園子温監督作品「ひそひそ星」を観た。とても良かった!あなたにも劇場で観て欲しい!

園子温監督作品 「ひそひそ星」を観に行った。監督でチョイスして映画を観に行ったのは久しぶり。いや、そうではなかった・・・細田守監督チョイスで子どもと「バケモノの子」を観て以来か・・。それを除けば「監督があのヒトだから観に行く」のは、「森田芳光」「相米慎二」「岡本喜八」とかでしたかね・・。あぁ、昔ほど映画観てないなぁ・・。

なぜか残っている「シナリオ」No.449 1985年12月号。藤谷美和子さん、綺麗だなぁ・・。しかし、30年以上前の本か・・。僕生まれていたっけ?(←生まれています)

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そんな僕が、新宿で「ひそひそ星」を観てきました!園子温監督は、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」で知ったのです。無茶苦茶面白かったし、女優の奥さんを出演させて◯◯◯・・・というのが猛烈な印象です。何より、申し訳ないのですが夏帆さんが好きなので、毎回楽しく見させてもらいました。

映画よりも先に、ワタリウム美術館で開催している「園子温展「ひそひそ星」」の方が気になっていたのですが・・(協賛が・・・って、エスパーつながりですかね。あ、コラボ商品もあるのですね・・)展覧会はまだ行っていなくて、先に映画を見ておきたかったのです。(今度行きます!)

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場所は、新宿シネマカリテ!

新宿のシネマカリテというシアターで上映をしています。上映は6月10日まで!最終日の最終回には監督、奥さんの舞台挨拶あり!行きたい!

新宿シネマカリテは、新宿駅中央東口からすぐです。

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劇場は地下にあります。

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シネマカリテ内では、いろいろと展示されています。映画を見た後にゆっくりと見た方がいいかな?(写真は後ほど)

何よりも、等身大の有村架純さんが待っていてくれます。ぜひ、ツーショットを撮りましょう!「夏美のホタル」の舞台挨拶もあります!(6月10日)

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入口にチケット売り場があるので、そこでチケットを購入してください。猛烈な人気作品であれば事前にオンライン購入するしかありませんが、空席がありそうであれば、劇場でクーポンを見せて300円引きで購入した方がいいです。(クーポンはこちら

800円で鑑賞できる株主優待券(割引券)もあるようなので、時間があれば金券ショップで購入するのもいいでしょう。

驚きの客席構成!

この劇場のスクリーン1は、スクリーンが中央にないという変態的な設計です。

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スクリーン1は、97席(96席+車イス1席)、 スクリーン2 は、79席(78席+車イス1席)と、かなり狭目の劇場です。

チケット購入時に、「この点線が目の高さ、左右の中央」というように、図で説明してもらえます。ついつい”ど真ん中”を狙ってしまって、ガラガラだったのですがD-10に人がいるのを知りつつ、隣のD-11を選択してしまいました。ちょっと着席時に気まずかったけど・・ま、いいか。

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・場内の座席は、パリオペラ座やベルサイユ宮殿などでも使われているフランス・キネット社の椅子を使用。ゆったりとご鑑賞できます。

ということで、赤の座席が素敵ではあります。

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スクリンーンに向かって左側にかなり席があります。せっかくなので、スクリーンの真ん中から鑑賞したいですね。

↓ D-11からの眺めです。席は列毎に0.5席分シフトしているので前の人の頭が邪魔になりにくい配慮がされています。

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画面は結構小さいですが、それなりです。このスクリーン高さがもう少し欲しいかな・・。

上映開始前に、「映写機が低いため、上映中に席を立つ場合には背を低くして移動してください」というようなアナウンスがあります。アナウンスも放送ではなく、係員さんが前に出てお話ししてくれるパターンです。(いい味出しています!)

上映開始直後に入場して来た人がいて、思いっきり影を作っていたのが印象的でした(笑)。

「ひそひそ星」の感想など(良かったシーンなど列挙しております。ネタバレといえばネタバレです)

映画のレビューなどは、ちょっとできないので、思った事、感じた事などをつらつらと書きます。

上映が始まってから僕の心の中の叫びは、「うわぁー、やべえよ、やべえ映画見ちゃってるよぉ〜!」(繰り返し)というものでした。これ、ちょっと意味がわかりにくいかもしれませんが、普通の映画じゃないな という空気を感じたのです。

途中眠くならなかったか?というと、4回程度眠くなりました。「スゥ」と眠りに入ろうとすると「ガシャ!」というようなサウンドが響いて目が覚める・・というのを何度か繰り返しました。これは、「退屈だ」「つまんね」という事ではなく、宇宙船の音が眠気を誘うのです。

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ひそひそ星 ドイツ版ポスター。カッコイイです。

「惑星ソラリス」「2001年宇宙の旅」、そして「ブレードランナー」などを彷彿させつつ、(見た事ないけど)「団地妻シリーズ」を勝手に彷彿してしまったり・・。(そういえば日活って出てたし・・・)

ムッチャキレイな映画です。全編 抜け目ないカット。

全カットが美しすぎました。構図、レンズ、モノクロのコントラスト、最高です。本当に見ていて美しい画面でしたなぁ。一部カラーではあるのですが。

チャチに見えてもいいので、全編カラー版も見てみたいなあ。新しい発見がありそう。

ムッチャ静かな映画です。音の鳴るモノを持ち込まないように注意しましょう。

映画全体が、ひそひそしているので食べ物などを食べるのは難しいです。僕の場合、お腹の音がなってしまって、ちょっと恥ずかしかった。

劇場の自販機で購入した炭酸のペットボトルを開けるのにも勇気がいるほどです。

で、あまりにも静かなシーンが多い中、低音でガタガタいっていると思ったら電車の音だったりもします。線路が近いですからね・・。(昔の三ノ宮の映画館を思い出しますな)

ドクターマーチンのブーツが欲しくなった。

鈴木洋子が履いているのが、ホーキンスのブーツ。パンク御用達の一品である。Laughin’ Noseのチャーミーが履いていて、僕も買ったけ・・・。新宿のスタジオアルタのロボットで買いました。これが、足に合わなくて・・アキレス腱のあたりに皮が当たって痛かったなぁ・・。

気づいたら、奥さんが捨てていましたので、手元にないのです・・・。

映画を見ながら、ホール数ばかり数えていました。11穴に見えたけど、10ホールかな。僕も空き缶を挟んで歩きたい。

鈴木洋子がいい!

見ているとどんどん、鈴木洋子が好きになって来ますね。やはり女優さんとして、魅力的なのですね。

大好きなのは、雑巾掛けをするシーン(スカートがいい!)、タバコを吸うシーン(宅配便屋さんのように、なぜかボア付きのジャンパー!)、電池をボロボロと落とすシーン。

一番好きなのは、自転車に乗っているシーンですね!枝で「ガリガリガリー」って・・!最高!

タバコ屋さんのシーンもすごくいいです。おばあちゃん、むちゃくちゃ素敵だし、「サイン」が通じないおばあちゃんへ鈴木洋子がささやく「 ハ ン コ 」が素敵すぎます!このおばあちゃん役が森康子さんですね。

きかい6・7・マーM の声を聞き続けたい!

きかい6・7・マーM の声、散々聞かされましたね。あいつ喋りすぎ。(ついつい「あいつ」とか言いたくなります)まー、かわいい声だと思います。

銀河系ひとつ、鞄ひとつ、太陽12個。地球ひとつ、配達郵便物81個。ぼくひとつ、鈴木洋子ひとつ……。

↑ これ、ずーっと聞いていてもいいや。と思うほどラブ。特に「ぼくひとつ」というのがいいですね!この声が 池田優斗さん なのかな?

洋服屋さんの夫婦がスゴかった

強烈だったのは、洋服屋さんでした。鏡に「ヌッ」と映るシーン、演技が最高です。棒読みの演技をそのまま使う事で、非現実感を強く感じました。(どっちがロボットやねん!という気もしますね)

(出演された、おばあちゃん、おじいちゃん。もし、このブログを読んでも、決して非難しているわけではありません!すごく印象に残って、良かったのです!いやな気持ちにならなければいいのですが・・)

↓ 予告編では、ベースが白でなく黄味を帯びていますが、実際には白黒に見えました。

結論:結局、何だったのかは、よくわからない。でも、映画館に行って自身で体感した方が絶対にいい。

はっきりとしたストーリーは、よくわからないです。ただ、ただ、感じるモノがあります。正解はないのかも知れません。解釈は、観た人それぞれに委ねられています。

園子温監督自身の「忘れたくない昭和の味」「福島の記憶」を未来に届けるためのフィルムなのかも知れません。

コンセント、扇風機、オープンリールのテープレコーダーとそのスイッチ、タバコ、家族4人の食卓、ハンコ、単三電池、空き缶を挟んで歩いた帰り道、枝を持ってこいだ自転車・・・そしてガレキの町。

映画館で観た方が絶対にいいです!

映画が終わった後の、あの雰囲気・・・。「何も言えねぇー!」(by 北島康介)という感じでした。

劇場での『ひそひそ星』公開記念展覧会 を紹介

劇場入口付近では、スケッチ、設計図などを展示しています。

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もう少し詳しく見てみましょう。↓宇宙船「レンタルナンバーZ」のデザイン図。かっこいい!

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↓ 消音機のデザイン案。

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ん?

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↓ 宇宙船セットイメージパース。あぁ、本物のセットがみたい!上のエアコンみたいなのが好きです。

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宇宙船コクピット〜。

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タバコ屋の〜!

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バッテリーボックス案です。腰にあってボロボロ出す方がいいですね!

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他に、↓このような展示もありました。「記憶のデリバリー宇宙船「レンタルナンバーZ」が果てしなく旅する広大な宇宙空間に本作のタイトルが照らし出されるオリジナルディスプレイ」

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↓ 本物の衣装だそうです!ボックスが黄色だった・・・ってことに驚き。モノクロじゃ色がわからないのですよね〜。そういえば、園子温展のチラシなどでも、この黄色が入っていますね。

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背面には「SUZUKI」の文字が入っているそうです。写真撮りたかったなぁ・・・。ツナギと帽子だけで、残念ながら足元にはブーツはありませんでした。

是非劇場で観てもらいたい作品です!

やくしまるえつこ の「ロンリープラネット」を聴くと「ひそひそ星」を連想してしまう。(追記)

今日、たまたま 「やくしまるえつこ」さんの「ロンリープラネット」という曲を聴きました。”RADIO ONSEN EUTOPIA”というアルバムに入っているの曲です。このアルバムがまぁ、全曲すごいいいのです。

そのアルバムの最後に、「ロンリープラネット」が入っているのですが、「ひそひそ星」を観た方は是非一度聴いてみて欲しいです。「やくしまるえつこ」さん自体が、ちょっとひそひそ感のある歌い方ではありますが。

いやー、なんだかいいですよ。大好き。ひそひそ星を彷彿してしまうのは僕だけでしょうか。

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