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ダリ展@国立新美術館 に行ってきました!初日から結構混雑していました!

2016年9月15日

9月14日から国立新美術館で開催されている「ダリ展」に行ってきました!「ダリ展」の混雑状況、チケット割引情報、金券ショップ状況、会場情報、グッズ、音声ガイド、鑑賞ポイントについてお伝えしていきます!「ダリ展」は、結構見ごたえたっぷりな展覧会でした。ダリさんすごい人でしたね!

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ダリ展 開催概要(休館日に注意)

ダリ展は京都市美術館で、7月1日〜9月4日まで開催されていました。そこから東京会場である国立新美術館に巡回してきました。10年ぶりの大規模回顧展です!

ダリ展は休館日があるので注意してください!

【東京展概要】

会期:2016年9月14日(水)~12月12日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:午前10時~午後6時 毎週金曜日は午後8時まで
※ただし、10月21日(金)、10月22日(土)は午後10時まで
(入場は閉館の30分前まで)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
展覧会に関するお問い合わせ: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

観覧料(税込、当日(前売/団体)):

一般 1,600円(1,400円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 800円(600円)

*中学生以下は無料です!

アクセス:

東京メトロ千代田線 乃木坂駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営地下鉄大江戸線 六本木駅7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線 六本木駅4a出口から徒歩約5分

ダリ展のチケット割引情報及び金券ショップ情報

ダリ展のチケットには、100円〜200円引きになる割引制度があります。条件に該当するようであれば活用しましょう!

会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。

国立美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を団体料金でご覧いただけます。

*出典:国立新美術館HP

展覧会は既にスタートしているので、前売り券は売っていません。

ダリ展のチケットを安く入手するならば金券ショップが頼りになります。

国立新美術館の最寄り駅の一つである六本木駅の近くには大黒屋 六本木店があります。

六本木から行く場合には、チェックした方がいいです。場所は 4a 出口から信号を渡って、東京ミッドタウン方面に少し行ったところです。目印は「カラオケ館」です!

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有効期限が会期終了(〜12/12)までのチケットと、短い(〜10/31)期短チケットがあります。もちろん有効期間が短いチケットの方が安いです。

僕は、会場に行く途中で購入しましたので、有効期間の短いチケットを購入しました。(当日使いますからね)価格は、1380円です!→ 12/8 に在庫を確認したところ、品切れ中でした。会期終了まで入荷は無いと思われます!

この大黒屋 六本木店は、いろいろとチケットを扱っています。同じ国立新美術館で開催している「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」は、1,350円。サントリー美術館で開催している「鈴木其一」は1,100円。森美術館で開催している「宇宙と芸術展」は1,200円(安い!)。「ルーヴル No.9」 は、1,700円 です。この他、会期終了間近な「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」は 500円です。「忍者ってナンジャ」も 980円です。

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森美術館に行くならば、東京シティビューとスカイデッキも入れる券が 1,600円です。スカイデッキは是非行ってもらいたいです!

日比谷線 六本木駅から国立新美術館までの行き方!

日比谷線 六本木駅から国立新美術館まで歩きましたので、行き方を写真で紹介したいと思います。4a 出口を出た後は、所々迷わないように国立新美術館の看板が立っているので迷わないでしょう!

改札内で出迎えてくれたのは、「ダリ姉ちゃん」。東京展のダリ展応援団である高畑光希さんです。

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ダリ展の応援団には、他に「さまぁ〜ず」、「石丸幹二」さん、「はいだしょうこ」さん、「竹中直人」さんが参加されています!

改札を出たら、出口 4a で地上へ出ます。

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階段を上ると、「国立新美術館こちら」の看板があります。530mなので近いですね。

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この交差点を渡ると、チケットショップの大黒屋さんがあります。安くチケットをゲットするのであれば信号を渡って大黒屋さんに寄って行きましょう。

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道を進んでいくと、都営大江戸線の六本木駅を通過します。さらに東京ミッドタウンも通過します。

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大きめの交差点に出たら要注意です。ここではガソリンスタンドの”出光”を目印にしましょう。”出光”が見えたら左折です。

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しっかりと案内板でもサポートしてくれているので、間違う事はないと思います。

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道を進みます。

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もう少しで国立新美術館に到着です。

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着きました!

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ダリ展の会場は、企画展示室 1Eです!

国立新美術館は複数の展示を行っていますので、迷子になりがちです。ダリ展は、企画展示室 1E で開催されています。入口を入って奥の方です。

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くどいですが、1E です。この入口の近くにもロッカーがありますが、数が少ないので、案内の方に空いているロッカーを紹介してもらってもいいかもしれません。

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さあ、ダリ展に入場しますよ!

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ダリ展会場内は写真撮影できません。音声ガイドは竹中直人!借りた方がいいです。

ダリ展では、写真撮影ができません。最後の記念撮影コーナーでは撮影可能です。先にこの記念撮影コーナーを紹介しちゃいます。

写真撮影可能な、「メイ・ウエストの部屋」

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「メイ・ウェストの部屋」ダリ劇場美術館の一室を再現しているそうです。

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奥に、絵画のように入口が見えるのがいいですね。

斜めになった鏡を通して見るようです。(Theそうじろう本人が写り込んでいるのですが、加工して見えなくしています)

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ダリ劇場美術館での実際の展示室では、鏡ではなく、階段を登り、縮小光学系でのぞき込むそうです。

この撮影スポット、鏡を通して見るため「誰か写してください!」というわけにもいかず微妙な空気が流れていました。折角なので楽しく記念撮影しましょう!

ダリ展の音声ガイドは竹中直人さんです!借りた方が楽しめます。

ダリ展の音声ガイドのナビゲーターは竹中直人さんです。収録時間は、約35分。制作はアコースティガイド・ジャパンです。

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音声ガイドの料金は、550円でした。

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ガイドトラック数は22です。その他に音楽のみのトラックが一つあります。(イサーク・アルベニス「グラナダ」)

ナビゲーターが竹中直人さんなので、音声の品質はいいです。またガイド内容も展示説明に記載されていない事も語られます。

お笑い要素も若干入っているようでしたが、それほど笑えません。ウケる人にはウケるのかもしれませんが・・。

僕はダリ初心者でしたので、音声ガイドのおかげでかなり理解できたと思います。

ダリ展の音声ガイドは借りる価値があります

音声ガイドは入場して後に、コーナーがあります。そこで支払いをして借ります。

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ダリ展のポイント

ダリ展は年代を追って展示されています。ダリさんって若い頃から無茶苦茶絵を描いていたんだなぁ・・とか、当たり前の事実に衝撃を受けたりしました。また、ダリさんは幅広い活動をやっていたのだなぁと感心しちゃったり。非常に勉強になりましたし、ダリさんの事をかなり理解できたと思います!

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ダリ展の会場は全8ゾーンで構成されています。

1:初期作品(1904〜1922)
2:モダニズムの探求(1922〜1929)
3:シュールレアリスム時代(1929〜1938)
4:ミューズとしてのガラ
5:アメリカへの亡命(1939〜1948)
6:ダリ的世界の拡張
7:原子力時代の芸術(1945〜1950s)
8:ポルト・リガトへの帰還-晩年の作品(1960s〜1980s)

個人的には、「ダリ的世界拡張」での挿絵関連と「原子力時代の芸術」が好きです。

作品まで少し距離あり!単眼鏡等を持っていくのをお勧めします。

作品によっても違うのですが、ダリ展ではガードがあり作品にあまり近づけません。90cm程度は離れていると思います。

ダリの作品は細かい描写、模様も多いため、もっと近寄って見たい!という衝動に駆られます。

ここはやはり、単眼鏡などのスコープを持っていくのがお勧めです。(というか、必須だと思いました)

4倍の単眼鏡でも、あるのと無いのとでは大違いです。このような単眼鏡を購入してからダリ展を見に行った方がいいと思います!

ダリ展では、結構単眼鏡をのぞいている方を見かけました。

僕が使っている単眼鏡は↓これです。ちょっと価格が高いのですが見え方はいいですよ。


鉛筆は係りの方に借ります。

メモ用の鉛筆は入場口付近にも用意されていませんでした。係りの方に聞いたら、係りの方から借りるシステムだそうです。

鉛筆が必要な方は、係りの方へ声をかけましょう。

返却は出口の回収箱に返却します。

所用時間は、90分目安。(僕の場合の実績)

見方にもよるのですが、音声ガイドを聞きながら見て回って、だいたい90分です。途中映像がいくつかありますが、「アンダルシアの犬」(ルイス・ブニュエル監督 15分49秒)、「白い恐怖」(アルフレッド・ヒッチコック監督 一部のみ)だけを鑑賞しています。他にもいくつか映像がありますので、すべてを見るのであればもっともっと時間が必要です。

映像については、大抵の方は始めの方にある「アンダルシアの犬」はしっかり見て、その後は段々と「まぁ、いいか」という感覚になっていくと思います。

初日の混雑状況は、思ったより人がいました!

ルノワール展は、初日にかなりゆったりと観られたので「ダリ展」も空いているのかな?と思いましたが、かなり人が多かったですね。絵の前に列が一列繋がっているイメージです。(途中隙間あり)

2列目からであれば見られますが、展示物が少し遠いですし、比較的小さい絵も多いのでなかなか見辛いです。ダリ展では最前列+単眼鏡でゆっくりと見ていくのがいいとは思います。

ダリ展では幅広い年齢層の方が来場されていました。どちらかといえば若いカップルが多かった印象です。ダリはかなり人気があるのですね!

土日になるともっと人が多くなるのではないか?と思います。

ダリ展のグッズ販売について

グッズについては、入場しなくても購入できるとの事です。

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最も高価だと思われる商品が、1967年の版画なのでしょうか?二つ種類がありました。

  • カサノバソムリエの愛 162,000
  • ニーナの夜食 140,400

それぞれ 版上サイン入り 390部限定のようです。ちょっと欲しかったな・・。

ダリ展のポストカードは税込 150円

個人的には、直輸入のフィギュアが非常に気になりました。

続いて↓ダリの時計モチーフの置き時計なんて、ちょっと欲しいわ!

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唇モチーフのクッションやアンチストレスもいいですね!

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B2ポスターも種類が多く、一枚程度買ってもいいと思いました。(買いませんでしたが)

何よりも注目は、新通貨 1ダリで一回できるガチャでしょう。300円を払うと会場に設置された手作り風のガチャを回せます。回すと卵型のカプセルが出てきます。

300円払うと1ダリ札がもらえます。このお札を渡してガチャをするのか?と思いきや「そのお札は差し上げます」との事。1ダリの意味ねぇ〜!と思いつつガチャを回します。ポロン。出てきましたよ〜。

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卵型カプセルを開けてみます。中にはステッカーとピンバッチが!daliten_027

ピンバッチは、時計です!!これは当たりだな!(と自分で決める)

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↓ 裏面は、しっかりとピンバッチになっていますよ!

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まとめ:

ダリ展は幅広い年齢層で楽しめる展覧会です。展覧会を通して、ダリ自体の活躍の幅ひろさ、特徴などがわかってきます。ファンだけでなく、僕のようなダリ初心者にも楽しめる展覧会です。

竹中直人さんの音声ガイドはオススメです。どうせなら借りて欲しいと思います。

ダリ展では意外な事に映像展示が多いのですが、無理せず興味のあるモノだけをポイントを絞ってみるようにしましょう。個人的には、ヒッチコックの映画は部分だけなので短いですし、ダリ的世界が広がっていますので見逃さないで欲しいなと思います。

ダリ展は、グッズ販売、記念撮影コーナーを含めて、トータルで楽しめる展覧会です!

会期も12月12日までの三ヶ月間です。ぜひダリ展に足を運んでみましょう!

美術関連雑誌も軒並みダリ特集です

サルバドール・ダリ

SPECIAL PHOTO
二階堂ふみ×ガラ&サルバドール・ダリ
NAM=ビジュアル・アートワーク&インスタレーション

PART 1 WORK
シュルレアリスムの世界をキーワードで読む
ダリ作品の本当の意味を知っていますか?
村松和明=解説

ダリとガラの奇妙な関係 せおかなこ=マンガ

PART 2 LIFE
ダリの数奇な生涯

ガラ&サルバドール─二人で築いた同志愛の軌跡 村松和明=解説
コラム:ダリのマルチな活動

論考1「アメリカにおけるモダンアートとマスカルチャー
─サルバドール・ダリの場合(1939年)」
ロバート・S・ルーバー=文

PART 3 INFLUENCE
横尾忠則に聞く
日本人がダリ好きな理由とは?
成相肇=聞き手

1930年代 ダリ・ブームの真相
対談:山田諭×大谷省吾

論考2「ダリと精神分析」 松本卓也=文

ついつい、「二階堂ダリ」とか言いたくなるわけですが・・(笑)
横尾忠則が出てくるあたりがいいですね。

↓芸術新潮は、作品が1ページに大きく載っている印象でした。



  • この記事を書いた人

The そうじろう

モノ系ブロガー。2014年から「モノ好き。ブログ」を運営。製品レビュー歴は10年を超えます。長年とあるメーカーに勤務し製品設計・開発に従事してきた経験を活かし、独自の視点でその製品の良さ紹介しています。

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