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僕の15インチ MacBook Pro early 2013でRAINBOW SIX: SIEGEはできるのか!?

2018年5月28日

RAINBOW SIX: SIEGEというFPS(First Person Shooter)ゲームがあります。 このRAINBOW SIX: SIEGEが僕の15インチ MacBook Pro early 2013 で動くのか?プレイできるのか?を確認してみました。ゲーミングPCといえば15万円程度からのイメージですが、GPUを搭載した約5年前のMacBook Pro(BootCampにてWindows7駆動)でRAINBOW SIX: SIEGEをプレイできるのか!?は非常に興味深いところです。

結論としては「プレイできる。」なのですが、解像度は低く、動きはやや"つっかかり"気味。GPUフル駆動の為か、本体は熱くなり、ファンは全力で回転します。僕は全くの初心者であるためか、このような状態でもかな〜り楽しめています。さらに低いスペックのPCだとプレイは難しいかもしれませんが、シージ の初心者であれば MacBook Pro 15inch early 2013 でも十分楽しめるのではないかと考えます。(わざわざ中古で購入してまで使うべき機材ではないです)

ゲームマシンとしてのスムーズさや解像度でいえば、PS4の方が上です。ただ、もし手元に同じようにBootCampに対応したMacBook Proを持っていて、「今更だけどRAINBOW SIX: SIEGEを始めて見ようかな」と思っている方(=初心者レベル)であれば「トライしてみる価値は十分ある」と考えます。

ゲームに慣れている方だと、この解像度、フレームレートではプレイできない!という感覚かもしれません。

RAINBOW SIX: SIEGE とは

RAINBOW SIX: SIEGE(シージ)は、FPSゲームです。敵と戦うゲームです。子ども達がハマってPS4で勉強もせずにずーっとプレイしているのをみて興味があったのと、ゲーミングPCって本当に必要なのだろうか?という疑問もあり今回ブログレビュー用にプレイしてみることにしました。

シージ にはいくつかのエディションがあり、価格に幅があります。PC版の場合にはスターターエディションという 1,944円の安いエディションがあります。僕の場合には、PC確認用、レビュー用の位置付けでしたので、このスターターエディションで十分です。機能的には通常版と変わらず、違いは「オペレーターをアンロックするのに必要な時間」が長いところです。

この「オペレーター」という言葉と「アンロック」という言葉からして初心者には難しいのですが、時間(ポイント?)で新しいキャラクター(オペレーター)を使える(アンロック)ようになるシステムだと理解しています。

2,000円弱の価格で、約20日間15時間以上プレイしています。かなり楽しめるゲームなので、買って損はないと思います。

(約20年前に初代プレステでバイオハザードをプレイしました。それに近い感覚です!)

しかも、僕のような初心者はなかなか上達しません。チュートリアル的なステージである「シチュエーション」だけで十分楽しめます。この「シチュエーション」では、ある状況下で課題をクリアしていきます。ネットで仲間と組んでグループを作る必要がないので、僕のようなドンくさいおっさんでも楽しくプレイできます。逆にこの一人でプレイできるのだけで十分で、知らない人とプレイはちょっとやりたくないなぁ、と思っています。

最低動作環境をチェックする

他のサイトでは推奨環境に対して「このPCがオススメ!」というスタイルを取っているようですが、今回は MacBook Pro 15inch early 2013 でも楽しめるのか?という確認であるため、最低動作環境からチェックしていきます。

シージ 最低動作環境(抜粋)

Operating System: 64-bit operating system required / Windows® 7, Windows® 8.1, Windows® 10
Processor: Intel Core i3 560 @ 3.3_GHz or AMD Phenom II X4 945 @ 3.0 GHz
RAM: 6 GB
Video Card: NVIDIA® GeForce® GTX 460 / AMD Radeon HD 5870 (DirectX-11 compliant with 1 GB of VRAM) - See supported List*
Hard Disk: 30 GB

15-inch MacBook Pro early 2013 基本スペック

MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013) - 技術仕様は、Appleのサポートページで確認可能です。

シージ の最低動作環境を満たしているのかをチェックしていきます。

BOOTCAMPで 64ビットのWindows7を入れています。・・・OSはOK

プロセッサ 2.7GHzクアッドコア
Intel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.7GHz)、6MB共有三次キャッシュ・・・CPUはOK

メモリ 16GB 1,600MHz DDR3Lオンボードメモリ ・・・メモリはOK

ストレージ 512GB・・・(OK・・・あとで問題が起きます)

グラフィックスおよびビデオ
Intel HD Graphics 4000
NVIDIA GeForce GT 650M、1GB GDDR5メモリ、グラフィックス自動切替機能・・・???

グラフィックスについては重要なので、スペックを比較してみます。(数値の意味は今ひとつよくわかっていません)

GTX 460 1GB GDDR5(最低動作環境)とNVIDIA GeForce GT 650Mの比較

NVIDIA GeForce GTX 460 1GB GDDR5 NVIDIA GeForce GT 650M
CUDAプロセッサーコア 336 384
グラフィッククロック(MHz) 675 MHz 不明
プロセッサークロック(MHz) 1350 MHz Up to 900 MHz
テクスチャフィルレート (billion/sec) 37.8 27.2

某ページでは、NVIDIA GeForce GT 650Mのグラフィックススコアは"1510"、一方 NVIDIA® GeForce® GTX 460のスコアは "2560"。

どうやら 15インチのMacBook Pro early 2013 のグラフィック性能では 数値的にかなり足りないと思われます。

MacBook Pro 15-inch early 2013 に RAINBOW SIX: SIEGEをインストールする

スペック的には最低動作条件は満たせていないようですが、シージ をMacBook Proにインストールします。

RAINBOW SIX: SIEGE スターターエディション購入 1,944円

シージ のスターターエディションの価格は、税込 1,944円。ダウンロードしてインストールします。

容量に空きがない。RAINBOW SIX: SIEGE インストールに62GB程度必要!

ダウンロードした「RAINBOW SIX: SIEGE」をインストールする時に気づいたのは、MacBook のブートキャンプ領域の空きが圧倒的に足りないことだった。

表示された容量は、63546MB。約62GBだ!

メモしておらず不正確なのだが、この時点でのBootcamp空き容量は確か50GB。MacOSメインで、Windowsはほとんど使っていなかったのだが、ゲームのインストールにこれほどの容量が必要だとは・・。

パーティションの切り直しは行いたくないし、大切なデータの移動なのでフリーソフトではなく有償のツールを使ってBootcamp領域を拡張することにしました。

使ったツールは、Paragon CampTune です。何とか無事にBOOTCAMP 領域にインストール容量を確保しました。

 

インストールするとイロイロエラーが出た。

「D3DCOMPILER_43.dll」が見つからないというエラーが発生。

これは、知恵袋さんにお知恵を拝借し、DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ をインストールして解決。

一旦インストール完了したが、グラフィックカードのドライバーの更新が必要というメッセージが表示された。内容としては「警告:非対応のグラフィックドライバを使用中です。パフォーマンス最適化のためにドライバをアップデートしてください。」です。

Windows UPDATE でNVIDEAのドライバーを更新してもメッセージが消えませんでした。

 

 

ここでも知恵袋先生のお知恵を拝借し、GEFORCE GAME READY DRIVER をNVIDIAのページからダウンロードしインストールすることで解決しました。

1280x720で何とか動作する

解像度 1280x720で何とか動作は出来ました。この解像度以上になると、動きがガクガクしてしまってプレイに支障が出そうです。

解像度は1280x720で、なんとか動作するレベル。

 

いわゆるHD解像度ですが、GPU がフル回転しているせいでしょう、MacBookの底面は熱く、ファンは常時大きな音を立てて回転し続けます。

なるほど、ゲーミングPCで動作させなければならないワケですね。

だが解像度が低すぎる!

1280x720の解像度でプレイは出来て、楽しめるワケですが、困るのは文字が読めなくなることです。

起動時に表示される注意の文字。結構ディテールが失われている。

プレイ中に画面下に表示される、道具のキー割り当ての可読性が低く、どのボタンを押せば良いのかがわからなくなります。

これは"G"なのですが、見た目では"D"かな?と思えます。

この辺りは慣れでカバーできます。

解像度が低いことで、敵がうまく見えないケースもありそうです。ですが、僕の場合には大きな問題にはなっていません。

初心者が困った RAINBOW SIX: SIEGE。

ここからは、初心者の僕が感じた RAINBOW SIX: SIEGE の困ったところを紹介します。

操作方法がわからない。

考えてみると、操作方法がわからなかった。その説明すら見つけられない。

設定でわかるかと思いきや、これはコントローラーの設定・・。

このサイトさんを参考にしました。

公式で説明ってないのでしょうか・・。

実はマウスとマウスパッドが必要だった!マウスで全然違う!

MacBook Pro にはタッチパッドがあるので、「それで操作ができるだろう」と考えていました。

武器の変え方もよくわからなかったし、銃の打ち方も「随分難しいなぁ・・」と思っていたのですが、マウスが必要だったのですね!

手持ちのマウスを探してきて操作していたのですが、どうも照準があいません。

「こ、これはゲーミングマウスとやらが必要なのでは!?」と気づき、すぐにマウスとマウスパッドを購入しました。

購入したのは「ロジクール G402」。せっかくなので同じロジクールの「マウスバッド」も一緒に購入しました。

エントリーモデルのマウスを購入しました。高いマウスの良さがよくわからなかった為です。

ボタンでDPI の変更が可能。

僕の場合には、このモデルで十分でした。(エントリーというか、型が古いのかと思います)

買っておいてよかったー!と感じたのはマウスパッドです。裏側はズレない加工がしており、表面は適度な滑りの良さのマウスパッドです。

ゲーム用のマウスパッドは購入をオススメします。

使用環境によって感覚は違うかもしれませんが、僕はワイヤレスのゲーミングマウスが欲しいなぁと思いました。

そもそもゲームがムッチャ難しい!

初心者はチュートリアルという位置付けでもある「シチュエーション」をクリアする必要があります。

これが、ムッチャ難しい。条件(目標達成)はともかく、僕が各シチュエーションをクリアしてきた目安時間を紹介します。時間はプレイ時間の累計です。

01 近接線の基本
02 郊外での人質回収 2時間18分
03 重要ターゲット
04 機内での強襲
05 コールド・ゼロ  9時間50分
06 人質の保護 11時間
07 セルの排除 15時間
08 情報不十分  18時間
09 臨機応変な防備 19時間
10 強固な要塞 実施中!

ノーマルのレベルでプレイしているため、何度も繰り返していると敵の配置や動きがある程度頭に入ってきます。工夫しながら戦ってクリアしていくのが楽しいです。

何度もやられていると、ゲーム側が優しくなってくるような気もします。

最後に

とにかく、15-inch の MacBook Pro early 2013 で解像度は低いものの、動作してプレイも楽しめることがわかりました。

おじさん的には、わずか2,000円のゲームでこれだけ遊んでもらったら、もう元を取って十分満たされた気持ちになっています。

これ以上やってもゲームはうまくならないでしょうし、人生の時間も限られているので、あまり時間はかけられません。

といいつつ、あぁ、ゲーミングPCが欲しいなぁ・・・と思っています。画像の加工や動画の編集も早い筈だし!(と理由をつけて・・)

僕のレベルなら安いモデルでも十分かな?と思っています。

例えば、DELLの15インチ エントリーゲーミングノートPCの【20%オフ!】お得なクーポン適用で 87,984円! Dell G3 15インチ 3579でどの程度動作するのか確かめてみたい・・。
第8世代インテル® Core™ i5-8300H プロセッサー搭載、NVIDIA® GeForce® GTX 1050 4GB GDDR5 なのでシージいけるかな・・。気になるなぁ・・。

New Dell G3 15 3579(2018年4月24日発売)



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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