The そうじろう です! ボーズ主催の新製品体験会(ブロガー向け)に参加しました。ボーズさんの体験会、説明会は毎度趣向が異なるので面白いのですよねー!いつも楽しみにしています!
今回は、プレス向けの説明会の後に開催されたので、内容については、ほとんどプロの方に書かれてしまっています。
AV watchさん ↓↓
ボーズ初のノイズキャンセル+Bluetoothヘッドフォンは何がスゴい? QC35/30開発の背景
Phile-webさん ↓↓
ボーズ、初のNC+Bluetoothヘッドホン「QC35/QC30」披露。“クワイエット道”に邁進し38年
あー、書くことないなぁ〜。でも僕は、ブロガーらしくまとめますよ!(素人なのでグダグタ、ダラダラで申し訳ありません)
目次
ボーズさんに訪問
ボーズ株式会社の本社は、渋谷のガーデンタワーにあります。渋谷駅からは少し距離があります。この日は、別記事で紹介している「やきとりセンター」に立ち寄った後に訪問しました。坂を登らなければならず、少しハァハァした状態での到着です。
ボーズが入っているフロアは5Fです。サイバーエージェント、CCC、フィールズと・・。
ビル内に入ると、案内板がありました!「ボーズ 製品体験会 2016」です。
この後、エレベーターで5Fに向かい、会場に入りました。
今回の体験会の内容
今回の体験会の主な内容は以下の通りです。
・米国のエンジニア ダン・ゲイジャー氏の講演
・QuietComfort 35 wireless headphones の体験
・SoundSport wireless headphones の体験
・QuietComfort 35 wireless headphones
・QuietControl 30 wireless headphones
・SoundSport wireless headphones
・SoundSport Plus wireless headphones
の4モデルを発表した事を紹介。
続いて騒音のレベルに紹介した後、低周波音の苦情が多いなど実は屋内でも静かな環境を得る事が難しい状況だという話がありました。確かに、僕は家の中でQC25を使っているのですが、QC25を外すと「あー、こんなに周囲では音が鳴っていたのだな」と思います。
ここから流暢な英語で、米国のエンジニア ダン・ゲイジャー氏を紹介します。
ボーズのノイズキャンセリングの歴史を強調
ダン・ゲイジャー氏(以下ダンさん)は、ボーズでのノイズキャンセリングの歴史について語りました。ダンさんが話し、通訳の方が逐次通訳していくというスタイルです。ダンさんは(時間の制約のせいかもしれません)やや早口で残念ながらほとんど聞き取ることができませんでした。
ダンさんは、合気道を習っているそうです。ノイズキャンセリングの仕事の次に情熱を注ぐのは合気道だそうです。(まさかの話の展開に一同驚き)
この「道主 植芝守央」というのは、合気会の道主です。ダンさん、本当はダニエルさんなのですね。Yahoo!知恵袋からの知識によると、参段を受けるのに「二年以上、300日の稽古をした者」という条件があるそうです。少なくとも2年以上は稽古をされているわけです。
ダンさんの話しは、ここがクライマックスでした。
「合気道は、熟練によって技を高めていく。このことは ボーズが38年間やってきた事に通じる。ノイズをいかに抑えるか、制するか。これを合気道ならぬ「クワイエット道」(静寂を求める道)という事ができる。」
「合気道においては、攻撃を仕掛けられるとそのエネルギーを優しく方向を変えて、無力化し中和していく。我々のフィードバッグテクノロジーは、ノイズに対して合気道を使っているとも言える」
ボーズではバランスを重視している。不快感にならないように正しいバランスを求めている。
・低い周波数に対してはアクティブでノイズキャンセレーションを行う
・高い周波数に対してはイヤーカップでパッシブに防ぐ
・そしてそれらを不快感のないようにバランスをとる
低周波のノイズを消すには、そのノイズと同等の力を出さねばならず、そこにトライポートテクノロジーの技術が役に立ったそうです。なるほどなぁ・・。
ボーズ博士は当初、ノイズキャンセリングヘッドホンをコンシューマー向けに販売するのはあまりうまくいかないのでは?と考えていたそうです。
「エンターテイメント向けのインイヤータイプのヘッドホンでは、パッシブな形でのブロッキングすら抑えている。都市の中においては周りの状況がちゃんと聞こえるというのが非常に重要になってくるからです。音楽は周りの音が聞き取れるというレベルで流れてくるということが非常に重要です」ワイヤードでも、今回の新しいワイヤレスのSoundSportでもこの思想は受け継がれている。
ダンさんは、QC3とIEとをいつも持ち歩いて、状況に応じて使い分けていたそうです。これを一つにしたいなぁと思っていたそうです。
「QC35においては、単にQC25にワイヤレス能力を加えればいいというだけではなかった。ヘッドセットの内部構造についても全て再考していく必要があった。長いバッテリー持続時間を実現しなければならなかった。その上で快適さも確保する必要があった。」
「QC30はQCの意味がQuietControlに変わっている」
「QC30は単にノイズリダクションのゲインを変えているだけではない。より複雑な処理をしている」
最後にはダンさんのお気に入りのQC30の使い方が紹介されました。「コンサートに行った時に QC30を使って自分の好みの音量で楽しむことができます」
???
コンサートに行った時に、QC30を装着することで自分好みの音量にできるそうです!マジですか!?ちょっと試してみたいですね〜。
対応コーデックは何か?の質問にボーズが答えた。
質問コーナーでは対応コーデックの質問がありました。ここで、ダンさんは「SBCとApple製品に必要とされるAACに対応している」と回答しました。
今回の製品は、AAC対応ですよ!(古い AE2wでは、コーデックがAACになることはありませんでした)
QC30について
QC30については、体験はできなかったのですが写真撮影はできました。QC30には俄然注目しているため、別記事にてまとめています!
こちらです ↓↓↓
「ボーズ 製品体験会 2016」 に参加!今、最も気になる Bose QuietControl 30 wireless headphones (QC30) の詳細を写真で紹介します。
今一度、スライドの写真を眺めていたのですが・・。
これ、ひょっとしてシルバーモデル!??どう見てシルバーに見えます!
しかし、スクリーン周囲を黒とみなすように写真を調整すると・・・
あ、ブラックモデルでした・・。
QC30もQC20の時のように、ホワイトモデルが出たりしそうですね!楽しみです!
QuietComfort 35を体験!
QC35の体験は、隣の部屋で開催されました。
このケースの中に、QC35が!パカッ。シルバーだ!
このヘッドバンド部の素材変更は嬉しいです。QC25のノーマルタイプは布地だったので、少し汚れなどが心配でした。ヘッドバンドの金属部及び回転部分は耐久性の高いステンレススチールです。
電源は右側側面のボーズロゴ上についています。NFCマーク、各種マイクの穴が空いています。外装はガラス繊維を練り込んだナイロン樹脂だそうです。
三連ボタンとBluetoothのインジケーター、電源のインジケーターです。これも右側に配置されています。
キャリングケースについては、↓このバージョンで出荷されるそうです。ヘッドホンの折りたたみ方の図が省略されたのが残念です。またケース裏目上部にあったループも削除されたようです。(引っ掛けて格納されていた方には残念ですね)
QC35の特徴で説明を受けました。
- 史上最高性能のノイズキャンセリング
- ワイヤレスで一切の妥協なきサウンド
- 進化した音質でよりよい音楽体験を
- パワフルな通話性能
- NFC対応でかんたん接続
- 音声ガイド
- Bose Connect app
- 最大20時間の連続使用
Volume optimized EQによって、音量の大小に関わらずバランスのとれたオーディオ性能を発揮します。=どの音量レベルでもボーズの高音質を実現しています。
バッテリー持続時間としては、ワイヤレスで最大20時間を確保。ワイヤードで最大40時間です。QC25では、単四電池で最大35時間でした。充電時間は2.25時間です。
考えてみると、僕は飛行機の機内エンターテイメントを楽しむのにノイズキャンセリングヘッドホンを使うのですが、その場合にはどうしてもワイヤードになってしまいますね。ワイヤレスになれば、そのままトイレに行けるので便利なのですが。
なお、バッテリーが切れてしまってもワイヤードで音楽を楽しむことができるので安心です!
カラーについては、ブラックとシルバーが用意されています。QC25ではブラックとホワイトでした。僕はQC25のブラックを持っているので、QC35を買うとしたら絶対にシルバーです!
実際にQC35のノイズキャンセル具合を確かめる!
今回の体験では、ボーズのスピーカーを使って「ドッカン!ドッカン!」とすごい音を出している中でノイズキャンセリングの効果を確かめる、という内容でした。
そのような環境の中でも音楽を楽しむことができました。しかし、環境音に迫力がありすぎて無茶苦茶効果がある!という印象になりにくかった点が残念でした。
デモとしては、どちらかというと、いつもの機内ノイズのような音の方が良かったかな?と思いました。
しかし、この性能がワイヤレスで利用できるのは嬉しいですね!
SoundSport wireless headphones を体験!
SoundSport wireless headphones も体験が出来ました!
ケースを開けてみます!ブルーです!
ケースの中には呼びのイヤーチップや充電ケーブルも入っていました。(なのでちょっと窮屈ですね)
ヘッドホン部分には、電源スイッチ、バッテリーインジケーター、Bluetoothインジケーターがついています。
チップは新開発のStayHear+ Sportチップです。チップ名に”Sport"とついているところがスペシャルです。長時間の装着でも快適なフィット感と安定性を両立したということです。
↑上の写真のように並べると、何かかわいい悪魔のような存在に見えてきます!
リモコンは、音量の調整とスタート/ストップのボタンがついています。
リモコンの裏側には、NFCとマイクがついています。
SoundSport wireless headphones は、一回の充電で最大6時間の連続使用が可能です。充電には2時間かかります。とりあえず使いたい!という前には、15分のクイックチャージで1時間の使用が可能です。
ここでも、SoundSport wireless headphones の試聴が出来ました。いい音がなっていたのですが、隣の部屋からのQC35用の環境音が聞こえてきてしまって、ちょっと集中できませんでした。
実は、このSoundSport wireless headphones については、自分用のモノを入手しましたので別の記事にてレビューをしています!
興味のある方は合わせてチェックをお願いします!
↓↓↓
発売されたばかりの Bose SoundSport wireless headphones を開封レビューします!
また、展示だけでしたが、9月発売予定の心拍計機能のついた Bose SoundSport Pulse wireless headphones も展示されていました。下の写真の赤いモデルです。
まとめ
以上、ボーズにて行われた製品体験会のレポートでした。今回は、米国よりダンさんに来ていただき話が聞けたのが良かったです。Xperiaのイベントのように、各設計者(デザイナー、メカ担当、音響担当、ノイキャン・電気担当)さんに来ていただき、それぞれじっくりと話を聞いてみたいですね〜。個人的には、ぶっちゃけトークを期待したいです!
今年後半には、スピーカー製品などのアップデートも期待したいです!
みなさんも 「ボーズのある生活。」(← 僕が言っているだけです)を、まずはヘッドホンから体験してみませんか!?
Bose QuietComfort 35 wireless headphonesBose QuietControl 30 wireless headphones [Black]
Bose SoundSport wireless headphones[Aqua]