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「JBL Bar 5.0 MultiBeam」自腹購入レビュー!DOLBY ATMOS対応がうれしいオススメのサウンドバー!

2021年3月29日

サウンドバー「JBL Bar 5.0 MultiBeam」を購入しました。この記事では、Bar 5.0 MultiBeam を実際に使ってみた感想をお伝えします!Bar 5.0 MultiBeam は 44,000円(2022/10/07 家電量販店価格 10%ポイント還元) のサウンドバー。個人的に意識しているサウンドバーのエントリー価格 30,000円を超えており、初心者には少し手を出しにくい印象の製品かもしれませんが抜群のコスパだと考えます!

これは買い!です。

満足度も高く、比較的低価格なサウンドバーをを購入しようと考えている多くの方にオススメできるモデルでした!

Jbl Bar 5.0 MultiBeam のJBLロゴ

The そうじろう
The そうじろう

JBL Bar 5.0 MultiBeam の価格は 44,000円。
満足度も高く、
「これからサウンドバーを試してみたい」
「1万円クラスの機種から少しステップアップしてみたい」
という人にオススメの機種です。

これまで数々のエントリー価格帯のサウンドバーの多くを実際に購入し、試してきました。
サウンドバーの価格は三万円を超えるとなかなかよい結果が出る傾向があります。今回のJBLのサウンドバーもなかなか迫力あるサウンドが楽しめます。低価格機にありがちな、"TVでのセリフが聞き取りにくく感じたり、小さめの音が聞こえにくく、急に大きめの音がドカン!と鳴るような傾向"もなく、映画だけでなく日常のTV視聴にも使えるサウンドバーでした
今注目のサウンド規格 Dolby Atoms にも対応。広がりあるサウンドにも満足しました。
若干残念に感じたのは音のクリスプ感があまりない事(高域でのキラキラ感にやや欠ける印象)。このあたりは愛用のボーズ製品の方が一枚上手の印象でした。(ボーズが強調しすぎなのかも)

▼ 今回紹介する製品はこちら!(実勢価格がかなり下がっているので今や最強に満足度の高いサウンドバーです!)

JBL BAR 5.0 MultiBeam サウンドバー Dolby Atmos対応 2021年モデル  JBLBAR50MBBLKJN

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の良いところとイマイチなところ

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の良いところとイマイチなところを先に紹介します。詳しくは後述しますが、時間の無い方はここだけでも読んでいただけるとうれしいです。

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の良いところ

  • トータルでの質感が非常によい!
  • 前面の表示がわかりやすい!
  • HDMI ARC・eARC だけでなくHDMI入力がある!
  • しかも HDMIケーブルも付属!(ラッキー!)
  • Dolby ATMOS に対応!
  • サラウンド感のあるサウンド!
  • 低音に満足!
  • AirPlay2などキャスト機能に対応し便利!
  • 実勢価格が安く最強に満足度が高い!

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」のイマイチなところは以下の通りです。

  • シンプルすぎるリモコン(長押しで行う詳細な調整がわかりにくい)
  • 「ミュージック」などのサウンドモードがない(あると安心なのですが)
  • コンパニオンアプリ(サウンドバー用のアプリ、例えば Bose Music)が存在しない(ファームの更新などでアプリがあるとわかりやすい)

このネガティブポイントについては、リモコンの操作性以外は「安心感」の問題だけで使っていて絶対に必要!というわけではありません。

なお、「ALEXA」「OK Google」など音声アシスタントに直接応答はしません。(ここは購入するまで理解できていませんでした)

要約すると(笑)、不満点がほぼなく「JBL Bar 5.0 MultiBeam」は満足度が非常に高い製品なのです!

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の製品情報

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の仕様などについて確認していきましょう。

【主な仕様】
製品名: Bar 5.0 MultiBeam(バー 5.0 マルチビーム)
タイプ: サウンドバー
カラー: ブラック
Bluetooth: バージョン4.2, SBC
Wi-Fi: デュアルバンド(2.4GHz, 5GHz), IEEE802.11 a/b/g/n/ac
使用ユニット: 48mm x 80mm レーストラック型ウーファー x 5、75㎜径パッシブラジエーター x 4
対応フォーマット: Dolby Audio(Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital), Dolby Atmos, AAC, PCM
出力端子: HDMI (eARC対応) x 1
入力端子: HDMI (Ver.2.0b, HDCP2.3, HDR10+, Dolby Vision, パススルー対応)、光デジタル、Bluetooth, イーサネット
最大出力: 最大250W
周波数特性: 50Hz – 20kHz
サイズ(H x W x D): 61×709×101(mm)
重量: 約2.8kg
付属品: HDMIケーブル(1.2m) X 1、AC電源ケーブル(1.5m) X 1、リモコン(単4電池2本付) X 1、壁掛用取り付け金具 X 1
発売日: 2021年2月5日(金)
価格: オープン価格 ※JBLオンラインストア販売価格39,800円(税込)→ 44,000円に価格が改訂されています。(2022/10/7現在)

HDMIの入力端子は存在しますが、対応しているのは HDMI バージョン 2.0b です。バージョン2.1ではないため、PS5などのHDMI2.1対応機器を「JBL Bar 5.0 MultiBeam」に直接入力する際には制約が発生しそうです。

内部のスピーカー構成としては以下の通り。

  • 本体のフロント部分に センタースピーカー、フロント左右用スピーカーを 3 基並べて搭載
  • 75mmのパッシブラジエーターを上下水平対向にそれぞれ 2 基ずつ合計 4 基配備
  • 両端にビームフォーミングスピーカーを 2 基搭載

ビームフォーミングスピーカーが、MultiBeam™ 技術によって「音のビーム」を放射し、壁に反射させることで実際に左右後方からサラウンドの音声成分を再現することになっています。

左右の壁がサラウンドの再現に不可欠。かつ音を反射させるにはそれなりのパワー(音量)が必要な印象を持ちます。

壁反射の効果を得られるのは限定的とも推測されますが、左右約70xmの両端にスピーカーが付いている為、それなりのサラウンド感が感じられます。

Dolby Atoms に対応し、HDMI入力も持つサウンドバーでは「JBL Bar 5.0 MultiBeam」が最も安い価格なのではないでしょうか!?

対抗馬としてはATMOS対応の SONY 「HT-X8500」。僕はこれも保有していますが TVの音声が聞こえにくいため現在は使っていません

ソニー サウンドバー 2.1ch Dolby Atmos Bluetooth 対応 ホームシアターシステム HT-X8500

価格は今回紹介する「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の方がやすく、TVの音声も聞こえるのでオススメです。

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の実機をチェック!

それでは「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の実機をチェックしていきましょう!

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージ外観上面

箱にそのまま宛先シールが貼られるパターン。

今回はAmazonで購入しました。宛先の伝票シールはパッケージに直接貼られて届きました。ボーズの場合はさらに段ボール箱に入っての到着でしたので、このあたりのユーザー体験には少し差がでます。(多くのサウンドバーがそのままの発送です)

パッケージの上面はあざやかなオレンジが映えます。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージ外観

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージの各種対応規格

DOLBY Atmos、マルチビーム、Bluetooth、Chromecast Built-in、OK Google、Alexa MRM、 AirPlay 2 といった規格系ロゴがならびます。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージの特徴

5チャンネルサウンドバーです。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージの特徴

3D空間サラウンド、JBL Multibeam、パッシブラジエーターなどの特徴の説明

Jbl Bar 5.0 MultiBeam パッケージ内のロケット

パッケージを開けるとさらにロケットの写真が!「ズズズズズズ・・・」という図太い低音が聞こえて来そうです!

セット内容としては↓こちらの通りです。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam 内容物

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」本体の他、説明書、リモコン(単4電池2本付)、AC電源ケーブル(1.5m)、HDMIケーブル、壁掛用取り付け金具です。

HDMIケーブルと壁掛用取り付け金具が付属しているはオトク感があります!(ケーブルだけでも1000円程度しますからね!)

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の付属HDMIケーブル

HDMIケーブルの長さは1.2m。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の付属HDMIケーブル

ケーブルとしては High Speed HDMI Cable with Ethernet のタイプ。ハイスピードHDMIケーブルです。

リモコンは非常にシンプル。そして触り心地が非常によいです。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam のリモコン

リモコンの電源は単4電池2本です。電池も付属しています。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam のリモコン

本体はパッケージから取り出す時に重量感がありました。重量約2.8kgということですが、この重量感に期待が高まります!

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の上面

Jbl Bar 5.0 MultiBeam を上からみたところ。

左右に配置された75mmのパッシブラジエーターのパンチングがデザインの特徴になっている。

上面中央には、ボタンが配置されており、リモコンが無くても基本的な操作が可能です。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の上面操作ボタン

電源、音量、ソース選択(入力選択)のボタンがある。また中央にはサウンドのキャリブレーション用のマイクが配置されている。

操作部中央にはAMC(自動MultiBeamキャリブレーション)による音場測定用のマイクも配置されている。

↓正面から見ると、デザインテイストとしてはボーズのサウンドバーと似ている。(パンチンググリルなので似通うのは当然ですが)

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の正面

↓正面右側には、高精細有機ELディスプレイを採用。流れる文字で入力ソースの状態などを表示してくれる。これが非常に便利で、オススメポイントの一つ。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の正面表示部

↓ 底面両側には、75mmのパッシブラジエーター(下側)が配置されている。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の底面

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の底面ウーハー部

75mmのパッシブラジエーター。

75mmのパッシブラジエーターを上下水平対向に配置することで、不要な振動を打ち消し合いながら、質の高い重低音を創出するという。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の底面のゴム足

四隅にはゴム足があり、振動を吸収する。

↓こちらが背面。中央には端子が集まっています。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の背面

↓ 端子部分左側には、Wi-Fiの設定を簡単にするためのバーコードや各種認証マークなどがプリントされています。Jbl Bar 5.0 MultiBeam の背面の各種ロゴ

↓ 端子部分右側には各種注記文字がプリントされています。Made in CHINA です。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の背面のプリント

↓ こちらが端子部分。左から 電源、イーサネット、光デジタル、メンテナンス用USB端子、HDMI IN、HDMI OUT ARC/eARC の端子です。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の背面の端子部

光デジタル端子については入力選択をTVにした際に有効ですが、HDMI ARCが接続されてる場合にはHDMI ARCが優先されます。(光デジタルはTVからの音声入力としてHDMI ARCと兼用です)

端子部分は、多くのサウンドバーが ↓こちらのように斜めにレイアウトされているのですが、Jbl Bar 5.0 MultiBeam はピシっと真っ直ぐです。

Bose smart Soundbar 300 にHDMIケーブル、電源ケーブルを接続

ボーズの例。左電源コード、右がHDMI端子で斜めに挿入する。

例えば、電源コードを挿しても(当たり前ですが)真っ直ぐに差さります。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam の背面端子にケーブル接続

これはこれで気持ちがいいモノです。

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」のサウンドを個人的に評価!

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」のサウンドをチェックしていきます!

僕は個人的にサウンドバーを複数本買っています。一番高いモノが Bose SOUNDBAR 300 で5万円くらいです。DENON、YAMAHA、BOSE、Creative の1~3万円程度のサウンドバーを使ってみて各種レビューをしています。僕のサウンドバー関連記事はこちらのサウンドバーカテゴリーページにまとめています。

その為、初サウンドバーではありませんし、経験は多いのですが高額なサウンドバーを保有しているわけではありません。

以下の評価・感想は そのような僕が感じた「JBL Bar 5.0 MultiBeam」の印象です。

(DOLBY ATMOSの高さ方向の広がり効果確認については、適切なテストソースが見当たらないため評価対象外とさせていただきます)

まず、電源をオンしてTV番組の音を流した段階で素性のよさを感じました。とにかく広がりあるサウンドです。
TV番組でも声がグッと前に出てくる印象でなかなか良い。低音もキレのよいサウンドだと感じました。

ただし、高域についてはやや丸い印象を受けました。クリア感がやや少ない。
例えば映画「君の名は。」の冒頭のナレーション。上白石萌音さんのモノローグにおいて空気感が弱まる印象です。
(BDディスク→レコーダー→TV→ARC の接続)

この傾向はFire TV Stick → Netflix(スタンダード) → TV → ARC 接続による「ラ・ラ・ランド」での丘の上のダンスシーンでも同様でした。靴の擦れる音、タップ音が弱いのです。
ただし、この「ラ・ラ・ランド」については Dolby Atmos に対応したBD → レコーダー → HDMI IN の再生環境では実にクリアなサウンドになりました!超絶満足!!

この他に Fire TV Stick → アマゾンPrimeビデオ「シン・エヴァンゲリオン劇場版 冒頭12分10秒10コマ」(既に公開終了) → TV → ARC 接続 における 先頭シーンにおけるマシンガンの音、低音の響きもかなり気持ちよく、どんどん音量があがって行きました!(気持ち良いので自分が音量を上げていってしまうのです)

ただし、低音についてはレベル3ではもの足りず、MAXのLV5 の設定がオススメです。

いや、これは買いです。

映画館のようなサウンドを楽しみつつ、通常のTV視聴もうまく音質を高めてくれる存在。素晴らしい!

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」はオススメなのか!?

ここに到達するまでに何度もオススメだ!と書いてしまっていますが・・

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」は本体のみならずリモコン、電源コード含めて質感が高いプロダクトです。全ての触り心地がよい。

サウンドについても上述したとおり非常によい。

ただ、使い方がよくわからない部分も多い。

特にリモコンについてはボタンが少ないのだが、長押しにより設定できる機能が多々ある。つまり機能・設定項目が隠れているのだ。

Jbl Bar 5.0 MultiBeam のリモコン例えば低音の調整。

リモコンのTVボタンを3秒押した後に音量-ボタンを押すと低音の調整モードに入る事ができます。

このように「説明書を見なければ使えない」典型的な商品になっている点は残念。せめてコンパニオンアプリがありスマホから簡単に調整できると助かるのですが・・。

主たる長押し系機能について:

  • リモコン TVボタン3秒押し+音量-ボタン → 低音調整
  • リモコン TVボタン3秒押し+音量+または-ボタン → オーディオシンク・・低音調整との関係は!?
  • リモコン HDMIボタン長押し→ AMC((Automatic MultiBeam™ Calibration)
  • リモコン ミュートボタン3秒押し+音量+ → スマートモード・・今のところ表示されないのですが・・?

このような細かい調整機能は別にすると、シンプルなリモコンと本体の表示との組み合わせで、非常に使いやすいサウンドバーです。

また、「JBL Bar 5.0 MultiBeam」は AirPlay 2 や Chromecast に対応しているので、スマホからの楽曲再生などに非常に便利です。

Wi-Fiを接続したりもするので、てっきりサウンドバーが音声アシスタントに対応している(マイクがついていて音声コマンドをサウンドバーが認識する)かと思いきや、例えば ALEXAから再生コントロールできるデバイスになったりするだけなのですね。このあたりは保有している BOSE SOUNDBAR 300の方が一歩上手です。(その分価格も高いのですが)

「JBL Bar 5.0 MultiBeam」は、これまでに触って来たサウンドバーの中ではトップのおすすめ度。

音質、低音、Dolby ATMOS対応、表示のわかりやすさ、質感の高さなど、この価格なら誰もが満足するサウンドバーだと考えます!

▼ 今回紹介した製品はこちら!

JBL BAR 5.0 MultiBeam サウンドバー Dolby Atmos対応 2021年モデル  JBLBAR50MBBLKJN



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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