携帯型サラウンドシステム「XPUMP」を紹介します。XPUMPは非常に小さく、軽いデバイスで、バッテリーを内蔵し電源につながなくても約7時間の利用が可能です。ヨドバシカメラやビックカメラのゲーミングPCコーナーにも展示されていたので大変気になっていたのですが、今回、メーカーさんにPR用として実機を提供していただきました。XPUMPのスペックや特徴を織り交ぜながら、XPUMPを使ってみての感想・気づいたことなどをガンガン紹介していきます!!
目次
ムッチャ小さくて軽い!
XPUMPのやや難解な(笑)パッケージを開けると現れるXPUMP本体!これがムッチャ小さくて軽いのです!感覚的には超太い中指一本分というイメージです。
重量は35g と非常に軽量で「中身入っているのかな・・?」と心配になってしまうレベル。
このサイズ、重さならケーブルと合わせて付属のポーチに入れて持ち運んでも、全く苦になりません。(ここ大切です)
ケーブルも付属!追加購入不要のオールインワンパッケージ。
XPUMPのパッケージ内容としては、XPUMP本体、3.5mmケーブル、USBケーブル、ポーチ、説明書 でした。
USBのケーブルは使い勝手を考えてのL字コネクターが採用され、ケーブルを接続していてもデザインを壊さずスリムなイメージがキープされます!
3.5mmのオーディオケーブルも付属されており金メッキ仕様です。
Amazonで販売されている商品では、なんと3.5mmオーディオケーブルがもう一本付属しています。価格も安いので執筆時点ではAmazonでの購入がオススメです。
特にケーブルなどを追加購入する必要がなく、手持ちの機材にXPUMPを接続すれば使えるオールインパッケージです。
使ってびっくり、確かにサラウンドだ!!!
早速XPUMPを使ってみましょう。
iPadとヘッドホンの間にXPUMPを接続し、電源オン!さらに丸いボタンを押してサラウンド効果を最強にします。
映画を再生してみると・・・。「ムッチャ、サラウンドやん!!」
iPadに直結して使った場合と比較すると、明確に音の響が異なります!ありきたりな言葉で表現しますが、「映画館みたい!!」な音の響き、低音感になるのです。
これは癖になります!
例えばちょっとした空き時間にファミレスでタブレットにヘッドホンで映画を見る場合に、その場が映画感になるのです。
Oculus Go などのVR機材とヘッドホンとの間に XPUMP をかませても絶対に音の空間感が変わってきます。
出力先は、ヘッドホンだけでなくスピーカーでもOKです。その際には、側面のスイッチで変更します。
XPUMP経由でのスピーカー出力でも映画館のような音の響きが再現されました。
XPUMPを追加するだけで、ミニマル構成でのバーチャルサラウンドスピーカーシステムが誕生します。
USB接続では、ドライバーインストール不要!
XPUMPは、USB接続でも使えます。
PCとの接続では、Windows 10 も Mac OS とでもUSB接続するだけでサウンドデバイスとして認識され、すぐに使うことができました。
拍子抜けするほどの簡単さです。
ゲームとの相性が抜群!
ゲームサウンド自体も映画に近い存在ではあるので、XPUMPとの相性の良さは想像がつきます。
日頃からPS4でゲームざんまいの高校生の息子がXPUMPを一時間程度使ってみた感想です。
「これスゴイよ、足音がムッチャ聞こえる!まだ環境に慣れていないけど、もう少ししたら位置もよくわかるようになると思う!」
彼は PS4 のFPSゲームである、レインボー・シックス・シージ (R6S)をプレイしています。
メーカーが言っている通り、FPSゲームに効果があるようです。僕もR6Sで試したのですが、自分が銃を撃った時の音が最高でした!(気持ちいい!)
なるほど、ヨドバシカメラやビックカメラのゲーミングPCコーナーにXPUMPが展示されているわけですね。
PS4ではUSB接続でマイクも使える!
PS4との接続は、当初コントローラーのアナログ端子にXPUMP、ヘッドセットを接続していました。
この接続だと、音は聞こえるのですが、マイクの音が入力されずボイスチャットができないのです。
ひょっとして・・と思ってPS4とXPUMPをUSB接続してみると、マイクも認識されボイスチャットもできるようになりました!
変換ケーブルの購入が必要かな?と思っていたところでしたので、試してみてよかったぁ・・。
XPUMP最高じゃん!
XPUMP使ってみての感想まとめ
XPUMPで最も効果を感じたのは、映画とゲーム。低音、爆破音、空気感が映画館のように響いた音になる。これは驚き!
音楽では、ライブ音源での会場の響きが臨場感に溢れる表現に変わり、また、EDMなどの作り込まれた低音が鳴り響きます。
このような響きについては、単純なイコライザーで調整できるものではなく、適切なフィルターをかけなければ実現できないはずです。
XPUMPの存在価値は、このサイズでのバーチャルサラウンドを実現することです。
XPUMPのアマゾンでの評価の高さも頷けます。
ゲームでの臨場感増しや、カフェやファミレス、会社での昼休み、はたまた電車の中での映像視聴が、このサイズ・軽さでサラウンド視聴できるようになる、と考えるとXPUMPは非常に価値あるデバイスですね!