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AUKEY メカニカルキーボード KM-G9。青軸の心地よいクリックがやみつきに!

2018年2月8日

AUKEY メカニカルキーボード KM-G9 を紹介します。ゲーミングキーボード用スイッチとして人気のCHERRY社製MXスイッチ 青軸 を研究して開発したというOutem製オリジナル軸を採用している点がポイントです。

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メカニカルキーボードとしてはCHERRY社製MXスイッチを採用した製品が代表的ですが、いざ購入しようと思うと結構価格が高いのです。例えばCHERRY社製MXスイッチを採用しているダイアテック社のMajestouchシリーズは、1万円以上の価格帯です。

今回紹介する AUKEY メカニカルキーボード KM-G9 は、3,000円代で青軸のキータッチ・入力感が楽しめるコスパに優れたキーボードです!

青軸ってなんやねん?

AUKEY メカニカルキーボード KM-G9 の説明には"青軸"というワードが出てきます。

立派な87青軸キーボード配列で、キーの軸に人間工学に基づいたCherry MXメカニカルキースイッチ「青軸」を研究・改良を施したオリジナル軸を搭載しており、スイッチ感とキーを押せる速さ・楽しさによりタイピング時の指への負担を軽減します。そして、メカニカルキーボード特有の軽快な打鍵音に楽しみます。

*ブレスリリースより引用

CHERRY社製MXスイッチには、いくつかの種類があり、その種類を軸の色で区別できるようになっています。

"青軸"はスイッチがオンする時に「カチッ」と音がし、クリック感のあるタイプです。CHERRY社製MXスイッチには、この青軸の他に "茶軸"、クリック感なしの"赤軸"、"黒軸"がラインナップされています。CHERRY社製MXスイッチについてはMajestouchシリーズを販売しているダイアテック社のサイトが詳しいです。

今回紹介する AUKEY KM-G9 で使われているキースイッチは、「Cherry MXメカニカルキースイッチ「青軸」を研究・改良を施したオリジナル軸」であって CHERRY社製MXスイッチ ではない のです。この点については理解した上で購入していただきたい。

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今時の言葉で言うと「ジェネリックMXスイッチ」とでも表現するのでしょうか。(改良が施されているそうなので、正確にはジェネリックを超えた存在であるわけですが)

AUKEY KM-G9 は、CHERRY社製MXスイッチそのものではないものの、メカニカルキーボードを楽しむには十分な仕上がりだと考えます。

AUKEY メカニカルキーボード KM-G9 概要

製品仕様は、以下の通りです。

キーの数:87
動作電圧:DC 5V 200mA
インターフェース:USB
接続方式:有線
ケーブル長さ:1.5m
スイッチ型:青軸(クリック音)
キーの寿命(約):5000万回
互換性:Windows10,Windows 8,Windows 7,Mac OS X,Windows XP, Windows VISTA
サイズ:355 x 122 x 37mm
重量(約):830g

USBインーフェースで、無線式では有りません。(商品説明に"ゲーミング"という言葉が出ることからも無線式でない点は納得できますね)

また、テンキーのないタイプで、バックライト機能も搭載されていません。

ここでは明確に書かれてはいませんが、英語配列のキーボードです。日本で発売されているPCに付属している標準的なキーボードとはキーの配置が異なりますので注意が必要です。

AUKEY KM-G9 の特徴をいくつかピックアップしておきます。

87キー防衝突技術
本製品は87キータイプ、アンチゴースト機能搭載され、Nキーロールオーバー対応、複数キーを同時に押しても、正しく迅速に認識され、より早く、より確実なキー入力が可能です。快適なゲームプレイを実現します!

Nキーロールオーバー、アンチゴースト機能により複数のキーを同時に押しても正確にPCへ情報を伝えます。(USB接続の場合には規格の制約により同時押しはMax 6キーのようです)

マルチメディアキー機能搭載

キーボードの上部にあるファンクションキー(F1~F12)の下側に、再生/停止・消音・ボリュームコントロールと言った、「Fn」キーと組み合わせて、操作を素早く行うためのマルチメディアキーを装備しています。

防水機能付き
キーボートの底面は3つ排水口が設計し、うっかりカップを転倒でも安心です。キートップでキーを取り出すことに清掃がとても便利です。

キーボードにコーヒーなどをこぼしてしまう場合がありますが、しっかりと拭き取って乾かせば大丈夫なようです。(安心ですね!)

AUKEY KM-G9 パッケージ

AUKEY KM-G9 の外箱は、AUKEYらしいシンプルなデザインです。

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↓ 外箱を開けると、袋に包まれた AUKEY KM-G9 が現れます。

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内容物としては、キーボード本体、説明書、保証カード(TECHKEYステッカー)、さらに写真では解り難いのですがキートップ引き抜き工具も付属しています。

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説明書は、多言語対応で、日本語にも対応しています。ファンクションキーの機能説明などが掲載されています。

↓ こちらが付属のキートップ引き抜き工具です。簡易的なキープラーですが十分使えます。

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このキートップ引き抜き工具があれば、キーボードの掃除やキートップの交換時に便利です。

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AUKEY KM-G9 のキートップを抜く際には、結構力が必要です。キートップ引き抜き工具は掃除等のメンテナンスに必須のアイテムです。

AUKEY KM-G9 本体をチェック

AUKEY KM-G9 本体をチェックしていきます。

↓ 全体のサイズ感としては、15インチのMacBook Proの横幅とほぼ同じ。テンキーが無い分コンパクトなのがいいですね。

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↓ 横から見ると階段状の段差になったキーの並びを確認できます。

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↓USBケーブルはキーボード中央から出ています。ケーブルの長さは 1.5m あります。デスクトップPCの裏に接続しても十分余裕のあるケーブル長です。

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USBコネクターの形状はジオン公国軍を想起させるような(?)独特なデザインです。

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↓ AUKEY KM-G9 は 英語配列のキーボードです。エンターキー(リターンキー)が細いところが特徴的です。この写真右側のINSキー、HOMEキーなどの表面を注目していただきたい。

キートップ中央にうっすらと縦筋が見えます。ここだけに注目してしまうと、「なんだよ、仕上がりいまいちだな!」と感じてしまいますが、指先にひっかかると言うこともありませんし、光をあててじっくり眺めて初めて気づくレベルですので問題ないと思います。

キートップを外して裏側をチェックしてみると外側はブラックの樹脂なのに内側の上部と軸部分がホワイトなのです。推測なのですが・・この二色整形の影響により縦筋が発生しているのではないかと考えます。

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何故二色成型なのか?と考えていたら、↓このようにバックライトによって刻印が発光するためなのですね。(iPhoneで光を当ててみました)

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と、いってもAUKEY KM-G9はバックライト非搭載モデルなので、単にパーツの共通化のために透過式のキートップなのでしょう。

↓ キートップを外すと"青軸"のスイッチが見えます。スイッチがスケルトンなところがイイですね。(細やかな金属片の動きも確認することが出来ます)

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スイッチには "OUTEMU"と読むことができる刻印が施されています。インターネット検索してみましたがメーカーサイトは見つけられませんでした。

+の軸の横に [ ] 形状の壁があります。この壁はCHERRY社製MXスイッチにはありません。この壁によってキートップとの密着度が上がり、抜けにくく、がたつきも少なくなる設計になっていると推測します。

この [+] の形状から推測すると、キートップを外す場合にはまっすぐ上に引き抜かないと [ ] 部分にダメージを与えてしまう(曲がったり、割れたり)可能性がありそうです。注意しましょう!

↓ スペースキーのキートップを外してみました。左右にスペースキーをサポートする部材があり、長いスペースキーであっても最小限のグラつきに抑えられています。

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スペースキーをよく見てみると、下の写真のように歯型のような跡がありました。使用感に影響するわけではありませんが価格を考えると仕方がないところでしょうか。

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↓カーソルキーの上に、AUKEYのロゴが入っています。Caps LockとScroll LockのLEDインジケーターは、クールなイメージのブルーです。

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キーボードの裏面の4箇所にはズレ防止の為にラバーが貼られています。また、手前側の中央と左右にはコーヒーなどをかけてしまった時のための水抜き穴が設けられています。

↓ 角度調整の為のチルトスタンドもしっかりとしています。チルトスタンドの先端にもラバーが取り付けられており、スタンドを立てても滑りにくくなるように配慮されています。

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実際にキーを叩いてみると、メカニカルな独特のクリック音、キータッチがムチャクチャ気持ちいい!のです。

↓ 動画を撮ってみました。(マイクの音量が大きすぎたかも・・) 動画の後半では、キートップなしでのスイッチ音との比較もしてみました。(強めに押しています)

職場で使う場合には近隣の方の音に対する許容度によるかと思います。

青軸の場合には、一人部屋などでの利用がよいでしょう。

AUKEY KM-G9 はコスパが高く楽しめるメカニカルキーボード

AUKEY KM-G9 は、1,000円程度のメンブレンキーボードとは全く異なる存在のキーボードです。1万円程度のキーボードに近いキータッチが、3,000円台で楽しめます。

青軸の「カチリ」とした確実な入力感は独特の魅力です。

アマゾンで「キーボード 青軸 87」を検索すると、今回紹介した AUKEY KM-G9 以外にも安いキーボードの存在が確認できます。じゃあ、どこのキーポードを選ぶの?という場合にはブランドの知名度=安心感 と、保証期間がポイントでしょう。

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AUKEYのブランド認知度もかなり上がって来ていますし、AUKEYなら 2年保証 です!

最近では、AUKEY の LC-C5 Graphiteワイヤレス充電器 が、iFデザインアワードを受賞したというニュースもありました。今後 AUKEY はどんどんメジャーになって行くのだろうなぁ、と痛感したニュースでした。(LC-C5 Graphiteワイヤレス充電器は、2018年6月に発売予定)

そんな AUKEY から発売された メカニカルキーボード AUKEY KM-G9 は、結構コスパのよいキーボードです!

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  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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