブガイドテクノロジーが採用されており、厚みのある低音が特徴です。

今回の Bose SoundWear Companion Speaker では首回りをぐるりと回る長さをウェーブガイドとして利用したところがポイントで、11インチウェーブガイドが2つ搭載されています。

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家の中では肩にかけっぱなしになりがちな SoundWearです。首にかけたままシャワーもしたいところですが、防滴仕様(IPX4)にとどまります。

スピーカーカバーは標準でブラックが付属し、オプションとして ミッドナイトブルー、ダークプラム、ヘザーグレーの三色が用意されています。(3,780円)

カバーは汚れたり痛んだりしますし、好みに応じてオプションのカバーでカスタムができるのは楽しいですね。

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ミッドナイトブルーのカバー

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ダークプラムのカバー

Bose SoundWear Companion Speaker パッケージ

SoundWear Companion Speaker のパッケージからチェックしていきます。

パッケージサイズとしては、幅が約22.5cm、高さが約20.5cmです。

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↓ パッケージ裏側には本機の特徴が書かれています。(日本語記載なし)

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カラー印刷のスリーブをスライドして外すとブラックの内箱が現れます。

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内箱をあけると、SoundWear とのご対面です!

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フタの裏側にドキュメント・USBケーブルが格納されています。

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↓内容物としては、SoundWear本体(カバー装着済み)と充電用USBケーブル、そしてドキュメント類です。

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↓USBケーブルは Micro B端子です。ケーブル長は約43cmで、ボーズロゴの刻印はありません。

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説明書としては、クイックスタートガイドが同梱されています。

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簡単な内容しか記載されていないので詳しい内容についてはオンラインの取扱説明書を参照しましょう。 (546ページあたりから日本語です)

Bose SoundWear Companion Speaker 外観チェック

Bose SoundWear Companion Speaker についてチェックしていきます。

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首回りから胸元にかけて寄り添うようなカーブのデザインです。

↓ カバーの表側はファブリックで首の後ろ側にはBOSEロゴがプリントされています。

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↓ 裏側には、カバーのファスナーがあり、ボタンのアイコンがプリントされています。

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カバーの裏側(下側?)はレザー調です。

装着時右肩側に音量とマルチファンクションボタンが、左肩側に電源ボタンとBluetoothボタンが来るような配置です。

↓ 肌に触れるためと髪の毛を挟み込まないための配慮でしょうかファスナーのスライダーの頭が半分だけ隠すことができます。

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ファスナーを開けると、充電のためのUSB端子が現れます。カバーで覆われているため、充電するにはファスナーを開けなければなりません。

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↓USBケーブルを接続して充電します。充電ステータスを表すLEDインジケーターは、カバーを通しても確認できます。

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充電時のファスナーの開け閉めが面倒かな?と思いましたが、実際に使ってみると、満充電であれば12時間利用でき、結果的に充電する回数が少ないことと、ファスナーによる開閉の操作性が良いのでさほど手間になりません。ワイヤレスイヤホンの小さなラバーのカバーを開閉して充電するよりもよほど楽です。

残念ながら充電中は楽曲を楽しむことができません。

↓カバーのファスナーをあけていくと、各種認証マークのプリントが薄っすらと見えるゴツゴツした骨格とともに現れます。(ちょっとエイリアンっぽいです)

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昨年米国に行く機会があったので日本で未発売の SoundWearを「買って帰ろう!」と思っていたのですが、店頭でカバーを外して確認させてもらったところ、当時は技適マークがなく、泣く泣く米国での購入を断念したことを思い出しました。

カバーは伸縮性があるのですが、SoundWear本体にはパツパツの状態で装着されています。本体からのカバーの着脱にはコツが入ります。

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SoundWearのカバーの着脱には、↓ 下の公式ビデオをご確認願います。(ここまで曲げていいの!?と驚いてしまうほど、むちゃくちゃインパクトあり!必見です)

カバーを外すと、スピーカーなのだなぁ・・と実感できます。かっこいいなぁ・・。裸で使うかどうか悩ましいです。

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↓裸のSoundWear本体の裏(下)側です。

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↓SoundWear本体の右肩側にBOSEロゴがプリントされ、メッシュになったスピーカーグリル、そしてウェーブガイドテクノロジーのポートが配置されています。

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よくよく眺めてみると SoundWear のウェーブガイドのポートは左右で開口位置が異なります。

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構造上の都合ではあると思うのですが、サーキットのコーナーに例えるとインコースとアウトコースになり、左右でウェーブガイドの長さが若干異なと考えられます。(影響があるかは不明。誤差の範囲だと思われます)

長さの違いはともかく、開口部の位置関係が左右で違うことが少し気になってきます。違いを知ってしまうと、ポートの開口部が耳に近い右の方が低音に厚みがあるような気すらしてきます。

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LEDは周辺がふんわりとしたフチになっていて優しい印象を与えます。(本当は5つのLEDですが写真では4つしか点灯していません) ボタン類は、樹脂に覆われていますがイヤホンやヘッドホンと比較すると大型なので非常に操作しやすいです。

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Bluetoothボタンの近くにもステータスLEDがあり、接続状態などを表します。

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Bluetoothの接続は簡単。

オーディオ関連機器のBluetoothペアリングで困ったことはあまり記憶にないのですが、Bose SoundWear Companion Speaker でも特にトラブルなく接続できました(iOS)。

取扱説明書には「Apple製品に接続すると、画面の右上と通知センターにスピーカーのバッテリー 残量が表示されます。」という記載があるのですが、実際には表示がされません。

僕のiPhoneだけなのかもしれませんが、バッテリー残量は気になるため、通知領域に表示してもらえると嬉しいです。(Bose Connectアプリ内では残量を確認できますし、音声ガイドでも告げてくれるのではありますが・・)

Bose Connectアプリを使うことで、低音の調整やオフタイマーの設定が可能です。製品の使い方も確認できて便利です。

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ボーズ製品は購入後にファームアップデートが必要なケースが多い印象ですが、SoundWearは米国での発売から期間が経過している為か、今の所アップデートの通知なしです。

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*「ダイアログ調整」で低音の調整が可能です。(直感的には理解しにくい設定名称です)

Bose SoundWear Companion Speaker はボーズらしく2台の機器とBluetooth接続が可能です(マルチペアリング)。

スマホとタブレットの両方とペアリングしておいて使えるのが便利です。

Bose SoundWear Companion Speaker 音質

僕は、まず音質よりも耳元で広がる音に驚きました。

すでに二週間程度使っているので慣れてきてしまったのですが、はじめて装着した時には音の広がりに感動しました。

音の広がりの次には、このサイズから出ているとは思えない低音の響きが印象的です。ウェーブガイドテクノロジーの効果でしょう。

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全体的に音質は良く、聞いていて疲れにくい音だと思いますが、解像感に対しては強くない傾向でしょう。(ボーズらしい傾向だと思います)

音質を追求するならば、大きなスピーカーを使ったサウンドや、しっかりしたヘッドホンに分があるとは思います。

Bose SoundWear Companion Speaker は音質だけでなく音を身にまとう体験も合わせて提供していると思います。

散歩、サイクリングにSoundWearのようなスピーカーを使うことが当たり前になる世界が近いかもしれません。

僕は、iPad ProとSoundWearとを接続してドラマや映画を楽しんでいます。

SoundWearの映像に対して若干の音の遅れ(リップシンクのズレ)はありますが、僕の感覚ではギリギリ気にならない範囲内です。(Amazon Prime Video、Video & SideViewで確認)

iPad Proの内蔵スピーカーも音が良いと言われていますが、SoundWearの空気感を持つ音の方が好きで積極的に使っています

音質そのものよりも、耳とスピーカーの位置関係によって聞こえ方が変わることの方が問題だと感じる人もいるかもしれません。(ここはイヤホンやヘッドホンと大きく異なる部分です)

SoundWearのスピーカーユニットは比較的指向性が強い為、耳に対するスピーカーの位置がズレると左右の耳で聞こえ方に差が出ます。そのため、体に載せた時の耳に対する位置決めが大切です。

リスニング中に首を傾げたり、横を向いたりすると音のバランスが変わります。考えてみれば当たり前の現象なのですが、実際に使ってみるまでわからなかった事の一つです。

これも慣れると気にならなくなります。

Bose SoundWear Companion Speaker まとめ

僕はこう思う。

Bose SoundWear Companion Speaker を実際に使ってみて「これは音楽との付き合い方が変わるスビーカーだぞ」と感じました。

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ヘッドホンやイヤホンのような"他者をシャットアウト"して自分の中にこもってしまうオーディオデバイスとは異なり、音楽を楽しみながら35%〜60%程度の意識で周囲のことを意識できるようになるのが Bose SoundWear Companion Speaker なのだと思います。

持ち歩けるスビーカーでありながら、他者へはほとんど音を聞かせない。(実際には聞こえます。音量・環境音によります)

うまくバランスがとれた 究極の「ながらスピーカー」です。

家事をしながら、洗濯物を干しながら音楽を楽しめます。

その為、装着したままトイレに行ったり、宅配便の訪問に対応したり・・といったことを何度もしてしまいそうでした。

自分の好きな音楽を楽しんでいても SoundWear であれば、家内から声をかけられても、しっかりと対応ができます。(ここがかなり大切)

角度や音量にもよりますが、こちらが楽しんでいる音は周囲に対して大きく迷惑をかけないレベルです。(静かな部屋ではどうしても目立ってしまいます)

家庭内での溶け込み具合にプラスして少しの勇気で活動範囲が外にも広がります。お散歩、サイクリングにも使えそうです。

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外でウォーキングなどで、ラジオを持って音を出しながら歩いている方もおられます。Bose SoundWear Companion Speaker は、そのような方にもオススメできると思います。ただし、もう少しカバーに工夫をして落下防止の仕掛けが欲しいところです。(つまずきによる振動で落下してしまう可能性が高そうなのです)

ヘッドホン・イヤホンが面倒になります

SoundWearが(レビュー用の貸し出しですが)家に届いてからは、ヘッドホンを装着するのが億劫になってきます。

じっくり音楽に向き合うならヘッドホン。ながらで音楽を楽しむなら Bose SoundWear Companion Speaker というイメージではないでしょうか。(安っぽい音をだしている訳ではありません。SoundWearは「ながら用途」に向いているという意味です)

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最近みつけた新しい「ながら体験」

Bose SoundWear Companion Speaker を使っていて気づいたのですが、このスピーカーって一人バンドごっこ(別名:楽器版ジャイアン・リサイタル)に向いています。

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楽器を練習する時に SoundWear から楽曲を流しながら、アンプなしでギターやベースを弾くのです。全体的な音が小さく済みますし、音がともに下側から鳴ってきます。

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Bose SoundWear Companion Speaker を使った楽しみ方はこの楽器練習用以外にも、まだまだありそうです。

僕としては就寝前の iPad を使っての映画・ドラマ鑑賞の相棒にしたいのです。(音が良い割に周りに迷惑がかかりにくい)普通にSoundWearを装着する場合には、首の後ろ側がどうしても当たってしまうのです。

そのため何とか胸の上に置くのですが、残念な事に左右が逆さになってしまうのです。その為左右を入れ替える機能があればなぁ、と思います。

最後に

Bose SoundWear Companion Speaker を身にまとう事は、新しい音楽体験だと思います。

ぜひ一度トライしてみて欲しい製品です。今回はレビュー用の貸し出しなので返却が必要です。あぁ、SoundWear、返却せずに手元に残しておきたいなぁ・・・。



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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