長年愛用しているパナソニック製FAX電話機のコードレス子機のバッテリー(電池パック)を純正ではなく、いわゆる互換電池パックに交換しました。
今回交換したのはパナソニックの電池パックKX-FAN52の互換品であるELPA製 「コードレス電話 子機用バッテリー 大容量 TSA-123」。
純正品よりも大容量で価格も安いことによるチョイスです!
▼今回紹介する商品はこちら!
目次
今さらながら子機用バッテリー(電池パック)を交換した経緯
我が家のFAXは 「パナソニック おたっくすKX-PW506S」 という製品(詳細な型番としては子機2台タイプのKX-PW506DW)です。KX-PW506シリーズは2006年10月発売であり、少なくとも15年は使用している計算になります。
最近、KX-PW506Sの本体の液晶画面に何も表示されなくなりました。(うっすらとは表示されているのかも・・)
15年前の電話機をいまさら修理という選択肢はなさそうなため「買い替えか!固定電話廃止か!」の二択の状況でした。
以下の使用頻度の理由から新しい電話機に買い替えるのももったいない。
- FAXの利用がほとんどない事(必要ならコンビニでFAXしてもよい)
- 電話があまりかかってこない事
しかし、いまだにスマホなどが苦手な親戚などからの電話がかかってくる可能性もあり固定回線の廃止も躊躇されます。
そこで子機のみで運用することを考えました。
この KX-PW506S には2台のコードレス子機が付属していました。携帯電話の普及により、ほとんど電話がかかってこない状況に変わってきた事、子機のバッテリーが持たなくなってきていたことから以前から押し入れにしまっていた状態でした。
この2台の子機のうち1台を復活させるべく、使えなくなっていた電池パックを交換することにしました!
説明書には電池パックについて以下の記載がありました。数分持たなくなったら電池パックは交換です。
電池パックは消耗品です。6 時間充電しても通話数分後に電池残量表示が点滅したら、
新しいものと交換してください。
コードレス子機用交換用電池パック選び
前述した理由により、15年以上前に購入したコードレス子機を復活させるための交換用電池パックを選ぶことになりました。
子機の型番は Panasonic KX-FKN524-S です。
ちなみにこのコードレス子機の使用時間は以下の通り。
使用時間
連続通話時間 約5時間
連続待ち受け時間 約150時間
*6時間充電した状態で、使用環境温度が20℃のとき
子機だけで結構おしゃべりできるものなのですね!
コードレス電話子機自体もアマゾンなどで入手も可能です。(中古です)
購入すべき電池パックの型番については、電池カバーをあけるとプリントされています。
子機 KX-FKN524-S の場合には「KX-FAN52」が対応する電池パックです。
パナソニック純正 コードレス子機用電池パック KX-FAN52
第一候補は、もちろん純正の電池パック KX-FAN52 です。現在でも入手可能なアクセサリーです。
パナソニック純正 コードレス子機用電池パック KX-FAN52 1,980 円(税込)
定格 2.4V 830mAh
ニッケル水素充電池
対応本体品番
KX-FKN514-W/KX-FKN522/KX-FKN523-S/KX-FKN524-S/VE-SV03DL-R/VE-SV03DL-S/VE-SV03DL-W/KX-FKN513-S/KX-FKN525/VE-GP51DL-S/VE-GP51DW-S/KX-PW506D/KX-PW506DL/KX-PW506DW/KX-PW606DW/KX-PW606DL-W/KX-PW616D-W
当然ですが、装着予定のコードレス子機に対応しています。
アマゾンでも購入可能ですが、マーケットプレイスでの出品(=アマゾンが直接販売していない)なので少し心配・・という方はパナソニック公式のストアで購入すると安心です。(パナソニックの公式ストアは2,000円以上で送料無料)
パナソニック純正品の電池パックなので安心ですが、価格が高いように感じます。
(今どきのリチウムイオンバッテリーよりも安いのですが・・)
パナソニック純正 充電式ニッケル水素電池 BK-T405
調べていくと、KX-FAN52とは別に、KX-FAN52同等品とされている「充電式ニッケル水素電池 BK-T405」が販売されていました!(互換品の購入後に知りました)
電圧 2.4V 電池容量 min830mAh。パッケージ上は高容量とされていますが、
どうやらこの「BK-T405」でもOKのようです。純正の安心感があります。
KX-FAN52 互換バッテリーはどう?
価格を抑えたい場合には、パナソニック以外のメーカーが販売している互換電池パックから選択することになります。
注意ポイント
説明書には以下の通り記載されています。
危険(死亡または重症などを負う危険が切迫して生じることが想定される事項)
禁止
指定の電池パック以外は使用しない。
液漏れ・発熱・破裂の原因となります。
つまり公式には互換電池バックの使用は"禁止"事項となっています。それだけリスクがあるということです。
この記事では、使うことのできた事実のある互換バッテリーを紹介はしますが、安全性を担保するものではありません。
互換製品の使用については、リスクを認識した上で、ご自身の判断していただきたくよろしくお願いいたします。
アマゾンで KX-FAN52 を検索すると多数の互換製品が表示されます。
電源系の商品は火災などにつながる恐れがあるため、やはり慎重に選択するべきです。
今回僕がチョイスしたのは、照明器具やテーブルタップのメーカーとして馴染みのあった ELPA(朝日電器株式会社)製にしました。
ELPA(朝日電器株式会社)は大阪に本社のある企業で、従業員数が 284名。
上場はしていないものの、2021年10月期の売上高は 21,510百万円(215億円)という規模なので安心感があります。
実は、これまでにも ELPA の TSB-123(旧製品)を使用し、特にトラブルがなかったのも今回ELPAを選択した理由の一つです。
このELPAが現在販売している KX-FAN52 互換の電池パックが TSA-123 と TSC-123 の2種類です。
どちらもAmazonにて純正品の半額相当の 900円以下の価格で購入が可能です!
ELPA TSA-123 は、900mAh と純正比 1.08倍の容量で通話時間増しが期待できます。
ELPA TSC-123は、純正の容量が 830mAh であるのに対し 600mAh と非常に少ないため、通話時間減が想定されます。(単純計算で 72%程度になります)
TSA-123とTSC-123とで価格もほぼ変わらないため、高容量タイプの ELPA TSA-123 (充電が必要)を購入しました!
ELPA TSA-123 は以下の特徴・仕様です。
ELPA TSA-123 について
選ぶなら通話時間が延びる大容量充電池!
製品の特徴
●すぐに使える充電済
●自己放電を抑制
●安全装置内蔵
製品の仕様(スペック)
■2.4V 900mAh
■ニッケル水素充電池
■適合機種
・パナソニック:KX-FAN52
・NTT:電池パック-096 同等品
実際に装着してみると純正品かのようにぴったり。(当たり前ですが・・)
僕が購入した TSA-123は充電されていませんでした。一定時間経過しないと使えません。
時間が経過し充電が完了すると元気な姿に!
しっかり充電することで 着信・発信・通話が可能になりました。
これで KX-PW506DW の コードレス子機 KX-FKN524-S が復活し、ファックス本体の液晶画面が見えなくても電話が使えるようになりました!
購入するならば、価格メリットを優先しつつ信頼できそうなメーカーの互換製品を選ぶか、安全を考えてパナソニックの純正品を選択するとよいでしょう!
ELPAもすでに何年も互換電池パックを販売しているはずで、大きな事故の報告もないため特段問題はなさそうです。
*購入の際には、使っているコードレス子機・電話機に適合している電池パックかを必ず確認してください。
▼ 今回購入し、紹介した商品(容量が純正品より多く、価格が安い)
ELPA エルパ 子機用 大容量長持ち充電池 TSA-123
▼ パナソニック純正 KX-FAN52(パナソニック製なので安心。購入の際は対応の型番かご確認を)
Amazonで純正品を購入する際には、出品者をご確認ください。
Panasonic デジタルコードレス・ファックス用 コードレス子機用電池パック KX-FAN55
↓ 純正品はパナソニック直営ストアで購入すると安心です。
(購入の際は対応の型番かご確認を)
パナソニック コードレス子機用充電池 KX-FAN52
▼ パナソニックが販売しているKX-FAN52同等品(パナソニック製なので安心。購入の際は対応の型番かご確認を)
パナソニック 充電式ニッケル水素電池(コードレス電話) BK-T405