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「新海誠展 ―『ほしのこえ』から『君の名は。』まで―」@国立新美術館(東京会場)に行ってきた!

2017年11月10日

東京の国立新美術館で開催される「新海誠展 ―『ほしのこえ』から『君の名は。』まで―」のプレミアム内覧会に行ってきました!開催前日の11月10日に観覧することができました!新海誠展に関する各種情報(所用時間含む)をお伝えしたいと思います!

新海誠展チケット

僕は東京会場は絶対に混むから!ということで三島会場に足を運んだのですが、東京会場は静岡(三島)とは一味も二味も違う展示でした!

↓静岡は静岡で最高だったのですが、東京は東京で最高でした!!(三島(静岡)や小海町高原美術館(長野)に行かれた方も東京の展覧会を見た方が良いと思います!)

新海誠展 入り口
新海誠展@大岡信ことば館 の歩き方。静岡は遠かったが最高でした!(マジ、オススメ)

『新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで 』が静岡県の三島にある大岡信ことば館で開催されています。(8月27日まで) このデビュー15周年記念の新海誠展は、この後、長野会場を経て、11月に東京 ...

新海誠展概要

会期:2017年11月11日(土)~12月18日(月)
休館日:毎週火曜日
会場:国立新美術館 企画展示室 2E
開催時間:10:00→18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで

新海誠展 入り口

入館料:〔当日〕一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
・中学生以下無料
・障がい者手帳をご持参の方は入場無料(付添の方1名を含む)
・11月17日(金)、18日(土)、19日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
※前売券発売日やその他企画チケットは、詳細が決まり次第、展覧会ホームページにてお知らせします。

新海誠展 展示内容など

新海誠展は、作品ごとに章立てされています。

第1章 ときのこえ
第2章 雲のむこう、約束の場所
第3章 秒速5センチメートル
第4章 星を追う子ども
第5章 言の葉の庭
第6章 君の名は。

製作時の機材、メディア、構想時の資料、イメージボード、絵コンテ、ビデオコンテ、作画資料、背景、監督指示、本編などの各種映像が展示されています。また、要所要所に再現したモデルなども展示されています。

作品への思い、考え、映像制作過程、映像の美しさなどをトータルで知ることができる素敵な展示内容です。

東京会場での特別展示

新海誠展の東京会場では、幾つかの特別展示があります。

僕が見た静岡会場とも随所で違いがありましたが、公式ページで紹介されているのは、下記の内容です。

映像制作の舞台裏
新海誠監督作品の映像の美しさ、みずみずしさ、奥行きはどのようして生まれるのでしょうか。東京会場ではデジタルワークによる映像制作過程を視覚化し解説し、その秘密に迫ります。

制作の上で行われている事をかなり紹介されています。ロケハン写真→美術背景→本編での仕上がり の比較、アプリで使うカスタムブラシの紹介、レイヤーの紹介などなど。かなり深堀した内容でした!

新海誠と時代背景
新海誠監督の作品制作には、パソコンの進化やインターネットの普及といった時代背景が大きく関わっています。急激に変化したデジタル環境のなかで、いち早くデジタル技術を制作に取り入れてきた新海誠の歩みを時代背景とともに振り返ります。

年表をはじめとして、各作品時代で使われていたパソコンなども展示されています。

世界に広がる新海誠
「君の名は。」が海外でも大ヒットしたことは記憶に新しいですが、それ以前から新海誠監督作品は海外で高く評価されてきました。新海誠とその作品がどのようにして世界へと広がっていったのか、その足跡を辿ります。

出来立ての『君の名は。』がアメリカのイベントで公開された時の映像や、各国でリリースされているディスク、コミックが多数展示されています。(かなりの数ですが、これも 1000点の展示に含まれているのでしょうか・・?)

キーワードで読み解く作品世界
新海誠監督作品には繰り返し登場するモチーフやテーマがあります。それらに焦点を当て、各作品の共通性や違いを解説することで、作品世界をより深く掘り下げてゆきます。

この部分はかなり面白いです。『君の名は。』の展示のあとのパネルでの紹介の事だと思いますが、その後で観る クロージングムービー へとつながっていきます。

フォトスポット
作品世界をより楽しむことができる特別なフォトスポットも用意いたします。

この他にもオープニングムービー、クロージングムービー、飛行機の模型の展示などもあります。

新海誠展の会場は2Fです。

新海誠展の会場は国立新美術館の 2F です。エスカレーター、エレベーター、階段で2階まで行く必要があります。

新海誠展会場は2階

位置的には、乃木坂駅寄りです。美術館の奥の方・・というイメージです。

荷物はロッカーに預けましょう!

ロッカーはコインリターン式で用意されています。(無料です)

新海誠展のロッカー

100円玉が必要になります。両替機が近くに設置されている場所もありますが、インフォメーションセンターで両替しなければならなくなったりもしますので、100円玉は用意していった方が吉です。内覧会で、リュックを背負ったまま見学されている方がおられましたが、なるべく身軽にして観覧した方が良いと思います。(音声ガイドを借りたり、物販で購入するためのお財布は忘れずに!)

新海誠展のロッカー注意

なお、キャスター付きバッグなどの大きな荷物はインフォメーションセンターにて預かってもらえます。

↓国立新美術館のロッカーは、1Fでも複数箇所あります。また2Fなど各階にも設置されています。

新海誠展のロッカー位置

行く前に準備しておいた方が良いこと

新海誠展に行く前に準備しておいた方が良いことを紹介しておきます。

  • スマホへのQRコード読み込みのためのアプリインストール(フォトスポットで必要になりますiOS系にはインストールしておいた方がいいのでは?)
  • スマホは忘れずに持って行きましょう!
  • ロッカーに使う100円玉(ロッカーは無料なので戻ってきます)
  • メガネの方はメガネ拭き(綺麗な状態で見た方が良い!)
  • 会場へは財布を忘れずに!(音声ガイド、物販の購入に使う)
  • メモしたいのであれば鉛筆を!(シャーペン不可)
  • 見学のために十分な時間を確保してください。(最低3時間)
  • 入場までの待ち時間も想定しておきましょう
  • メッセージ書く用の目立つインクのペン(白やゴールド)を持っていく!
新海誠展
このように入場まで待機列ができることもあります(写真は内覧会のもの)

図録は現地でのノリで購入しても良いのですが、重かったり大きかったりするためアマゾンで購入する手もあります。(現地購入であれば水色の専用ビニールバッグ?(これが微妙・・)がもらえるようです)

「神木隆之介さんとめぐる」音声ガイドは 550円

念願の音声ガイドが神木さんの声で実現しました!これは絶対に借りた方がいい!と言いたいところですが、僕の感覚では、猛烈プッシュという感じではないかな?というところです。(ファンのみなさま申し訳ありません)

新海誠展のパネル

神木さんの語りは、すごく同じ新海ファンとして嬉しい内容ですし、声もすごく良いのですが、僕が内容として期待していたモノとは少し違いました。

僕が期待したのは、展示の内容における注目点などの解説だったのです。絵画の展覧会での音声ガイドのように「ほら、この右上をよーく見てください」というイメージでした。実際の音声ガイドは、作品の概要+”神木視点で語る”の構成で紹介しています。

音声ガイド

当然展示にはないプラスアルファの情報や、途中にはクイズなどもあり楽しい内容に仕上がっています。各作品の楽曲がBGMとして流れるのでこれも嬉しいところです。

しかし、音声ガイドは必須!とはいえず、興味のある方、神木さんファンの方が借りるようなイメージでしょう。また、各コーナーの冒頭に書いている説明書きを自分で読むのが面倒な方は、神木さんに語ってもらうのが良いでしょう!(全員が借りるのでは!?と思っていましたが2.5割程度の付帯率でしょうか)

音声ガイドの価格は550円。収録時間は約35分。制作は株式会社アコースティガイド・ジャパン。トラック数は17です。

端末はイスラエル製で、残念ながら一般的なヘッドホンのケーブルは接続できないタイプです。お気に入りのヘッドホンで聞きたかったですね!

新海誠展の音声ガイド
音声ガイドのプラグは細いです。

20番にも収録がありますので聞いてみてください!

会場内撮影不可!(フォトスポット除く)

新海誠展の会場内での写真撮影は禁止です。

休憩スペース(休憩できないんですけどね)として存在する部分も撮影できません。

https://twitter.com/Shinkai_ten/status/928850829129400320

グッズ売り場も徹底的に撮影不可です。厳しい!

フォトスポットとして用意された箇所のみが撮影可能です。

会場内お手洗いあります!

新海誠展の会場内にはお手洗いがあります。展示として 1/3進んだ頃に休憩スペースの付近にあります。

会場内のお手洗いは嬉しいのですが、男性用で大2、小2という構成です。混雑して多少待つ可能性もありますのでお早めに。

座れる場所は4箇所

新海誠展は、かなり長時間の鑑賞になると推測します。

こんな時に嬉しいのがベンチの設置です。ベンチは4箇所にあります。

展示のほぼ中間地点である「星を追う子ども」の展示、「言の葉の庭」の展示、「君の名は。」の映像展示会場、最後のクロージングムービー会場の4箇所です。

物販スペースは入場券がなくても入れます!

新海誠展のグッズとしては、(個人的には)それほど目を引くものがなかったのです。でも見た中では、ポストカード(200円)がよかったです。横長でキレイです。

この新海誠展の物販スペースは、展示会場のあとのフォトスポット後に位置し、展覧会を見ていない人でも物販スペースに入って商品を購入することが可能です。

新海誠展グッズ売り場
広々としたグッズ売り場

マッキーは、見本も展示しながらの販売でした。

松屋銀座 新海誠監督作品「君の名は。」展 で購入したマッキー極細で感動した!(ネタバレ)

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同じ国立新美術館で開催している「安藤忠雄展―挑戦―」の物販コーナーにも入ることができます。ここで売られている図録がすごくて、直筆のイラストとサインがついているのです!スゲェ。(それだけでも見てみてください)

新海誠展の所用時間は??

新海誠展を見ていくために必要な時間はどの程度でしょうか?

新海誠展 看板

僕の場合、3時間でした。音声ガイドを聞いて、映像もそこそこ見て、展示もさらりと見たイメージです。静岡会場でも確か2.5時間程度でしたので、点数の多い東京会場ではやはりそれ以上に時間がかかります。

真面目に並んで見たり、絵コンテを全て読み込んだり、作画指示なども丁寧に読み解くとなるともっともっと時間がかかるでしょう。

ざっくり、3時間程度と考えておいた方が良いでしょう!(余裕を見て3時間+αですかね・・)

新海誠展 映像の時間 総時間 84分!

オープニングムービー 2分

第1章 ほしのこえ 計4分 累計 6分
予告編 1分、本編映像 1分x3本

第2章 雲のむこう、約束の場所 計13分10秒 累計 19分10秒
ビデオコンテ 1分、パイロット版映像 3分、本編映像 1分45秒、2分15秒、ビデオコンテ 30秒、本編映像 40秒、1分、3分

第3章 秒速5センチメートル 計12分45秒 累計 21分55秒
ビデオコンテ 1分、本編映像 2分45秒、ビデオコンテ 1分、本編映像 3分、ビデオコンテ 1分、本編映像 4分

第4章 星を追う子ども 計11分50秒 累計 33分45秒
本編映像 3分、ビデオコンテ 50秒、本編映像 1分15秒、1分45秒、PV 5分

別章 計10分 累計 43分45秒
イース 1分53秒、歯の女と彼女の猫 3分、大成建設CM 30秒x3本、サントリーCM 1分(3本計)、米国での初上映 2分40秒

第5章 言の葉の庭 計19分40秒 累計 63分25秒
予告編 1分15秒、ビデオコンテ 2分30秒、本編映像 1分55秒、2分、1分x5面、7分

第6章 君の名は。 計17分35秒 累計 81分
本編映像 45秒、ビデオコンテ 1分20秒、本編映像 90秒、取材・コンテ・本編 2分40秒、本編映像 3分、1分、1分、2分、20秒、3分、1分

クロージングムービー 3分 累計 84分

新海誠展に入場したら忘れないで欲しいこと

  • 休憩スペースの”木の葉”には神木さんのメッセージもあります。要チェック。
  • 展示ばかりでなく、上に飾られている物もチェックしましょう。特に「別章」の通路の上にはとても素敵な写真が飾られています。(忘れられがち)
  • 物販コーナーの出口付近にチラシと朝日新聞の号外が置かれています。お忘れなく!

展示会場構成(ネタバレ)

新海誠展の内部は以下の写真の通りです。

各エリアスペースを色で区切りました。

第1章 ときのこえ
第2章 雲のむこう、約束の場所
第3章 秒速5センチメートル
第4章 星を追う子ども
第5章 言の葉の庭
第6章 君の名は。

それぞの展示ボリュームがわかるかと思います。当然ですが、君の名は。のエリアが最大です。

フォトスポットと物販スペースが広く、会場が少し大きかったかな?という印象もあります。(美術作品に比べてサイズが小さいですからね!)カブなども持ってきたらよかったのに・・とも思います。

フォトスポット(ネタバレ)

クロージングムービーで展示は終わりとなります。その後フォトスポットがあり、写真撮影できます!

写真展を再現!

「君の名は。」で奥寺先輩と瀧くんがデートをした美術館が国立新美術館です。そこで展示されていたのが糸守の写真。この写真展が再現されています!

新海誠展フォトスポット

↓ 写真を撮ってみましたよ!

新海誠展フォトスポット糸守

ちょっと、これでは正直寂しい・・・。しかも、全体を収めるためには展示から5m程度離れる必要があります。

このアングルで撮るよりも、近寄って写真を見ている瀧くんを再現して撮影した方がいいかも!

もちろん再現してくれたのは感謝!ですが、ライティングや展示のレールも含めてリアルさを追求して欲しかった!と思いました!(比較できる劇中写真が近くにあるので、その思いはなおさら・・)

「言の葉の庭」の東屋でAR記念撮影!

フォトスポットとしてもう一つ、ARフォトスポットがあります!

新海誠展ARフォトスポット

『言の葉の庭』の世界に入ろう!ということで、自分が雨降る公園(新宿御苑)の東屋に入り込んだ写真が撮影できます!

新海誠展ARフォトスポットQRコード

撮影後にダウンロード用のアドレスがQRコードで提供されるため、撮影前からQRコードリーダーを用意しておきます。

立ち位置付近に立ち、撮影します。撮影後に画面に表示されるQRコードを読み込みます。

新海誠展ARフォトスポット

QRコードの読み込みが終わらないと次の人にバトンタッチできませんので、ちょっと気まずいです。

特に注意なのは、撮影時に画面に映る自分を見てしまいガチですが、TVの下にあるカメラに目線を持って行った方が良いと思います。

試していないのですが、カメラが腰の高さなので、実はしゃがんだり、低めのポーズを取った方がいいのかもしれません。

4K画質で・・という話なのですが、実際にダウンロードできた画像サイズが1920x1080なのが気になります。まぁ、4K解像度!とは言っていないので・・。

ダウンロード用のURLは2.5日程度の有効期限のようです。

追加で・・

奥寺先輩とデートをしたカフェの写真を撮ろう!

会場外でも、君の名は。でデート時に食事をしたカフェの写真を撮るのも良いでしょう。

新海誠展 サロン・ド・テ ロンド

撮影するなら、3Fまで上がって上から撮影したり、エレベーターから撮影すると映画に似たアングルで撮影できます。(カメラを落とさないようにご注意を)

ちなみに、このカフェの名前は、「サロン・ド・テ ロンド」。”発見”という意味だそうです。

↓過去記事で紹介しています!

映画「君の名は。」プチ聖地巡礼@国立新美術館に行ってきた。なぜこのカフェが選ばれたのか?すごい発見をしたかも。

国立新美術館に映画「君の名は。」のプチ聖地巡礼をしてきました!「君の名は。」で瀧くんと奥寺先輩とがデートで食事をした場所です。このシーンを映画で観た時に、「あぁ!これ国立新美術館の中だわ!」とすぐにわ ...

瀧くんが落ち込みポーズを撮った場所で撮影!

もう一つオススメのフォトスポットが地下一階の案内板前です。

新海誠展 うなだれるならココ

奥寺先輩とのデートで会話が続かず、瀧くんが落ち込みポーズを取った場所(・・のモデルになったような場所)で写真を撮るのも良いでしょう!

場所は地下1階です。地下一階にはアート関連のショップやレストランもあります!

新海誠展のあとは・・

国立新美術館で開催されている「新海誠展」を見終わった後には、『君の名は。』のように六本木ヒルズ 森タワーに向かうと良いでしょう。

新海誠展 六本木ヒルズ

展望台(東京シティビュー)からの眺めも素晴らしいです!

TokyoCityView

↓ 国立新美術館から六本木ヒルズまでのルートを紹介しています。

国立新美術館から六本木ヒルズ(森美術館)への行き方を写真で紹介します。

国立新美術館は常設展がなく様々な展覧会・企画展が複数開催できる規模で、魅力的な美術館ですね。この国立新美術館から六本木ヒルズへの行き方・道順について写真で説明したいと思います!(美術館巡りとして、国立 ...

また、東京シティビュー(スカイデッキ)では、クリスマスイベント「星空のイルミネーション」を11/25〜12/25の間開催します!デートにはいいですね。

ルートから外れますが、大黒屋六本木店にてチケットを購入すればスカイデッキまで入場できるチケットで安く入場できるでしょう。(在庫状況をご確認ください)

新海誠展の感想(ネタバレ含む)

The そうじろう としての新海誠展の感想や気になった事を書きます。

新海誠展入場口

オープニング・クロージングムービーが超絶カッコイイ!

オープニングムービー、クロージングムービーがとてもカッコイイ!!編集がスゴイですよ。

音はBOSEのスピーカーを使っていますが、もっと音を大きくして流して欲しい!(会場全体に言えますが)

スピーカー配置で言えば、クロージングムービーでは3スピーカーでした。左右+中央で、中央からはセリフだけが流れているようでした。この音響構成のためでしょうか、本当、”語り”が心に響きます。

逆に映像は2台のプロジェクターでつなげているのですが、左右での色の違いが気になりました。

とにかく東芝 REGZAがキレイ!

映像が超キレイ!今回の映像展示は全てREGZAのTVでした。新海監督の作品は、ひょっとするとスクリーンで見るよりも、解像度が高く、自身で発光するディスプレイで見た方がキレイなのではないか、と思いました。REGZAスゲェキレイです。「秒速5センチメートル」のコスモナウトのロケットの光、「言の葉の庭」。スゲェキレイ。(肌などで階調段差が見られることがありますが)

ソニー RX0が実戦投入?

フォトスポットでの『言の葉の庭』の世界に入ろうで使われているカメラが、SONY のアクションカム RX0 でした。(ちらりとしか見ていないのですが、RX0のはず!)

絶妙なライティング

各章においてライティング(照明)の具合が異なります。特に「言の葉の庭」では雨のイメージでやや暗め。天井付近には雨のプロジェクション。(風速の桜もよかった!)

この暗めのライティングの中でみる「言の葉の庭」の映像がとてもキレイ!印象的です。(TV欲しくなった・・)

ライティングの工夫を感じながら鑑賞するのもオススメです!

「よろしくおねがいします」

新海誠監督の指示などを見ていると、最後に必ず「よろしくおねがいします」の一文が入っています。「ありがとうございます!」も結構多いです。

仕事をする上で、このコミュニケーションが大切だよねぇ・・と感じました。

個人的にちょっと残念だった『君の名は。』のラストシーン

静岡で見た時には、『君の名は。』のラストシーンの展示には原画かレイアウトかに対する監督指示が入ったものだったのですが、今回の東京会場では、監督のレイアウトだったのです。指示としても「風をふかすとか?」のような記載です。

静岡の時の指示では、「カットいっぱいやさしく風を吹かせてください」という言い切りでした。これが結構よかったので、もう一度見たかったのですが・・。ちょっと残念。(言っている意味が全く伝わらないかもしれません)

映像を作ることの大変さを実感できる展覧会

ロケ写真=背景=本編シーンの比較、絵コンテ=レイアウト=原画・動画という流れも多数紹介されていました。他にもPhotoShopのカスタムブラシなどの紹介もありました!(よくわからないけど楽しい)しっかりと技術も紹介してくれる展覧会で楽しかったです。

(作ったことはないですが)新海誠監督作品はかなりこだわりを持っていて厳しそうですね!

新海誠展は、新海誠の作品というヨコ糸、各作品を作り出す技術や人等の横軸が綿密に必要なことが理解できました。

気になる方は足を運びましょう!!会期後半は待ち時間が出るケースが多いのでお早めに!

音声ガイドで神木さんが触れていた、小説「言の葉の庭」を現在僕も読んでいます!これを読むのと読まないのとでは全く映画への印象が違います。これは読んだ方が良いですよ!



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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